カプコンが主催するeスポーツの二大主要大会、「カプコンカップ」および『ストリートファイター』世界選手権が、当初の発表から一転、無料で視聴可能になることが決定しました。以前の計画では、これらの大会を視聴するには40ドルの費用が必要でしたが、この方針は多くのゲーマーからの強い反発を招きました。GameSpotの報道によると、カプコンはプレイヤーコミュニティからの不満を受け、有料配信の価格を10ドルに大幅値下げするとともに、無料視聴オプションを再導入することを正式に発表しました。今回のカプコンの方針転換は、eスポーツの収益化とファンコミュニティの期待とのバランスを巡る議論に一石を投じるものとなるでしょう。
カプコン、eスポーツ有料配信計画にファンから猛反発
以前、カプコンは今年度の主要eスポーツイベントである「カプコンカップ」と『ストリートファイター』世界選手権のライブ配信を有料化する計画を発表しました。発表された視聴料は40ドル(日本円で約6,000円相当)で、この金額を支払わなければ二大イベントを視聴できないという内容でした。この突然の有料化発表は、世界中のゲーマーコミュニティから強い抗議と不満の声を巻き起こしました。
ファンの声に応え、有料配信を撤回!無料オプションも復活へ
プレイヤーたちからの強い反発を受け、カプコンは公式に配信方針の見直しを発表しました。有料視聴プランの価格は、当初の40ドルから10ドル(日本円で約1,500円相当)へと大幅に値下げされました。さらに、多くのファンが求めていた無料視聴オプションも再び提供されることになりました。
有料版と無料版の違い、そして特典
今回の調整により、無料視聴版では公式解説が含まれない点が有料版との主な違いとなります。一方、有料視聴を購入したプレイヤーには、特典として『ストリートファイター6』に登場するキャラクター「ラシード」の特別な限定コスチュームが進呈されます。
まとめ
企業が新しい収益モデルを模索し、コミュニティがそれに反発するという構図は、現代のデジタルコンテンツ業界で頻繁に見られます。今回のカプコンの迅速な方針転換は、ファンコミュニティの意見が持つ影響力の大きさを改めて示す結果となりました。eスポーツがさらなる成長を遂げる中で、コンテンツ提供側は収益化と、ファンが長年築き上げてきた無料視聴文化との間で、慎重なバランスを取る必要に迫られています。日本市場においても、eスポーツコンテンツのマネタイズはデリケートな問題であり、今回のカプコンの対応は今後のゲーム業界における収益化戦略に重要な示唆を与えるものとなるでしょう。
元記事: gamersky
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