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『羊蹄山之魂』で魅惑の北海道仮想旅行!ゲーム写真と旅の思い出

Mount Yotei, game landscape - 『羊蹄山之魂』で魅惑の北海道仮想旅行!ゲーム写真と旅の思い出

中国メディア「触乐」のライターが贈る、ゲームと現実が交錯するユニークな体験記をご紹介します。最新作『羊蹄山之魂』の美しい世界を気ままに探索し、スクリーンショットを撮る日々に没頭する中で、現実の北海道で偶然にもその象徴である羊蹄山と出会った筆者。ゲーム内の写真撮影の奥深さや、他プレイヤーとのスキルの差に悩む一方で、リアルな旅の記憶とゲーム体験がどのようにリンクしていくのか。バーチャルとリアルの境界を超えた感動を、日本の読者に向けてお伝えします。

『羊蹄山之魂』の世界を逍遥する日々

最近、筆者は新作ゲーム『羊蹄山之魂』に没頭しています。特に目標を定めず、ただ気の向くままに広大なフィールドを散策しているため、ゲームの進捗は非常にゆっくりです。しかし、それがかえって心地よく、一晩があっという間に過ぎていきます。

本作は前作『Ghost of Tsushima(対馬の魂)』と同様、絵画的で写実的なアートスタイルが特徴です。モデリングはさらに精緻になりつつも、大胆な色彩のブロック、コントラスト、光と影の表現を駆使することで、視覚的に圧倒される美しさを生み出しています。この効果的かつ効率的な表現手法は、開発チームのセンスを感じさせます。

筆者も『対馬の魂』をプレイしたときと同じように、『羊蹄山之魂』では常に立ち止まっては歩き、心惹かれる風景や「写真映え」するアングルを見つけると、すぐにスクリーンショットを撮って保存しています。これらをSNSに投稿することは稀ですが、人は美しい景色を前にすると、ついシャッターを切ってしまうものです。

しかし、ゲーム内での撮影スキルはなかなか上達しないのが悩みです。同じ場所を訪れても、他のプレイヤーははるかに優れたアングル、ポーズ、光の捉え方で感動的な写真を撮っています。特に、ゲームが提供するフォトモードが詳細で自由度が高いほど、その腕の差は歴然とします。その原因は、筆者自身の美的センスの不足と、多くのパラメーターを細かく調整する手間を惜しむことにあるようです。やはり、数秒で撮ったスクリーンショットは、数十分かけて作り込まれたプロの作品には及びません。

ゲーム写真学のすすめ

同僚の「ゲーム写真学」を専門とする梅林粉杖(ばいりんふんじょう)氏は、ゲーム写真と現実の撮影テクニックには共通点が多いと語ります。ゲームごとのフォトモード機能を熟知することはもちろん重要ですが、何よりも「多撮」、つまり数多く撮り続けることが上達への近道だそうです。さらにレベルアップするには、天性の才能と美的感覚が求められます。筆者は現在、この「多撮」の段階にあると感じており、『羊蹄山之魂』を通じて少しでも美的センスを磨ければと願っています。

幸い、優れた写真を撮り、それを共有したがるプレイヤーはたくさんいます。筆者の最近のSNSでの楽しみは、日々投稿される美しいゲーム内の写真を見ることです。他者の作品は美しいだけでなく、ゲーム内のちょっとした発見にも繋がります。例えば、主人公が長時間動きを止めると小鳥が腕に止まったり、キツネ以外にも様々な動物と触れ合えたりする場面は、思わず「ディズニーのプリンセスみたい」とコメントしたくなります。また、自分も訪れたはずの場所で、他プレイヤーの投稿を見て初めて「お辞儀ポイント」があったことに気づき、見逃していたことに悔しさを感じることもあります。

バーチャルからリアルへ:羊蹄山との運命の出会い

ゲームで美しい景色を体験すると、人は時にその場所を現実世界で訪れたくなるものです。筆者自身は特定のゲームのために「聖地巡礼」をすることは稀ですが、旅の途中で偶然通りかかれば、ぜひ立ち寄ってみたいと思います。このように、ゲームは人々がある場所に親しみを感じたり、興味を持ったりする重要なきっかけとなり得ます。『羊蹄山之魂』は、まさに筆者にとってそのような存在でした。

以前、友人と北海道を旅行していた際、サッカパンチ(Sucker Punch)社が『羊蹄山之魂』の開発を発表しました。筆者はその地名が「北海道にある」ということしか知りませんでしたが、その名が心に刻まれました。札幌から洞爺湖へ向かうバスの中で、遠くに見える雪を頂いた高い山を見たとき、筆者の第一声は「あれが羊蹄山では?」でした。友人がすぐにスマホで調べると、それが間違いなく羊蹄山であることが判明。まさかゲームの発売前に現実の羊蹄山に出会えるとは、二人とも大興奮でした。旅の都合上、それ以上近づくことはできませんでしたが、ゲームへの期待は一層高まり、発売されたら思う存分遊び尽くそうと心に誓いました。

『対馬の魂』発売後、現実の対馬の観光客数は急増し、地元ではゲームと連携した観光ルートも登場しました。しかし、対馬は地理的に遠く、アクセスも島内の移動も容易ではありません。その点、北海道は大きく異なります。地元での移動は計画が必要ですが、人気の観光地であり、訪れるのは比較的簡単です。もし再び北海道を訪れる機会があれば、羊蹄山の麓を散策してみたいと考えています。ただ、登山は断念せざるを得ません。往復に約10時間かかり、中上級者向けであることに加え、地元には多くの野生動物、特にヒグマが生息しており、観光サイトには頻繁に目撃情報が掲載されるため、どうしても躊躇してしまいます。

終わりのない仮想旅行と、広がるゲーム体験

総じて、筆者は『羊蹄山之魂』を非常に気に入っています。広大なオープンワールドゲームによく見られるパターンは踏襲しつつも、そのボリューム感が適切で、プレイヤーが飽きる頃にはちょうど物語が終わるという「気の利いた」設計になっています。これは、開発チームがプレイヤーの気持ちを理解していることの表れであり、ある種の「引き際を心得た」ゲーム体験と言えるでしょう。

もしあなたがゲームプレイ中に美しい景色をスクリーンショットに収める余裕があるなら、『羊蹄山之魂』はきっと期待を裏切りません。どの角度からでも絵になる風景が広がっており、主人公とともに北海道を仮想旅行し、自分だけの思い出の写真を残すことは、ゲームの価格以上の価値を与えてくれるはずです。

元記事: chuapp

Photo by Kindel Media on Pexels

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