ゲーミングUMPC(Ultra-Mobile PC)市場で存在感を放つLenovoの「Legion Go」。そのドライバー更新が、発売からわずか1年足らずで一時停止されるという驚きのニュースが報じられ、ゲーマーの間で波紋を呼んでいます。IT専門メディアWccftechの報道によると、Lenovo Koreaがユーザーに送ったメールで、Legion Goの今後のドライバー更新計画がないことを明らかにしました。本記事では、この異例の発表の背景と、日本のLegion Goユーザーが知っておくべきことについて詳しく解説します。
Lenovo Legion Go、まさかのドライバー更新停止か?
2023年末に登場し、AMD Z1 Extremeプロセッサを搭載して高性能と携帯性を両立させたLegion Go。多くのゲーマーから期待を集めましたが、今回の報道は突然の事態となりました。Lenovo Koreaからのメールでは、Legion Goと今後登場が示唆されているLegion Go Sがハードウェア設計で異なるため、BIOSやドライバーの互換性がないことを指摘。その上で、Legion Go向けの次期ドライバー更新計画が現在はない、と明確に伝えられました。
ユーザーへの影響と代替更新方法
ドライバー更新の一時停止は、直ちにLegion Goが使えなくなることを意味するものではありません。しかし、将来的なパフォーマンスの最適化や、最新ゲームへの対応、セキュリティパッチなどの重要なサポートが受けられなくなる可能性があります。
Lenovoは、ユーザーに対し以下の方法でシステムの更新を推奨しています。
- システムおよびLenovo Vantage更新: Windows UpdateとLenovo Vantageを通じて、必要なシステム更新を優先的にインストールしてください。
- グラフィックドライバー更新: 最新のグラフィックドライバーが必要な場合は、AMDの公式サイトから汎用バージョンをダウンロードしてください。ただし、Legion Goが搭載するAMD Z1 Extremeチップは特定の最適化が施されているため、AMD公式ドライバーが互換性がない場合は、WindowsまたはLenovo Vantageが提供するバージョンを使用するようにと注意喚起しています。
今回の件について、Lenovoは「より満足のいく回答を提供できなかったことを深くお詫び申し上げます」とユーザーへのメールで述べています。
他社製品との比較と今後の展望
同じAMD Z1 Extremeシリーズチップを搭載するゲーミングUMPCとしては、ASUSの「ROG Ally」やその改良版「ROG Ally X」などが存在します。これらのデバイスは定期的にドライバーやファームウェアの更新が行われており、Legion Goの今回の状況は非常に異例と言えるでしょう。発売から1年足らずという短期間でのサポート体制の変更は、今後のLegion Goユーザーの体験に影響を及ぼすだけでなく、Lenovoのゲーミングデバイス戦略やブランドイメージにも影響を与える可能性があります。
まとめ:今後のLenovoの動向に注目
Lenovo Legion Goのドライバー更新一時停止のニュースは、ゲーミングUMPCの購入を検討している方や、すでに利用している方にとって大きな関心事です。現時点では、Windows UpdateやLenovo Vantage、あるいはAMD公式サイトからの汎用ドライバーで対応することになりますが、将来的なパフォーマンス維持やゲーム体験の最適化には、公式からの継続的なサポートが不可欠です。
今回の発表が一時的なものなのか、あるいはLenovoのUMPC戦略の転換点となるのか、今後のLenovoからの公式発表や対応が待たれます。日本のLegion Goユーザーも、引き続き情報収集を行い、デバイスの最適な運用方法を模索していく必要がありそうです。
元記事: gamersky












