中国の大手ゲームメディアGamerskyが、「仁王3(Nioh3)」としてシリーズに登場する可能性のある、あるいはすでに登場している人気妖怪たちに焦点を当てた記事を公開しました。「仁王3」はまだコーエーテクモゲームスからの正式発表はありませんが、中国ではその期待からか、次期作の話題も活発なようです。
Team NINJAの代表作である「仁王」シリーズは、その高難易度バトルと、日本の伝承に基づいた個性豊かな妖怪デザインで世界中のプレイヤーを魅了してきました。凶悪な妖怪や変異した武将だけでなく、思わず目を奪われるような美しい姿の魔物たちも多数登場し、緊迫した戦闘の合間にもプレイヤーの心を掴んで離しません。
「仁王」シリーズを彩る、美しき妖魔の魅力
「仁王」シリーズの大きな魅力の一つは、その独特な世界観と、そこで描かれる妖怪たちの多様性です。特に、その妖艶な姿でプレイヤーを惑わせる「美女妖怪」たちは、ゲームの難易度とは裏腹に、多くのファンを惹きつけてやみません。今回は、Gamerskyの記事を基に、そんなシリーズ屈指の人気を誇る(と中国メディアが報じる)美女妖怪たちをご紹介します。
【飛縁魔(ひえんま)】妖艶なる吸血鬼
初代「仁王」から登場するクラシックなボスである飛縁魔は、男性を誘惑し生血を吸い取る吸血鬼タイプの妖怪です。空中を舞い、麻痺攻撃でプレイヤーの動きを封じてから強襲を仕掛けてきます。初代では遠距離攻撃の少なさから手ごわい相手でしたが、中国メディアの情報では「仁王3」では難易度が調整され、比較的倒しやすくなっているとのこと。その起源については、「丙午(ひのえうま)の年に生まれた女性は男性を早死にさせる」という日本の民間伝承に由来するとも言われています。
【女郎蜘蛛(じょろうぐも)】惑わしの半人半蜘蛛
巨大な蜘蛛の体に人間の女性の上半身を持つ女郎蜘蛛は、糸を吐いてプレイヤーの動きを鈍らせ、捕獲攻撃を仕掛けてきます。高い耐久力を持つものの、大技は隙が大きいため、糸攻撃に注意すれば攻略の糸口は見つけやすいでしょう。中国メディアによれば、「仁王3」では遊女の装いで登場し、離島や遊郭でプレイヤーと遭遇するとのこと。日本の伝統的な怪談では、女性に化けて人間を捕食する蜘蛛の妖怪とされており、「400年以上生きた蜘蛛は人間に化ける」という伝承もあります。
【濡女(ぬれおんな)】びしょ濡れ石化の蛇女
こちらも初代「仁王」から登場する濡女は、びしょ濡れの長い髪で胸を覆う特徴的な外見をしています。蛇のようなしなやかな体つきと高い耐久力を持ち、石化ビームを放つ強力な雑魚妖怪です。数多くの妖怪絵師に描かれてきた古典的な魔物であり、「仁王」シリーズでもその姿はあまり改変されていません。伝説では、その尾が300メートル以上にも伸びるとされ、リヴァイアサンにも匹敵する存在感を持つと言われています。
【火車(かしゃ)】炎を操る猫娘の悪戯
「仁王2」で高い人気を誇ったボス、火車が今作にも登場するとされています。霊石に貫かれた死体を動力源とする車輪に乗り、燃え盛る鞭を振るってプレイヤーを攻撃します。瞬時に距離を詰め、広範囲攻撃も持つため、高い難易度の戦闘が予想されます。炎への耐性を上げてから挑むのがおすすめです。特徴的な胸元の開いたデザインと、耳、ひげ、毛並み、爪といった獣の特徴が融合したビジュアルが印象的です。言い伝えでは、葬儀の場から死者の遺骨を奪い去る妖怪とされており、「仁王」シリーズではさらに猫の伝承と結びつけられ、猫型の火車というユニークな設定が作り上げられました。
【茨木童子(いばらきどうじ)】雷を纏う鬼族の若武者
中国メディアが報じる「仁王3」の予告編にも登場したとされる茨木童子は、全身が黄金色に輝き、雷を纏う鬼族のキャラクターです。特攻服を着た不良少年のような外見ですが、顔立ちは端正で、腹部の筋肉のラインも魅力的です。伝説では、酒呑童子の部下であり、渡辺綱との戦いで腕を切り落とされたとされています。酒呑童子が源頼光四天王に討伐されそうになった際に逃走したとも伝えられます。「仁王3」のストーリーでは、どのような役割を果たすのか注目されます。
まとめ:新たな「仁王」への期待と、美しき妖怪たちの魅力
「仁王3」というタイトルの公式発表はまだありませんが、中国メディアの報道からは、シリーズへの根強い期待と関心の高さが伺えます。今回ご紹介した美女妖怪たちは、単なる敵キャラクターとしてだけでなく、その美麗なデザインと背景に秘められた伝承が、プレイヤーのゲーム体験をより深く、魅力的なものにしています。
これらのキャラクターが、もし本当に次期「仁王」シリーズに登場するとなれば、再び多くのプレイヤーをその高難易度と、妖艶な魅力で虜にすることでしょう。Team NINJAが今後どのような展開を見せるのか、そして日本の妖怪文化がどのように世界に発信されていくのか、続報に期待が高まります。
元記事: gamersky
Photo by Rosemary Ketchum on Pexels












