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中国春節興行、『潜行』が武侠映画で大逆転!

Wuxia film Chinese action movie - 中国春節興行、『潜行』が武侠映画で大逆転!

今年の中国春節(旧正月)映画市場で、武侠アクション映画『潜行:風起大漠(Hidden Blade: The Great Desert Awakens)』が、事前の低評価を覆し、まさかの大ヒットを記録しました。近年低迷していた武侠映画ジャンルに新風を吹き込み、興行収入はプレセールを含め6億元(約120億円)を突破。中国映画史上、春節武侠映画の興行収入チャンピオンに輝きました。観客の厳しい評価が興行成績を左右する現代中国映画市場において、この逆転劇は大きな注目を集めています。

武侠映画の常識を覆す快進撃:『潜行』の大成功

中国の映画情報サイト「猫眼専門版(Maoyan Professional)」のデータによると、映画『潜行:風起大漠』は、春節期間の総興行収入(プレセール含む)で6億元を突破しました。これは、中国映画史における春節武侠映画ジャンルで歴代トップの記録となります。

しかし、「三聯生活週刊(Sanlian Life Weekly)」の報道によれば、今年の春節映画群の中でも、当初『潜行』に対する期待は決して高くありませんでした。近年、中国の武侠映画市場はその輝きを失いつつあり、観客はこのジャンルに対してやや距離を置く傾向がありました。このような背景の中、主演に呉京(ウー・ジン)や謝霆鋒(ニコラス・ツェー)といった人気俳優を擁しながらも、多くの映画評論家は本作の興行収入に対して楽観的な見方を示していませんでした。

口コミで評価を確立:『飛馳人生3』を抑えトップグループに

ところが、公開後の『潜行』は、その口コミ評価を着実に上昇させ、春節公開作品の中でトップグループに躍り出ました。中国のレビューサイト「豆瓣(Douban)」では、公開当初から7.5点という高評価を獲得しています。

一方で、同期間に公開された人気作『飛馳人生3(Pegasus 3)』は、公開当初の7.6点から7.4点へとスコアを落とし、一時トップを譲り、現在は2位にとどまっています。一部の観客からは「今年の春節映画で最高の作品」との声も聞かれる『潜行』。その魅力は、宮廷と江湖(武侠世界)の間に生まれる緊張感の中で、侠義の精神を再燃させた点にあると評価されています。さらに、独特の「西部武侠」というスタイルが、これまでの武侠映画にはない新鮮な美学的な感性を与えていることも成功要因として挙げられます。

まとめ

『潜行』の予想外のヒットは、中国映画市場において「武侠映画はもう古い」という認識を覆すものであり、口コミや作品の質が興行収入に直結する現代のトレンドを改めて示しました。低迷していたジャンルに新たな可能性を見出したこの成功は、今後の中国映画界、特に伝統的な要素を取り入れた作品作りにも大きな影響を与えることでしょう。日本市場においても、質の高い中国製武侠アクション映画が再び注目されるきっかけになるかもしれません。

元記事: gamersky

Photo by Wolrider YURTSEVEN on Pexels

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