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高騰DDR5メモリに忍び寄る詐欺!Corsairが新パッケージで徹底対抗

DDR5 RAM Corsair packaging - 高騰DDR5メモリに忍び寄る詐欺!Corsairが新パッケージで徹底対抗

2月13日、中国のテクノロジーメディア「快科技」の報道によると、DRAM価格の継続的な高騰に伴い、メモリ製品が不法なすり替えや返品詐欺の温床となっている現状が浮き彫りになっています。こうした背景を受け、PCパーツ大手Corsairは、傘下のVengeanceシリーズDDR5デュアルキット製品のパッケージを刷新すると発表しました。従来の紙箱から密閉型の透明プラスチックシェルへアップグレードすることで、偽造防止能力を高め、巧妙化する返品詐欺を抑止する狙いがあります。自作PCユーザーにとって安心材料となるか、その詳細を見ていきましょう。

高騰するDRAM価格と巧妙化する詐欺手口

近年、DRAMをはじめとする半導体メモリの価格は高止まり、あるいは上昇傾向にあります。これは、部品コストが高くなるほど、それを狙った不正行為が増えるという皮肉な現実を生み出しています。特にメモリ製品では、低グレードの製品や模造品を箱に詰めて高価格品として販売したり、購入後に中身をすり替えて返品する「返品詐欺」といった手口が横行し、消費者は常にリスクに晒されていました。

CorsairのDDR5パッケージ刷新!透明シェルで防ぐ不正

こうした状況に対し、Corsairは、Vengeance DDR5シリーズの非RGB、RGB、RGB RSを含む全てのデュアルキットモデルで、小売パッケージを全面的にリニューアルすることを発表しました。

中身が見える透明パッケージのメリット

新しいパッケージは、密閉型の透明プラスチックシェルを採用しています。これにより、購入者はパッケージを破損することなく、直接目でメモリモジュールの型番や外観を確認できるようになります。これは、低価格モデルやLEDエフェクトのみの偽メモリが正規品と偽られる行為を効果的に防止するために非常に有効な手段となります。

返品詐欺もシャットアウト!改ざん防止ラベル

視覚的な透明化だけでなく、新パッケージには一度限りの改ざん防止ラベルも追加されています。このラベルは、一度開封すると明確な破れ跡が残り、再封印が不可能になるため、開封後の返品詐欺を徹底的に抑止します。これにより、販売店も消費者も安心して取引できるようになるでしょう。

環境にも配慮!リサイクルプラスチック採用

Corsairは環境保護への配慮も忘れていません。新パッケージはリサイクルプラスチック製であり、環境負荷の低減に貢献します。さらに、この素材は輸送中の静電気保護も向上させる効果があり、製品の安全性確保にも一役買っています。

新旧パッケージの移行期間と今後の動向

このパッケージ改革はすでに1月初旬に開始されており、移行期間中はSKU(最小在庫管理単位)のモデルや販売地域によって新旧のパッケージが混在することになります。Corsairによると、一部のモデルでは一時的に従来の紙箱パッケージが継続されますが、その場合でもセキュリティラベルは同時に更新されるとのことです。これにより、消費者は製品購入時にどちらのパッケージが届くかを確認しつつ、少なくとも不正防止対策が施されている安心感を得られるでしょう。

まとめ

DRAM価格の高騰という市場の現実が引き起こす不正行為に対し、Corsairが先駆けてパッケージ改革に踏み切ったことは、消費者にとって非常に喜ばしいニュースです。透明なパッケージで中身の確認を容易にし、改ざん防止ラベルで返品詐欺をシャットアウトするこの取り組みは、PCパーツ購入における安心感を大きく向上させます。今後、他のメモリメーカーも同様の対策に追随するのか、そしてこの動きが日本のPCパーツ市場にどのような影響を与えるのか、引き続き注目していく必要がありそうです。

元記事: gamersky

Photo by Andrey Matveev on Pexels

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