中国テクノロジー大手のXiaomi(シャオミ)副社長、張剣慧(ジャン・ジエンフイ)氏が、自身の母校である河南省農業大学の2025年新入生入学式に招かれ、新入生に向けて心温まる激励のスピーチを行いました。自身のキャリアを振り返り、成功への道を切り開くための3つの重要なアドバイスを贈った張氏。彼女の言葉からは、学問とビジネスの世界で輝くための普遍的な教訓が垣間見えます。今回は、張氏の熱いメッセージと、彼女が歩んできたキャリアパス、そしてXiaomiの多様性を重視する人事戦略について深掘りします。
シャオミ副社長、河南省農業大学で新入生を激励
「快科技」の報道によると、河南省農業大学の2025年新入生入学式に、1999年卒で企業管理を専攻した傑出した卒業生、Xiaomi(シャオミ)副社長の張剣慧氏が招待され、出席しました。張氏はスピーチの中で、自身の学生時代から現在に至るまでのキャリア経験を踏まえ、新入生に向けて以下の3つのアドバイスを贈りました。
1.基礎を固め、地道な努力を惜しまない「不器用な人」であれ
張氏は、「地道に基礎を固め、愚直なまでに努力すること」の重要性を強調しました。「根が深ければ深いほど、将来の木の冠は広がる」と述べ、粘り強く、着実に努力を積み重ねることが将来の成功に繋がると訴えました。
2.真の成長は完璧さではなく、試行錯誤と突破、再構築から生まれる
「本当の成長は完璧さからではなく、失敗や挑戦、そしてそこからの再構築によって得られる」と語る張氏。失敗を恐れず、しかし必ず振り返って改善すること。些細なことにも目を向けつつ、常に大きな目標を心に抱くこと。画一的な完璧さを追い求める必要はなく、「『模範解答』のような人生を生きる必要はない」と新入生を励ましました。
3.あらゆる努力は報われる。粘り強く「長距離走者」であれ
張氏は、「どんな努力も必ず報われる」と力強く語り、忍耐力と粘り強さを持ち、長距離走者のように走り続けることの重要性を説きました。成功への道のりは長く、順境であろうと逆境であろうと、慢心せず、着実に成長し続けることが大切だと伝えました。
張剣慧氏のキャリアパスとXiaomiの女性幹部登用
張剣慧氏は1979年3月生まれ。2002年に河南省農業大学を卒業後、2023年には中欧国際工商学院(CEIBS)でMBAを取得しました。現在はXiaomiグループの副社長兼グループ購買委員会主席を務めています。
彼女は2011年にXiaomiに入社し、2018年から2022年には中国地区副社長、2022年から2024年にはグループCEO特別補佐兼行政部総経理を歴任。Xiaomi入社前は、2002年から2011年まで金山ソフトウェアグループに在籍し、地区マネージャーやチャネル統括責任者などを務めていました。
特筆すべきは、2024年5月にXiaomiの雷軍(レイ・ジュン)CEOが新たな人事発表を行い、張剣慧氏と許?(シュー・ズー)氏の2名が同時にグループ高管に昇進したことです。許?氏はグループ副社長兼グループCMOに就任し、張剣慧氏はグループ副社長兼グループ購買委員会主席となりました。雷軍CEOは「彼女たちはXiaomi創業当初から共に成長し、様々な役職で重要な貢献をしてきた」とコメント。Xiaomiが同時に2名の女性幹部を任命したのは、今回が初めてのことです。
まとめ
Xiaomi副社長、張剣慧氏の母校でのスピーチは、新入生だけでなく、私たちビジネスパーソンにも多くの示唆を与えてくれます。基礎を固める地道な努力、失敗を恐れずに挑戦し続ける姿勢、そして目標に向かって粘り強く走り続けることの重要性は、時代を超えて普遍的な成功の原則です。
また、Xiaomiが初の女性幹部を同時に2名任命したことは、中国テック企業における多様性の推進と、実力主義に基づいた人材登用の加速を示しています。これは、企業の成長戦略において、性別に関わらず優秀な人材が活躍できる環境を整備することの重要性を浮き彫りにしています。中国のテクノロジー業界が今後、さらに多様なリーダーシップのもとでどのように進化していくのか、その動向に注目が集まります。
元記事: mydrivers
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