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吉利雷達(RADAR)が牽引する新エネルギーピックアップの新潮流!中国広州モーターショーで見えた未来の多機能車

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中国の自動車業界で毎年恒例の祭典、広州国際モーターショーが開催されました。このショーは、各ブランドが最先端の技術と製品を披露する重要な舞台です。特に今回注目されたのは、新エネルギー化、スマート化、そして「ライフスタイルへの融合」という業界の変革の波に乗るピックアップトラック市場の劇的な進化です。もはや単なる「働く車」ではない、多機能なアウトドア移動体としてのピックアップトラックが脚光を浴びています。その最前線で存在感を示したのが、吉利(Geely)グループ傘下の新ブランド、吉利雷達(RADAR)です。同社は全ラインナップを携え、新エネルギーとアウトドアエコシステムを融合させた独自の戦略で、中国のアウトドアライフスタイルをリードしようとしています。

新時代のピックアップトラック:進化する「アウトドア相棒」へ

自動車産業は今、新エネルギー車(NEV)への移行、スマート化、そして利用シーンに合わせた機能提供へと大きく変貌しています。この大きな潮流の中で、ピックアップトラックというニッチな市場もまた、劇的な変化を遂げています。従来の「ツールカー」(働くための車)というイメージから脱却し、今や「多機能なアウトドア移動体」として、その可能性を急速に広げているのです。

吉利雷達(RADAR)は、まさにこの変化を牽引するべく誕生した、吉利ホールディンググループ傘下の新ブランドです。設立当初から「アウトドアライフスタイルリーダー」としてのポジショニングを確立し、これまでのピックアップトラックが抱えていた「道具としての属性が強く、ユーザー体験が軽視されがち」という限界を打ち破ることを目指してきました。都市通勤から本格的なオフロード走行、キャンプや旅行といったレジャー、さらにはビジネスシーンでの送迎まで、あらゆる場面に対応する製品システムを構築することで、現代の多様なニーズに応えようとしています。

吉利雷達(RADAR)が提示する「車+シーン+サービス」の未来

今回の広州モーターショーでは、吉利雷達が単なる新車の展示に留まらない、「RADARアウトドアエコ2.0戦略」を発表しました。これは、アウトドア装備メーカー、キャンプ場運営者、オフロードクラブなど、多岐にわたる分野のブランドとの連携を深めることで、「車両+シーン+サービス」を包括的に提供する、フルチェーンのアウトドア移動ソリューションを構築するというものです。新エネルギーピックアップトラック市場に新たな活力を注入し、「中国初のアウトドアブランド」という揺るぎない決意を業界と消費者に示しました。

展示ブース自体も、「アウトドアエコ全シーン体験」をテーマに、1000平方メートルを超える没入型空間を演出。キャンプ、オフロード、旅行といったアウトドアシーンの要素が融合した実物大のセットが組まれ、来場者は製品展示と相まって、吉利雷達のアウトドア移動エコのコンセプトを直感的に体験できました。

注目のラインナップ:2025年型 RD6とRD7、そして新たな旗艦モデル

今回の展示では、ブランドの主力モデルである2025年型 RADAR RD62025年型 RADAR RD7をはじめ、RADAR RD6 MAXRADAR RD7 EVといった現行モデルに加え、世界初公開となる中大型新エネルギーピックアップトラックRADAR RD8、そしてアウトドアライフコンセプトカーRADAR Life Conceptが披露されました。

2025年型 RADAR RD6:快適性と利便性を追求したエントリーモデル

ブランドのエントリークラスの主力モデルである2025年型 RADAR RD6は、装備、航続距離、快適性が全面的に最適化されています。外観は「方円美学」(四角と丸の調和)デザイン言語を継承し、堅牢なボディラインと滑らかな曲線が融合した、精緻で力強い印象を与えます。フロントには大型のクローズドグリルと分割型LEDヘッドライト、そして貫通型デイタイムランニングライトが配され、高い先進性と夜間の視認性を両立。サイドビューには純正のオフロードサイドステップ、カーゴボックス用のロールバーや転倒防止フレームが装備され、実用性とオフロードスタイルを両立しています。リアデザインも縦型LEDテールランプと隠し式リアバンパーで、シンプルかつ堂々とした雰囲気を演出しています。

インテリアも大幅にアップグレードされ、12.3インチのフローティング式センターディスプレイと10.25インチのフル液晶メーターを搭載。吉利独自の「吉利銀河OSスマートカーシステム」を採用し、音声認識の精度は99%にも達し、音声操作やオンラインナビゲーションなどの機能に対応します。シートは本革とスエードのコンビネーションデザインで、ドアパネルやセンターコンソールにもソフトな素材が用いられ、マルチカラーアンビエントライトと相まって、豪華さと快適性が大幅に向上しました。さらに、前席シートベンチレーション/ヒーター、ステアリングヒーター、自動駐車、360°パノラマ画像などの新機能が追加され、日常使いの利便性が一層強化されています。

2025年型 RADAR RD7:性能と航続距離を強化した純電動ピックアップ

ブランド初の純電動中大型ピックアップトラックである2025年型 RADAR RD7は、今回の改良で動力性能と航続距離の最適化に重点が置かれました。新モデルは前後にデュアルモーター四輪駆動システムを搭載し、総合最大出力は330kW、ピークトルクは680N·mに向上。0-100km/h加速はわずか5.8秒と、旧モデルから0.3秒短縮されています。バッテリー容量も120kWhにアップグレードされ、CLTCモードでの純電航続距離は700kmに達し、長距離移動のニーズにも十分応えられる性能を備えています。

まとめ

吉利雷達(RADAR)が広州モーターショーで示したのは、単なる新車種の発表に留まらない、ピックアップトラックの新たな可能性と、アウトドアライフスタイル全体を包含するエコシステムを構築するという強い意志でした。新エネルギー化、スマート化、そしてライフスタイルへの融合という世界の自動車産業の大きな流れの中で、中国市場が急速にピックアップトラックの新たな価値を創造していることは、日本市場にとっても示唆に富んでいます。特にEVピックアップは、レジャー用途だけでなく、災害時や緊急時の電源供給源としてのポテンシャルも秘めており、今後の技術進化と市場展開に大いに期待が寄せられます。吉利雷達の挑戦は、未来のモビリティとライフスタイルの融合がいかに加速していくかを私たちに示してくれているのです。

元記事: pcd

Photo by Marek Piwnicki on Pexels

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