2024年3月17日、北京で開かれた記者会見で、2026年世界インターネット大会アジア太平洋フォーラムが4月13日から14日にかけて香港で開催されることが正式に発表されました。本フォーラムは、世界インターネット大会が主催し、香港特別行政区政府などが共催する国際的なイベントです。「デジタルが力を与え、革新的な発展を創造――サイバースペース運命共同体の構築に協力する」をテーマに、AIガバナンス、デジタル金融、スマートエコシステムなど、多岐にわたる喫緊のデジタル課題について、グローバルな視点から議論が交わされます。国際都市香港を舞台に、世界のデジタル経済の新たな道筋を探るこの大会に注目です。
香港で再び!世界インターネット大会アジア太平洋フォーラムの狙い
世界インターネット大会アジア太平洋フォーラムが、2026年も国際都市香港を舞台に開催されます。昨年(2025年)香港で初めて開催され、世界50以上の国と地域から約1,000名が参加し、デジタル統合発展の新たな道のりを探る議論が繰り広げられました。
世界インターネット大会事務総長の任賢良氏は、香港を「東洋の真珠」と称し、国際的なデジタル協力の拠点としてのその地位を再認識。香港特別行政区政府イノベーション・テクノロジー・工業局の孫東局長も、香港が国際的なイノベーションハブとしての地位を確立し、粤港澳大湾区(グレーターベイエリア)ひいてはグローバルなイノベーションと質の高い発展を推進する意欲を強調しました。
本フォーラムは、主催の世界インターネット大会に加え、香港特別行政区政府、香港イノベーション・テクノロジー・工業局などが共催、香港貿易発展局が協力する形で開催されます。この連携は、香港がデジタル経済の発展と国際協力において重要な役割を担うことを示しています。
注目の議論テーマと多様な参加者層
今回のフォーラムでは、多岐にわたる先駆的な議題が設定されています。「スマートエコシステムにおけるイノベーションと応用」、「デジタル金融」、「AIセキュリティガバナンス」、「スマート生活」、「デジタルヘルス」、「eコマースのデジタル化と伝播」など、現代社会のデジタル化を牽引する重要なテーマが並びます。これらは、アジア太平洋地域におけるデジタル協力と新たな市場開拓の機会を創出することを目指しています。
参加者層も非常に多様です。国際組織の高官、各国のデジタル分野の閣僚級政府関係者、関連国の駐中華大使、インターネット業界をリードする企業の責任者、業界団体代表、そして著名な専門家や学者が多数招かれる予定です。政府、企業、学術、民間組織という多様な主体が一堂に会することで、多角的かつ全方位的な対話と交流が促進されるでしょう。
AIガバナンスとサイバー空間の未来
特に注目されるのは、「AIガバナンス」に関する議題です。フォーラム期間中には、このテーマに関する10件以上の研究成果が発表される予定です。これは、世界のAIガバナンスに対して知的なサポートと政策的参考を提供し、AIガバナンス分野における発言権を構築するための大会の努力を反映しています。
また、2026年世界インターネット大会貢献者賞のグローバル募集も同時に開始されます。先端技術賞や「サイバースペース運命共同体」実践事例のグローバル募集も行われ、世界の優れた知見と実践を結集し、サイバースペース運命共同体の構築に新たな発展の活力を注入することを目指します。
まとめ:デジタル時代の国際協力プラットフォームとしての香港
世界インターネット大会アジア太平洋フォーラムの連続開催は、デジタル経済の急速な発展を背景に、アジア太平洋地域がデジタル協力を強化し、共同で発展を追求するという共通の願いを反映しています。香港は、国際金融、貿易、海運の中心地として、デジタル経済分野においても独自の優位性を持ち、良好なビジネス環境と制度的枠組みを提供できるでしょう。
本フォーラムで議論されるデジタルエンパワーメントやAIガバナンスといったテーマは、日本を含む世界各国にとって喫緊の課題です。香港という国際的なプラットフォームを通じて、デジタル技術の健全な発展と国際的な協力体制の構築に向けた議論が深まることが期待されます。日本企業や研究者にとっても、グローバルなネットワーキングや最新情報を得る貴重な機会となるでしょう。
元記事: pconline
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