League of Legends(LoL)の世界最高峰を決める「S15世界選手権」で、見事優勝を果たしたT1。その祝勝ムードの中、チームのスター選手であるFaker、Oner、Doranの3名が公式チャンネルのインタビューに登場しました。中国のeスポーツメディア「虎撲電競」の報道によると、インタビュアーからは、T1が世界大会の5番勝負(BO5)形式において、LPL(中国プロリーグ)地域のチームに対して「13戦全勝」という驚異的な無敗記録を維持していることについて質問が投げかけられました。この記録に対する選手の意識とは一体どのようなものだったのでしょうか。
王者Fakerが語る「特別な意味はない」その真意
インタビューでまず注目を集めたのは、LoL界の生きる伝説、Faker選手の回答でした。LPLチームに対するBO5の全勝記録について問われたFaker選手は、非常に冷静な口調で「特別な意味はありません。ただ『たくさんの試合に勝ったな』と感じるだけです」と語りました。続けて、「記録というものは、いつか必ず破られるものだと思います。私たちはただ、目の前の試合に全力を尽くすだけです」と、記録そのものよりも、日々の努力と試合への集中こそが重要であるという、王者らしい哲学を披露しました。この発言は、単なる記録の継続ではなく、常に最高のパフォーマンスを目指し続けるFaker選手の揺るぎないプロ意識を浮き彫りにしています。
記録に囚われないチームのプロフェッショナルな姿勢
Faker選手だけでなく、チームメイトも同様のプロフェッショナルな姿勢を示しました。ジャングラーのOner選手は、「記録を積み重ねるために努力するよりも、努力し続ける過程で自然と記録がついてくる、という方がしっくりきます」とコメント。あくまで結果としての記録であり、努力の動機ではないことを強調しました。また、トップレーナーのDoran選手は、この記録について「自分はほんの少し貢献しただけなので、そこまで重要な記録だとは思っていません」と謙虚に語りました。個人の功績よりもチーム全体の勝利を優先し、記録に一喜一憂しない彼らのマインドセットが、T1の強さを支える根幹にあると言えるでしょう。
まとめ:記録を超越した真の強さ
T1の選手たちが示した「記録はあくまで結果であり、本質ではない」という考え方は、なぜ彼らが世界のトップに君臨し続けるのかを雄弁に物語っています。LPLという強豪地域とのBO5全勝という途方もない記録でありながらも、それに慢心せず、またプレッシャーを感じすぎない。彼らの視線は常に未来の試合と、さらなる高みへと向けられています。この記録を超越したプロフェッショナルなマインドセットこそが、T1を世界最強たらしめる要因であり、今後も彼らがLoL eスポーツの歴史に名を刻み続けることでしょう。日本のeスポーツシーンで活躍する選手やチームにとっても、彼らの姿勢は大きな学びとなるはずです。
元記事: gamersky
Photo by Tima Miroshnichenko on Pexels












