1995年の不朽の名作スリラー映画『セブン』。その脚本を手がけたアンドリュー・ケビン・ウォーカー氏の最新作が、映画ファンに衝撃を与えています。新作スリラー映画『変態殺手(原題:The Killer)』が、世界的な批評サイトRotten Tomatoesでまさかの批評家スコア0%という極めて厳しい評価を受けました。一体何が起こったのでしょうか?今回は、この話題作の概要から海外メディアの辛辣なレビューまで、その全貌に迫ります。
『セブン』脚本家が放つ新作スリラーの概要
『変態殺手』は、名作『セブン』の脚本家アンドリュー・ケビン・ウォーカー氏が執筆した新作スリラー犯罪映画として、2月20日にアメリカで公開されました。公開前からその血筋に期待が集まっていましたが、その評価は残念ながら期待を裏切るものとなりました。
Rotten Tomatoesでの評価は、記事執筆時点で20件のプロの映画評論家レビューが集計され、新鮮度(批評家評価)はなんと驚きの0%。さらに、50件以上の観客レビューに基づくポップコーン指数(観客評価)も31%と、プロ・アマチュア双方から極めて低い評価が下されています。
悪夢の連続殺人鬼と復讐を誓う警官
物語は、身元不明の連続殺人鬼を中心に展開します。彼は悪夢のようなマスクをまとい、アメリカ各地で無差別に人々を殺害。その目的は、自らが地獄へと向かうための「通行証」を得ることだとされています。
そんな凶行の中、一人の警官の妊娠中の妻(彼女自身も警官)が、目の前で夫がこの殺人鬼に殺害される一部始終を目撃します。深い悲しみと怒りから、彼女は夫の仇を討つべく、殺人鬼を法で裁くための執拗な追跡を開始する――という、復讐劇としての側面も持ち合わせています。
海外メディアからの辛辣な批評
作品が公開されるやいなや、各国の主要メディアからは厳しい評価が相次ぎました。いくつかその声をご紹介しましょう。
『ハリウッド・リポーター』:
「映画のクライマックスには盛り上がる部分もあるが、その頃にはもう完全にこの映画から心が離れているだろう。」
『ニューヨーク・タイムズ』:
「監督と脚本家は観客をただ嫌がらせたいだけで、感動させたいわけではないようだ。しかし、その目論見は全く成功していない。」
『ガーディアン』:
(2/5点)「これは非常に奇妙な作品だ。あまりに直接的で愚かすぎて、犯罪スリラーとしては成立しない。かと言って退屈で全く怖くなく、ホラー映画としても不十分だ。結局、両者の間で中途半端に立ち往生している。」
The Wrap:
「残念ながら、本作はスタイルに重点を置いた映画ではない。実際、明確な意図が全く感じられない。これは粗悪な猫とネズミのスリラーであり、サタン崇拝への理解は滑稽で、結末は不条理で恥ずかしいものだ。」
Screen Rant:
(1/10点)「『変態殺手』はぎこちなく、漫画的な演技に満ちている。映画は『サタン・パニック』や自身の内臓感覚に絶えず言及しているにもかかわらず、全体的な視聴体験は非常に乾燥していて平凡で、全く特徴がない。」
まとめ
『セブン』という映画史に残る傑作の脚本家が手がけた新作が、これほどまでに酷評されるとは、まさに衝撃のニュースです。通常、批評家と観客の評価が大きく乖離することはありますが、今回はプロ・アマチュア双方から厳しい評価が下された点が特筆されます。
『セブン』が持つダークで心理的な描写、緻密なストーリーテリングとは対照的に、本作は「粗雑」「退屈」「意図不明」といった言葉で酷評されています。名作を生み出したアンドリュー・ケビン・ウォーカー氏がなぜこのような結果になったのか、その背景には何があったのでしょうか。
日本での劇場公開は現時点では未定ですが、今後の動向が注目されます。もし鑑賞の機会があれば、映画ファンの間で議論を巻き起こした本作を、ぜひご自身の目で確かめてみてはいかがでしょうか。
元記事: gamersky












