テスラが構想中とされる「CyberVan」を、ロシアの企業がまさかの先行発表で話題を呼んでいます。歴史ある自動車ブランド「Russo-Balt」を復活させた彼らが打ち出したのは、テスラCybertruckを彷彿とさせる未来的デザインのEVバン。なんとボディには100年保証が付帯し、ロシアの厳しい冬にも対応する装備が満載です。価格は約1200万円で、2027年の納車を目指しているとのこと。今回は、このロシア製「CyberVan」の詳細に迫ります。
テスラCybertruckにそっくりな「F200 EV」
今回発表されたのは、ロシアの給水器メーカーが再興した老舗自動車ブランド「Russo-Balt」の新型EVバン「F200 EV」です。このモデルは、テスラのCybertruckのデザインを色濃く反映しており、未塗装のステンレス製ボディは手作業で溶接されています。その特徴的な多角形デザインは、Cybertruckの「CyberVan」バージョンを想起させるものとして、世界中で注目を集めています。
歴史あるブランドの復活とデザインの秘密
Russo-Baltは、1869年から1918年までロシアで名を馳せた自動車および鉄道車両メーカーでした。その名門ブランドが「F200 EV」を皮切りに復活を遂げたことは、ロシアの自動車産業にとっても大きな意味を持ちます。しかし、興味深いことに、中国市場で既に販売されている魏橋(Weichai)V90バンとF200 EVの全体的な形状が酷似しているという指摘もあります。Russo-Balt側は、F200が独自の開発であり、OEMではないと主張しています。
驚異の100年保証とロシアの過酷な冬に対応する仕様
F200 EVは、ただデザインが未来的なだけではありません。そのスペックと保証内容には目を見張るものがあります。
主要スペックと実用性
- サイズ: 全長5950mm、全幅2000mm、全高2550mm
- 積載量: 最大1000kg
- 室内空間: 大人が立ったまま移動できる広さ
- パワートレイン: 200馬力のフロント駆動モーター、115kWhバッテリーパック
- 航続距離: 400km
- 充電: フロントフェンダーのポートによる急速充電対応
- 標準装備: ABS、ESP、エアコン、後輪エアサスペンション、ライブ配信対応360度カメラ
そして最も驚くべきは、ボディに100年という長期保証が提供されることです。さらに、ロシアの厳しい冬の低温に対応するため、シート、ステアリングホイール、サイドミラー、さらにはフロントガラスのワイパーに至るまで、車内のほぼ全ての表面にヒーター機能が搭載されています。これにより、極寒の環境下でも快適な運転が可能です。
まとめ:未来のモビリティと国際競争
Russo-Balt F200 EVは、約650万ルーブル(日本円で約1200万円)という価格が設定されており、生産計画は既に進行中です。最初の納車は2027年1月を予定しています。テスラがその実現を待たれる中で、ロシアから突如現れたこの「CyberVan」は、デザイン、耐久性、そして実用性を兼ね備えた魅力的な選択肢となり得るでしょう。国際的なEV市場における競争が激化する中、このようなユニークなアプローチが、今後のモビリティの未来にどのような影響を与えるのか、注目が集まります。
元記事: mydrivers
Photo by Impact Dog Crates on Pexels












