ゲーマーにとって、コントローラーのスティックドリフト問題は長年の頭痛の種でした。しかし、この度、ASUSの最新ゲーミングコントローラー「ROG Raikiri II」が、世界的に有名なゲームメディアIGNから8点という高評価を獲得し、「あなたが購入できる最高のハイエンドコントローラーの一つ」と絶賛されています。特に注目すべきは、その革新的なテクノロジーによって「ほぼ永続的にドリフトしない」とまで評された点。日本のゲーマーの皆さんにも、この次世代コントローラーがもたらすであろう快適なゲーム体験について、詳しくご紹介します。
IGNが8点評価!究極のゲーミングコントローラー「ROG Raikiri II」とは?
近年のゲーミング市場では、追加ボタンやRGBライティングを備えた「プロフェッショナルコントローラー」が数多く登場しています。しかし、その中には期待外れに終わる製品も少なくありません。そんな状況下で、ASUS ROG Raikiri IIは、まさに「例外」として際立った存在です。
IGNの評価によれば、その手触りは標準的なXbox Series XやPS5のコントローラーに非常に近く、MicrosoftのEliteコントローラーのような重さの問題もありません。全体的な使用感は極めて快適だと評価されています。デザインは、同社のポータブルゲーミングPC「ROG Ally X」のスタイルを踏襲しており、控えめながらも多区域のRGBライティングエフェクトを搭載。これは専用ウェブツールで細かく調整可能です。
ゲーマーの悩みを解消するハードウェアの真髄:TMR磁気抵抗センサー
ROG Raikiri IIの最も輝かしい特長は、そのハードウェアの革新性にあります。スティックとトリガーの両方にTMR(トンネル磁気抵抗)センサーを採用している点です。
この技術は、理論上、スティックドリフトを効果的に抑制し、耐久性を大幅に向上させるとされています。実際の使用感においても、スティックの反発や抵抗感は非常に優れており、トリガーの制御も精密そのものです。また、前面のボタンには高速応答が特徴のマイクロスイッチが採用されており、瞬時のコマンド入力が求められるゲームでその真価を発揮します。ただし、マイクロスイッチ特有のクリック音がやや大きい点は、好みが分かれるかもしれません。
デザインとカスタマイズ性、そして惜しい点
ROG Raikiri IIは、ボタンのカスタマイズや、スティックの応答曲線調整といった豊富な機能を提供します。しかし、いくつかの惜しい点も指摘されています。
- コントローラー上に追加されているメニューボタンは、一般的なPC環境ではほとんど機能せず、実用性に限りがあります。
- 背面のパドルは、既存のボタンを割り当てることしかできず、プロコントローラーに期待される「マクロ機能」がない点は、一部のゲーマーにとっては残念に感じるかもしれません。
一方で、バッテリーの持続性能は非常に高く評価されています。ヘビーユーザーが2週間使用しても、ほとんど充電を必要としないほどのスタミナを発揮します。スタンバイモードのロジックがやや独特で、ごく稀に小さな問題を引き起こすこともあるようですが、全体としては優れた手触り、高い応答性、そして堅牢な作りを兼ね備えたハイエンドコントローラーと言えるでしょう。
まとめ:次世代コントローラーの基準を打ち立てるか?
ASUS ROG Raikiri IIは、長年のゲーマーの悩みの種であったスティックドリフト問題に対し、TMR磁気抵抗センサーという革新的な解決策を提示しました。これは、ゲーミングコントローラーの耐久性と信頼性を新たなレベルに引き上げる可能性を秘めています。
一部のソフトウェア的な機能制限や、マイクロスイッチの音量など、改善の余地がある点も指摘されていますが、ハードウェアとしての完成度、特に「ドリフトしない」という安心感は、多くの日本のゲーマーにとって大きな魅力となるはずです。高価なハイエンドコントローラーだからこそ求められる「高い信頼性」と「快適な操作性」を両立したROG Raikiri IIは、今後のゲーミングコントローラーの新たな基準を打ち立てる一台として、大いに注目に値するでしょう。
元記事: gamersky
Photo by David Bares on Pexels












