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NetEase新作『遗忘之海』が描く、記憶を辿る海と群島の冒険【Cβテスト速報】

archipelago adventure forgotten sea - NetEase新作『遗忘之海』が描く、記憶を辿る海と群島の冒険【Cβテスト速報】

NetEaseのJokerスタジオが開発を手掛ける海洋オープンワールドRPG『遗忘之海』(読み:イーワンジーハイ、英題:The Sea of Oblivion)が、2026年5月28日より第3回クローズドβテスト「破暁号テスト」を開始しました。今回のテストは、課金要素があり、テスト終了後にデータが削除される形式での実施です。中国の大手ゲームメディア「触楽網」が先行体験した内容をもとに、その魅力と詳細を日本の読者向けにご紹介します。

前回のテストでは、「一人で船を操る『Sea of Thieves』のようなゲームなのか?」という声も聞かれましたが、本作は広大な海と無数の群島を舞台にした本格的なオープンワールド冒険RPGへと進化を遂げています。特に注目すべきは、ゲーム全体に漂う没入感と、プレイヤーを飽きさせない「楽しさ」を追求した独特のアートスタイル。まるで一枚の絵画やアニメーションのような世界観に、きっとあなたも引き込まれることでしょう。

記憶を辿る、七色の航海へ:『遗忘之海』の世界

『遗忘之海』の物語は、まさにその名が示す「忘れ去られた海」から始まります。プレイヤーは記憶を失った船乗りとして、謎の少女アイリスと共に、失われた過去と世界の大きな秘密を追い求める旅に出ます。序盤のインタラクティブなストーリーテリングは、この世界の神秘的で美しい、時に不穏な雰囲気を完璧に描き出しています。

没入感を高める独特のアートと世界構築

本作最大の特徴の一つは、その強烈なアートスタイルです。鮮やかなポップアートとストリートグラフィティ、そしてアメリカンコミックを彷彿とさせるエフェクトが融合したビジュアルは、既存の国産(中国産)タイトルとは一線を画します。『スパイダーマン:スパイダーバース』で提示されたような革新的な表現方法が、大規模な商業プロジェクトで採用されていることからも、開発チームの自信が伺えます。

広大な世界は、メインシティである「オップ港」と、航路で繋がった数々の島々からなる海域マップに分かれています。それぞれの島は独立した小さなオープンワールドマップとして機能し、焚き火(ワープポイント)、強敵、ダンジョン、そして個性豊かなNPCから受注できるサブクエストが散りばめられています。広すぎず、しかし密度が高いマップデザインにより、移動の負担を感じさせず、常に新しい発見と冒険が待っています。村人たちの暮らしや祭典も生き生きと描かれ、プレイヤーはまさにその世界の一部であるかのような深い没入感を味わうことができます。

「お祭り騒ぎ」のようなクエストとユニークな戦闘

クエストや敵のデザインにも、「楽しみ」や「お祭り騒ぎ」のような独特のユーモアが満載です。例えば、カジュアルな任務では真珠のネックレスを奪ったサルを追いかけ、NPCと一緒にリズムゲームのようなQTEで木を揺らして真珠を取り戻すことも。ボス戦では、「ロックンロールカニ」のような、思わず笑ってしまうような奇妙な敵との対戦が待っています。たとえシリアスなテーマのクエストであっても、その表現の誇張により、全体的に重苦しくなりすぎず、常に明るいトーンが保たれています。

奥深く、しかしスムーズなシステム体験

『遗忘之海』の探索と世界観は非常に没入感が高い一方で、そのシステムは多岐にわたり、複雑に設計されています。キャラクターレベル、ワールドレベル、各勢力との好感度など、細かく分割された育成要素が豊富に用意されており、徐々に様々な要素がアンロックされていきます。特に、各レベルには上限があり、特定のボスを撃破したり、特別な方法で突破したりする必要があるため、やり込み要素は十分です。

緻密な育成と親切なチュートリアル

例えば、全体のパーティレベルは広大な世界に潜む巨大な海怪(シーモンスター)ボスを倒し、「ハムスター神像」で突破する必要があります。また、各キャラクターの職業レベルも、5レベルごとに「タグ」を集めて新しい職業方向を選択することで、初めて次のレベルへ進めるようになります。このように、非常に複雑な育成システムですが、最初の章では強力なチュートリアルが用意されており、プレイヤーが戸惑うことなく、スムーズにゲームの世界とシステムに慣れることができるよう配慮されています。これにより、序盤のリソースが限られた状況での探索効率不足によるストレスを軽減しています。

本作の戦闘システムはターン制を採用しており、3~4人のキャラクターが編成されて戦います。職業タイプや主属性の違いはあるものの、プレイヤーが細かくステータスを操作する必要はなく、サブクラスの選択やスキルツリーの方向付けが主なカスタマイズ要素となります。キャラクターはガチャで入手する要素も含まれており、将来的には編成や装備、スキル戦略が重要になるでしょう。現時点では過度にハードコアな難易度ではなく、主に育成度合いが勝敗を分ける形となっています。

冒険のリアリティを高める「検定システム」

さらに、日常の冒険にはボードゲームのような「検定システム」が導入されています。採集や敵撃破の際に検定が発生し、成功すれば追加素材や経験値を得られ、失敗すれば負傷や病気になることがあります。これらの負のステータスは、キャンプでの料理や薬作り(簡単なQTEミニゲーム)を通じて解除できます。軽度なものですが、野外での冒険にはつきものの「ちょっとした不運」を演出することで、ゲームのリアリティと没入感を一層高めています。

まとめ:今後の展望と日本への期待

『遗忘之海』は、その独創的なアートスタイルと、プレイヤーを深く引き込む世界観で、広大なオープンワールドの冒険を新たなレベルへと引き上げています。複雑ながらも綿密に設計された育成システムと、常に「楽しさ」を忘れないクエストデザインは、多くのゲーマーを魅了することでしょう。一部のお使い型メインクエストや、序盤の強い誘導には改善の余地があるものの、全体としては非常に成熟した作品に仕上がっています。

中国でのクローズドβテストは着実に最終版へと近づいており、今後の正式リリース、そして日本を含むグローバル展開への期待が高まります。NetEase Jokerスタジオが手掛けるこの記憶を巡る航海が、日本のプレイヤーにどのような驚きをもたらすのか、今後の情報に注目していきましょう。

元記事: chuapp

Photo by Abet Llacer on Pexels

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