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RGGスタジオ新作『STRANGER THAN HEAVEN』開発秘話:『龍が如く』とは異なる“新境地”に挑む

Game development process, Video game interview - RGGスタジオ新作『STRANGER THAN HEAVEN』開発秘話:『龍が如く』とは異なる“新境地”に挑む

セガの人気タイトル「龍が如く」シリーズで知られるRGGスタジオが、完全新作アクションRPG『STRANGER THAN HEAVEN』(ストレンジャー・ザン・ヘブン)を2027年1月15日に全プラットフォームで発売することを発表しました。初回からXbox Game Pass(XGP)にも対応予定という本作は、その詳細が徐々に明らかになるにつれて、ゲームファンの間で大きな注目を集めています。

先日、上海で開催された試遊イベントにて、中国のメディア「触楽」がRGGスタジオの首席プロデューサーである阪本寛之氏にインタビューを実施。本作と「龍が如く」シリーズとの関係性、壮大なクロスジェネレーション(多時代)の物語、斬新な音楽収集要素、そして独自の戦闘システムの根底にある開発思想について語られました。今回は、このインタビューの内容を基に、『STRANGER THAN HEAVEN』の魅力と開発陣の情熱を日本の読者の皆様にお届けします。

RGGスタジオが放つ新作『STRANGER THAN HEAVEN』とは?

『STRANGER THAN HEAVEN』は、日米ハーフの主人公「大東真一(だいとう しんいち)」の波乱に満ちた一生を主軸に、東城会がどのようにして創設されたのかという、シリーズファンにはたまらない物語を描きます。PVではすでに、五つの時代をまたぐ壮大なストーリーフレームと、主軸となる音楽経営要素が公開されており、そのスケールの大きさに期待が高まります。

『龍が如く』とは一線を画す完全新作IP

プロデューサーの阪本氏は、『STRANGER THAN HEAVEN』を「完全に新しいIPとして開発・制作している」と強調しています。戦闘システムは「龍が如く」シリーズとは全く異なる独自の「左右分体式戦闘メカニズム」を採用し、今後のサブクエストもシリーズとは無関係のものが多数登場するとのことです。発表後、一部のプレイヤーからは馴染みのあるキャラクターの登場を期待する声もあったようですが、本作はあくまで独立した作品として位置づけられています。

阪本氏は、「ゼロから制作をスタートしており、日本極道組織の独立した物語を語ることを意識している」と語り、「龍が如く」シリーズ未経験の新規プレイヤーもスムーズに楽しめる一方、既存ファンにも新鮮な体験を提供したいとの意向を示しました。

東城会創設秘話と主人公「大東真一」の半生

物語のテーマは「東城会はいかにして作られたか」。PVでも描かれているように、主人公の大東真一は日米ハーフとして自身の居場所を求め日本へと渡り、その過程で多くの仲間と出会い、極道組織「東城会」を築き上げていくことになります。本作では、極道文化や暴力といった要素を真摯に表現し、それらが主人公の人生と密接に絡み合う形で描かれるとのことです。

革新的なゲームシステムと壮大な物語体験

本作は、主人公の一生を描くにあたり、50年にも及ぶ長い時間軸と、5つの異なる時代、都市が舞台となります。それぞれの都市は異なるコンセプトで細部にまでこだわって作られており、その広大な探索エリアはRGGスタジオのこれまでの作品の中でも屈指のボリュームになる見込みです。

時代と共に進化する戦闘と世界

主人公や登場人物たちの見た目、そして戦闘能力は、物語の進行とともに時間と共に変化していくことが明言されています。武器や戦闘スタイルも時代によって進化し、各キャラクターの性格や都市ごとのユニークな遊び方も移り変わっていくとのこと。プレイヤーは、各時代をシームレスに体験し、主人公の人生の変遷を肌で感じることが推奨されており、時代変化後のサブクエスト収集要素については、二周目プレイでの実装も検討されているようです。

戦闘システムは、試遊段階では難易度が高く感じられるかもしれませんが、製品版では丁寧なチュートリアルが用意され、プレイヤーの成長を促す設計になっているそうです。拳、様々な武器、そして武器強化システムなど、自分好みのスタイルを見つけることができるでしょう。長期間にわたる物語を単調にさせないため、時代ごとに深みのある戦闘体験が提供され、操作の習熟と共にスムーズなプレイを楽しめるよう工夫されています。

音楽が紡ぐ「異境」の物語

『STRANGER THAN HEAVEN』には、非常にユニークな「音楽人生」システムが搭載されています。主人公は「プロデューサー」として、街中の様々な音を収集し、専門家に編曲や演奏を依頼して多くの楽曲を生み出し、中には販売できるものもあるとのこと。このアイデアは、RGGスタジオの音楽担当スタッフの意見も参考にしつつ、「純粋に面白いから」という発想から生まれたそうです。

音楽は本作のメインストーリーにおいて非常に重要な要素となることが示唆されており、単なるBGMに留まらず、物語の演出にも深く関わってくるようです。詳細はまだ秘密が多いですが、今後の情報公開に期待が集まります。

開発秘話に迫る!プロデューサー阪本寛之氏の想い

本作のタイトルである「STRANGER THAN HEAVEN」には、どのような意味が込められているのでしょうか。

タイトルの深淵とキャスティングの舞台裏

阪本氏によると、RGGスタジオ代表の横山昌義氏が、ジム・ジャームッシュ監督の1984年の名作『Stranger Than Paradise』(邦題:『ストレンジャー・ザン・パラダイス』)に感銘を受けたことがきっかけだそうです。この映画の「居場所を探す」というテーマが、『STRANGER THAN HEAVEN』の「自分の居場所、帰属できる国や場所を探す一人の人間」というテーマに合致し、作品名として選ばれました。「天堂(天国)よりも奇妙なもの」という言葉は、人にも場所にも適用でき、多義的なニュアンスを含んでいます。これは、タイトルの意味が明確な「龍が如く」シリーズとは異なる、新しいアプローチを象徴しているとのことです。

キャスティングについても、まず物語の大筋があり、その中心となるストーリーに合わせて配役が行われました。外見や雰囲気の合致に加え、ストーリー上歌唱力が求められる場面があるため、歌と演技の両方を兼ね備えたアーティストが起用されているそうです。すでに公開されている情報には多くの著名な歌手や俳優が名を連ねており、彼らとのコラボレーションも本作の大きな魅力となるでしょう。

まとめ

RGGスタジオの新たな挑戦となる『STRANGER THAN HEAVEN』は、『龍が如く』シリーズで培われた物語性とキャラクター表現を継承しつつも、全く新しい視点とシステムでプレイヤーに深い体験を提供しようとしています。東城会の誕生秘話というファン垂涎のテーマから、50年にわたる壮大な人生ドラマ、そして革新的な戦闘・音楽システムに至るまで、その全貌は計り知れません。

2027年1月15日の発売、そしてXGPへの初回対応と、その展開も注目されます。今後の続報に期待しつつ、RGGスタジオが描く「異境」の物語に酔いしれる日を心待ちにしましょう。

元記事: chuapp

Photo by Jaroslav Nymburský on Pexels

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