中国で高い人気を誇る女優、金晨(ジン・チェン)さんがブランドアンバサダーを務める食品メーカー「喜之郎果冻(シージィーラン・ジェリー)」が、公式SNSアカウントから金晨さん関連のプロモーションコンテンツを突然、全て削除したことが明らかになりました。1月7日に華々しく発表されたアンバサダー就任からわずか数週間での出来事に、中国のSNSやメディアでは驚きと憶測が広がっています。一体、何が起こったのでしょうか。
ブランド公式Weiboから金晨関連コンテンツが完全削除
中国の主要メディアは1月30日、喜之郎果冻の公式Weibo(中国版X、旧Twitter)アカウントから、ブランドアンバサダーである金晨さんに関する全ての投稿が削除されたと報じました。遡ること1月7日には、金晨さんのアンバサダー就任を祝うプロモーション動画がアカウントのトップに固定され、「喜之郎喜上加喜組合(喜之郎がさらに喜びを増す組み合わせ)」というキャプションと共に、金晨さんのWeiboアカウントがタグ付けされていました。
その後、1月21日から26日までの間にも、公式Weiboでは金晨さんに関連するプロモーションコンテンツが連続して6件も投稿されていました。しかし、1月15日の時点ですでに公式Weibo上から金晨さんのアンバサダーに関する情報は姿を消し始めていたとの情報もあり、今回の全面削除へと至ったようです。
一部プラットフォームには依然残るコンテンツ、背景は不明
興味深いのは、全てのプラットフォームで金晨さん関連コンテンツが削除されたわけではないという点です。喜之郎果冻の公式WeChat(中国版LINE)の公式アカウントでは、関連するプロモーション投稿が依然として残されています。また、中国版TikTokであるDouyin(抖音)の公式ページには、1月21日に公開された金晨さんとのコラボレーション動画が現在も確認できます。さらに、金晨さん個人のWeiboアカウントでは、1月7日に投稿されたアンバサダー就任に関する告知は、この記事執筆時点ではまだ削除されていません。
ブランド側からの公式な声明や説明は一切発表されておらず、今回の削除の背景については様々な憶測が飛び交っています。通常、芸能人のイメージキャラクター起用が急遽取り消される場合、その芸能人の個人的な問題や不祥事が原因となることが少なくありません。しかし、今回はそのような情報もなく、突然の出来事に多くのファンや業界関係者が困惑しています。
まとめ:中国エンタメとブランド戦略の難しさ
今回の喜之郎果冻による金晨さん関連コンテンツの突然の削除は、中国におけるブランドマーケティングやSNS運用の複雑さ、そして芸能人との契約におけるデリケートな側面を浮き彫りにしています。公に説明がないままコンテンツが消えるという事態は、ファンの混乱を招くだけでなく、ブランドイメージにも影響を与えかねません。
中国市場では、SNSを通じたプロモーションが非常に大きな影響力を持つ一方で、予期せぬ事態によってコンテンツが瞬時に消えるリスクも常に存在します。今後の喜之郎果冻や金晨さんの動向、そして今回の謎めいた出来事の背景が明らかになるのか、引き続き注目が集まります。日本企業が中国市場でプロモーションを行う際にも、こうした事例は教訓となるでしょう。
元記事: gamersky
Photo by Mikael Blomkvist on Pexels












