Xboxのファーストパーティとして期待を集めたRPG『宣誓(Avowed)』が、発売1周年を目前に大きな展開を迎えます。開発元Obsidian EntertainmentのCEOは、本作が当初の販売目標には届かなかったものの、Xbox Game Pass(XGP)では驚異的な成功を収めたことを明かしました。そして、来たる1周年記念大型アップデートと同時に、ついにPlayStation 5版のリリースも決定。XGPの新たな成功事例として注目される本作が、さらなるプレイヤー層へとその魅力を広げます。
Xbox期待作『宣誓』、販売苦戦もXGPで躍進
『Fallout: New Vegas』などで知られるObsidian Entertainmentが手掛けるアクションRPG『宣誓(Avowed)』は、発売から約1年が経過しようとしています。同社のCEO、ファーガス・アークハート氏は、本作と新作『アウター・ワールド2(The Outer Worlds 2)』がMicrosoftが設定した販売目標には達しなかったことを認めました。しかし、『宣誓』の真価は別の場所で発揮されていたのです。
Xbox Game Pass (XGP)において、『宣誓』は目覚ましい成功を収めました。発表によると、2025年にはデイリーアクティブユーザー数でXGPのTOP20にランクイン。このリストには、『Call of Duty 7』、『Battlefield 6』、『ヘルダイバー2(Helldivers 2)』、そして『フォートナイト(Fortnite)』といった世界的な人気タイトルが名を連ねており、その中で『宣誓』が肩を並べたことは特筆すべき成果と言えるでしょう。
XGPトップ層で輝くシングルプレイRPG、PS5への展開
特筆すべきは、XGPのTOP20にランクインしたゲームの多くが『フォートナイト』や『Roblox』のような大規模オンラインマルチプレイヤー作品である中、『宣誓』は純粋なシングルプレイRPGである点です。リスト内で他にオンライン要素を持たない作品は、『The Elder Scrolls IV: Oblivion』と『DOOM Eternal』のみ。これは、『宣誓』がオンライン要素に頼らずとも、その高いゲーム性とストーリーでプレイヤーを惹きつけた証拠と言えます。注目作である『Hollow Knight: Silksong』や『Path of Exile 33号遠征隊』がTOP20入りを果たせなかったことを考えると、『宣誓』の成功は際立っています。
そして、この成功は新たな展開へと繋がります。開発チームは、2026年2月17日に予定されている発売1周年記念の大型アップデートを計画しており、これは「ゲーム史上最大規模のアップデート」とされています。新プレイアブル種族、「New Game+」モード、そして全く新しい武器の追加が含まれるとのこと。同時に、このアップデートをもってPlayStation 5版のリリースも決定しました。これにより、これまでXboxおよびPCでしかプレイできなかった『宣誓』が、より多くのプレイヤーに届けられることになります。
XGPが示す新たな可能性と『宣誓』の未来
『宣誓』の事例は、販売本数だけでは測れないXGPの価値を如実に示しています。サブスクリプションサービスが、単なるセールスの場ではなく、質の高いシングルプレイ作品に新たな生命を吹き込み、幅広いユーザーに届けるプラットフォームとしての可能性を秘めていることを証明しました。PS5への展開は、この隠れた名作がさらに多くのゲームファンに発見され、評価される大きなチャンスとなるでしょう。
発売1周年を記念する大規模アップデートとPS5版のリリースにより、『宣誓』は新たなフェーズへと突入します。Microsoftのファーストパーティ戦略とGame Passの成功例として、今後の展開に注目が集まります。
元記事: gamersky












