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上海の超高級マンション、築20年足らずで老朽化がSNSで物議!

Aging high-rise Shanghai Shanghai apartment deterioration - 上海の超高級マンション、築20年足らずで老朽化がSNSで物議!

中国上海のランドマーク的存在であり、国内屈指の超高級マンションとして知られる「湯臣一品(トムソン・ワン)」。その「老朽化現象」が9月12日、中国版X(旧Twitter)「微博(ウェイボー)」でホット検索ワード入りし、大きな話題となっています。市民が投稿した写真からは、築20年足らずにもかかわらず、外壁の汚れ、変色、光沢の喪失、さらには錆や剥離が見られ、「まるで廃墟のようだ」との声が上がっています。かつての「永く新しく」という宣伝文句とは裏腹の現状に、ネットユーザーからは管理の不手際や空室率の高さが指摘されています。しかし、管理会社は現時点で大規模な改修計画はないと回答しており、事態は波紋を広げています。

中国最高級マンションの「まさか」の老朽化

上海を代表する高級住宅地、黄浦江沿いの好立地に立つ「湯臣一品」。2005年に初めて分譲された際、その価格は1平方メートルあたり11万元(当時の日本円で約170万円、現在のレートで約220万円相当)に達し、当時の中国において「中国一の豪邸」として全国に衝撃を与えました。台湾系の大手デベロッパー、湯臣グループが開発を手がけたこのプロジェクトは、その豪華さで国内外の富裕層から注目を集めてきました。

しかし、9月12日にSNSで拡散された複数の写真では、建物の現状が衝撃的な姿をさらしていました。鉄板製のカーテンウォールには、広範囲にわたる汚れや変色が確認できるほか、かつての輝きを失い、光沢が低下。さらに近くで見ると、一部には錆びつきや細かい剥離が見られ、全体的に「荒廃感」を漂わせているのです。

この老朽化の進行具合は、築年数が20年にも満たない建物としては異例で、同時期に建設された国際的な高級マンションと比較しても、その劣化の速さは際立っています。かつて「永く美しく保たれる」というコンセプトで宣伝されていたこととのギャップが、今回のSNSでの炎上を加速させる要因となりました。

老朽化の原因は?管理と空室率への疑問

ネットユーザーの間では、今回の老朽化現象に対し様々な意見が飛び交っています。主な原因として指摘されているのは、「物件管理の不手際」「高い空室率」です。適切なメンテナンスが行き届いていないことや、多くの部屋が使われずに放置されていることが、建物の劣化を早めているのではないかという見方です。

このような状況に対し、記者が上海湯臣一品の管理事務所に問い合わせたところ、担当者からは「現時点では、大規模な改修やリノベーションの計画はありません」との回答がありました。高級住宅地としてのブランドイメージを維持するためにも、早急な対策が求められる中、この回答はさらなる波紋を呼びそうです。

まとめ:中国不動産市場の課題を映す鏡

中国の経済成長と富裕層の増加を象徴する存在であった「湯臣一品」の老朽化問題は、単なる一物件のトラブルに留まらない可能性を秘めています。これは、中国で急速に進んだ都市開発の品質問題や、不動産市場の動向、さらには「バブルの崩壊」といった議論にも繋がるかもしれません。

日本においても、中国の不動産市場の健全性や、それに伴う中国経済全体の動向は、貿易や投資を通じて間接的に影響を及ぼす可能性があります。超高級マンションでさえこのような問題に直面している現状は、中国の不動産セクターが抱える課題の深さを示唆していると言えるでしょう。今後の動向が注目されます。

元記事: gamersky

Photo by Garrison Gao on Pexels

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