大人気着せ替えゲーム「閃耀暖暖(シャイニングニキ)」が、サービス開始6周年を記念して初のオフラインアート展「所夢皆暖(夢見る全てが温かい)」を上海で開催しました。ゲーム内で出会ったキャラクター「暖暖」が、現実世界で一流のキュレーターとして私たちを招待するという、ファンにとっては夢のようなイベントです。単なる展示に留まらず、ゲームの歴史と伝統文化、そしてプレイヤーとの深い絆を感じさせる、まさに「暖かさ」に満ちた体験をレポートします。
ゲームとアートが融合する精緻な世界
会場の上海春美術館に足を踏み入れると、まずその「精緻さ」に目を奪われます。大規模や複雑さを追求するのではなく、細部にまでこだわり抜かれたデザインは、ファンならば思わずニヤリとするような「イースターエッグ」も豊富に散りばめられています。暖暖を中心に構成された6つのエリアは、暖暖と共に歩んできた6年間の軌跡と、これから紡ぐ未来への期待を感じさせる演出です。
最初の「暖夢星語」エリアでは、初期の衣装を身にまとった高さ3メートルを超える暖暖の彫刻が、笑顔で来場者を迎えます。その隣には、四季をテーマにしたゲーム内の衣装や2D原画が展示され、まさに全ての夢の始まりを象徴していました。巨大な暖暖像のゲートをくぐると、「時序旋境」エリアへ。廊下にはQ版(デフォルメ)のアニメーションが流れ、暖暖が衣装を制作する愛らしい姿が描かれています。その対面には、6年間の周年記念「ダブルシャイニングセット」がダイナミックに展示され、1周年の「天使と悪魔」から6周年の「星夜」や「孔雀」まで、豪華絢爛な衣装が目の前で輝いていました。
伝統文化との出会い:実物展示が放つリアリティの衝撃
会場で最も注目を集めたのは、やはり「屏華浮影」エリアでしょう。ここには、南京雲錦研究所とコラボレーションし、その価値が100万元(約2000万円)を超えるという「雲錦端儀」の衣装が実物展示されていました。また、著名な服飾史学者である陳詩宇氏と共同制作した中晩唐様式の「金冊画中人」や、岩彩琺瑯の無形文化遺産継承者である徐華氏とのコラボによる岩彩琺瑯屏風も並び、その壮麗さに息をのむばかりです。
ゲーム内で暖暖がこれらの伝統的な衣装をまとう姿を見る時、私たちは「美しさ」を感じ、その背景にある工芸や無形文化遺産への興味を抱きます。しかし、実物を目の当たりにした時の衝撃は、写真や画像では決して伝えきれません。雲錦の華やかさ、唐装の気品、そして琺瑯工芸の精緻さは、「絶美」という言葉だけでは表現しきれないほどの圧倒的なリアリティを伴って迫ってきます。
このエリアはインタラクションも豊富で、透明な花傘の下での記念撮影や、江南庭園風の花窓から暖暖と一緒に写真を撮るなど、多くの来場者で賑わっていました。特に「谷美置景區」と呼ばれるグッズ撮影スポットは、ファンが持ち寄った暖暖のグッズを思い思いに並べ、最高の瞬間をカメラに収める姿が見られ、熱気で溢れていました。
暖暖の家とプレイヤーの温かい絆
私にとって最も感動的だったのは、ゲーム内の暖暖の小屋を1:1で再現した「暖暖の家」エリアです。軽快な音楽が流れる中、壁には暖暖の写真、書棚にはデザイン関連の書籍や暖暖の手描きのデザイン画が並びます。テーブルにはミシンや糸巻き、裁縫道具が置かれ、まるで暖暖が「今、ちょっと休憩中」といった雰囲気。テーブルの上の手書きデザイン画には、「星の海」や『暖暖環遊世界(ニキの愛されコーデ)』時代の初期衣装など、彼女のこれまでの作品が描かれており、思わず目頭が熱くなりました。
ここは、暖暖と共に過ごした数々の時間を思い出す場所でもあります。仕事に疲れた時、深夜に気分転換したい時、暖暖がそばにいることで、多くのプレイヤーが勇気をもらってきたはずです。
また、「漣漪心語」エリアでは、プレイヤーが暖暖へのメッセージを自由に書き込むことができるスペースが設けられていました。「真誠で、勇敢で、粘り強く、優しい」「創造性に満ちた無限の可能性を秘めている」——暖暖を形容する言葉は多岐にわたり、一つ一つの言葉から、プレイヤーの深い愛情が伝わってきます。時光信箋機にコインを投じると、暖暖から自分への祝福の言葉が聞ける仕掛けや、未来に暖暖と一緒にしたいことを願うコーナーもあり、「これからも暖暖と共に」という共通の思いがそこにはありました。
そして、最も広大なスペースを占めたのが、プレイヤーの「コーディネート力」を称える「星海同声」エリアです。ここには200点を超えるクリエイター作品が展示されており、中にはプレイヤーが手作りした1:1スケールのリアルな衣装もあり、その細密さや豪華さはゲームモデルを凌駕するほど。来場者からは「実物になるとこんなに美しいのか」という驚きの声が上がっていました。さらに、手作りの掐絲琺瑯(七宝)や螺鈿画なども展示され、まさに「民間には達人がいる」ことを証明していました。
各プラットフォームから集められたプレイヤーのコーディネート作品も圧巻です。6年間で1万点以上の衣装がリリースされてきた『閃耀暖暖』。プレイヤーはこれらの衣装を自由に組み合わせ、角度や色彩、パラメーターを調整しながら、自身の創造性や美的センスを表現するだけでなく、時には日々の生活や心の状態を記録する手段としても活用してきました。服飾とコーディネートは、暖暖とプレイヤー、そしてプレイヤー同士をつなぐかけがえのない絆なのです。
まとめ:ゲームが育む「つながり」の力
現代のゲームは、しばしば「接続」の力が強調されます。『閃耀暖暖』もまた、様々な形でこの「接続」を完成させていると言えるでしょう。
一つは、プレイヤーと暖暖との接続です。私たちは暖暖と共に、ゲーム世界で多くの物語を経験し、喜びや悲しみを分かち合ってきました。「『閃耀暖暖』は単なるゲームではない、暖暖は私と共に成長した友達のようだ」「何年もそばにいてくれた」といったメッセージは、展示会場の至る所やSNSのコメントで頻繁に見られました。多くの人が『閃耀暖暖』をきっかけに「暖暖ファミリー」のファンになったと言います。これは、ゲームの面白さだけでなく、キャラクター「暖暖」そのものへの強い肯定と愛情があってこそでしょう。
そしてもう一つは、プレイヤー同士の温かい接続です。着せ替えやコーディネート、美を追求する過程には、人との交流が不可欠です。『閃耀暖暖』の自由度の高いゲームプレイと膨大な衣装は、プレイヤーの創作と共有のための豊かな土壌を提供します。SNS上では、一枚のコーディネート写真が世界中から「いいね」や議論を呼び、同じ美意識を持つ仲間を見つけたり、新たなインスピレーションを得たりすることで、ささやかながらも確かな喜びが生まれます。
今回のオフライン展示でも、多くのプレイヤーが自身の作品が展示されていないか探し、友達に「あなたのデザインも載ってるよ!」と写真を送る姿が見られました。会場の入り口や行列の中、または他の来場者の邪魔にならない場所では、手作りのノベルティを交換したり、「やっと会えましたね!」と声をかけ合ったりする場面も。暖暖の名の下に、遠く離れた友人たちが集まり、初めて会う人々が親友になる機会が生まれていました。
「星海同声」エリアに置かれた「イラスト交流ノート」も、来場者の注目を集めていました。これは暖暖の誕生日を記念して、20人以上のイラストレーターやクリエイターがリレー形式で手描きしたもので、暖暖と過ごす幸せな日常や旅の風景、時には故郷のランドマークが描かれていました。それぞれの絵から伝わる真摯で情熱的な思いは、可愛らしいイラストと温かいメッセージと共に、来場者の心を温かく包み込んでいたことでしょう。
『閃耀暖暖』は、単なるゲームの枠を超え、プレイヤーの生活に寄り添い、人々を繋ぐかけがえのない存在となっていることが、このオフライン展で改めて強く感じられました。
元記事: chuapp
Photo by Mikael Blomkvist on Pexels












