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中国Noitom Robotics、Pre-A+で数億元調達!全身知能ロボットの「頭脳」を育むデータ企業

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中国の革新的なスタートアップ、Noitom Robotics(ノイトム・ロボティクス)が、このほどPre-A+ラウンドで数億元規模の資金調達を完了したと発表しました。今回の資金調達は、Kairming Venture Capitalが主導し、Five Source Capital、Junlian Capitalなどが参加。さらに、Jingwei Venture CapitalとENOVATION Venturesが追加投資を行うなど、投資家の期待の高さが伺えます。この資金は、全身知能(Embodied AI)とヒューマノイドロボット産業の進化を支える「データ」基盤の強化に充てられます。

「ロボットを製造しない」データ企業の挑戦

Noitom Roboticsは、そのユニークなビジネスモデルで注目を集めています。彼らは直接ロボットを製造するのではなく、全身知能とヒューマノイドロボット産業に特化した「データ企業」として活動しています。高品質かつスケーラブルなトレーニングデータと、それに関連するインフラ能力をロボット企業や全身知能モデル開発チームに提供することで、業界全体の発展を根底から支えようとしています。

創業者の戴若犖(Dai Ruoluo)博士は、モーションキャプチャとヒューマン・マシン・インタラクション分野のベテラン技術者です。Noitom Roboticsを設立する前には、Noitom Ltd.を共同設立し、10年以上にわたり人体動作デジタル化の分野で深く貢献してきました。戴博士が技術・製品責任者として牽引したNoitom Ltd.は、プロフェッショナルなモーションキャプチャ市場で世界70%のシェアを獲得し、数万セットのシステムを提供することで業界をリードしてきました。

データが全身知能の未来を切り拓く

戴博士と彼のチームは、サービス型ロボットや全身知能関連の顧客とのやり取りの中で、データに対する業界のニーズが構造的に変化していることを痛感しました。従来の「デモンストレーションやコンテンツ制作」向けの小規模なデータから、「トレーニング」を目的とした大規模でスケーラブルなデータへと需要が急速にシフトしているのです。全身知能システムの性能を決定する上で、データ取得、構造化、エンジニアリング能力が極めて重要な要素となることを見抜きました。

この深い洞察に基づき、Noitom Roboticsは、産業向けのデータインフラ層から参入することを決定。超高精度、超大規模、マルチソース、マルチシーンのリアルワールドデータに焦点を当て、データの構造化、標準化、製品化に強みを発揮しています。これにより、ロボットが現実世界で複雑なタスクを学習し、適応するための強力な「頭脳」を育成する基盤を提供します。

今後の展望:グローバル展開と技術革新

今回調達した資金は、主に以下に投資されます。

  • 全身知能に必要な多モードデータ収集、処理、配信技術の研究開発
  • スケーラブルなデータ生産システムとエンジニアリングプラットフォームの構築加速
  • コア技術およびエンジニアリングチームの拡充
  • 製品化された配信・サービス能力の向上

戴若犖博士は今回の資金調達について、「これは技術方向性への認識だけでなく、長期主義の選択でもあります。ロボットを製造しないロボット会社を信頼してくれた投資家に感謝し、継続的な技術投資と製品・サービス能力でこの信頼に応えます」と述べています。Noitom Roboticsは、グローバル市場での長期的な発展に向け、強固な基盤を築いていくことでしょう。

元記事: pedaily

Photo by Kindel Media on Pexels

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