先日、ブラジル出張中の中国人男性が、武装強盗に襲われ銃撃されるという衝撃的な事件が発生しました。危機一髪の状況で彼の命を救ったのは、なんと持っていたノートPCでした。弾丸がノートPCに命中し、奇跡的に貫通を免れたことで、男性は九死に一生を得たのです。海外での強盗被害は後を絶ちませんが、デジタルデバイスが思わぬ形で人命を救うという、映画のような出来事の全貌をお伝えします。
ブラジルでの衝撃的な強盗事件、銃弾がノートPCに
事件は10月1日夜、ブラジルのサンパウロで起きました。中国人の劉(リュウ)さん(仮名)は、ガソリンスタンドの脇道で車を待っていたところ、黒い乗用車が彼のそばに停車しました。車から降りてきたのは、黒い覆面をつけ、手に拳銃を持った強盗犯でした。強盗は猛然と劉さんに向かってきて、持っていたカバンとスーツケースを奪おうとしました。
劉さんは咄嗟にカバンを抱え、逃げ出しました。カバンの中にはパスポート、財布、重要な書類、そして仕事用のノートPCが入っていたためです。その瞬間、強盗犯は劉さんに向かって発砲しました。その後、付近のガソリンスタンドの従業員が警察に通報し、事なきを得ました。
「五年間使い込んだノートPC」が命を救う
警察での事情聴取を終えた劉さんは、タクシーで空港へ向かい、セキュリティチェックを受けている最中、驚くべき事実に気づきました。長年愛用してきたノートPCに、弾丸の痕跡があったのです。彼の背負っていたカバンには弾痕があり、弾丸はカバンを貫通し、ノートPCに命中していました。
幸運なことに、弾丸はノートPCの金属製の構造と内部に搭載されていた鉄製の携帯電話スタンドに阻まれ、すべての衝撃を吸収。完全に貫通することなく、劉さんの身体まで到達するのを防いでくれたのです。この奇跡的な出来事により、劉さんは命を救われました。
劉さんは事件後、ブラジル警察に「荷物を取り戻せる可能性はどれくらいか」と尋ねたところ、「非常に低い」との回答だったそうです。最終的に、奪われたノートPCを含め、彼の損害額は1万~2万元(日本円で約20万円~40万円)に上るとのことでした。
まとめ:海外渡航時の防犯意識とテクノロジーの予期せぬ役割
今回のブラジルでの強盗事件は、海外渡航時に予期せぬ危険に遭遇する可能性を示唆しています。特に治安が不安定な地域では、常に周囲への警戒を怠らず、貴重品の管理や移動手段の選択に細心の注意を払うことが重要です。
一方で、この事件は、日常的に使用しているテクノロジー製品が、思わぬ形で私たちの命を守る盾になり得ることを教えてくれました。もちろん、今回のケースは極めて稀な幸運に恵まれた結果であり、ノートPCの防弾性能を保証するものではありません。しかし、日々の生活に欠かせないデジタルデバイスが、このような形で人命を守る一助となったことは、非常に象徴的な出来事と言えるでしょう。海外へ渡航する際は、より一層の防犯意識を持つとともに、万が一の事態に備えることの重要性を改めて認識させられるニュースです。
元記事: gamersky
Photo by Anna Tarazevich on Pexels












