Samsungが中国市場で、革新的な初の三つ折りスマートフォン「Z TriFold」を正式発表しました。ユニークな両側内折りたたみデザインが特徴のこの新モデルは、展開時に約10インチのタブレットサイズになり、折り畳めばコンパクトなスマートフォンへと変貌。最上位モデルは21999元というSamsung史上最高額クラスの価格設定ながら、その最先端技術と未来を予感させる機能は、テクノロジー愛好家の心を強く掴んでいます。第2回の限定予約販売が12月10日10時(現地時間)に開始され、大きな注目を集めています。
未来を拓く「Z TriFold」の革新的なデザイン
Z TriFoldの最大の魅力は、その画期的な三つ折りデザインにあります。完全に展開すると、デバイスは高精細な10インチの「第2世代Dynamic AMOLED」メインディスプレイを搭載したタブレットとして機能します。このディスプレイはQXGA解像度に対応し、120Hzの可変リフレッシュレート、そしてピーク輝度1600nitという卓越した表示性能を誇ります。これにより、動画視聴やゲーム、マルチタスクなど、あらゆるコンテンツを鮮明かつ滑らかに楽しむことが可能です。
一方、完全に折り畳んだ状態では、一般的なスマートフォンと変わらないサイズ感に。前面には6.5インチの外側ディスプレイが配置されており、日常的な通知確認や簡易操作を快適に行えます。この複雑な変形を実現するため、Samsungは異なる構造を持つ2つのヒンジ(蝶番)を採用。ヒンジの外殻にはチタン合金が、本体フレームには高強度を誇る「アーマーアルミ」が使用されており、耐久性と軽量化を両立させています。
驚異的な薄さと軽さ
デバイスのサイズ感も注目に値します。完全に展開した状態での最薄部はわずか3.9ミリメートル(SIMカードトレイ部分含む)。また、本体重量は309グラムに抑えられており、大画面体験と優れた携帯性の両方を実現しています。これは、同クラスの折りたたみスマートフォンの中でも際立つ薄さと軽さであり、Samsungの高度なエンジニアリング能力を示すものと言えるでしょう。
妥協なき性能と先進のAI機能
パワフルなチップと高機能カメラ、長時間バッテリー
Z TriFoldは、パフォーマンス面でも抜かりがありません。心臓部には、最新のSnapdragon 8 Elite (for Galaxy)モバイルプラットフォームを搭載し、あらゆるタスクを高速かつスムーズに処理します。カメラシステムも非常に強力で、光学手ブレ補正(OIS)対応の2億画素広角メインカメラ、1200万画素の超広角カメラ、そして3倍光学ズーム対応の1000万画素望遠カメラからなるトリプルレンズ構成を採用。プロレベルの写真や動画撮影が可能です。
バッテリーも大容量で、5600mAhの3セルバッテリーを内蔵。さらに、45Wの有線急速充電に対応しているため、長時間の使用にも耐え、短時間での充電が可能です。
PCライクな独立DeXとGalaxy AIの融合
ソフトウェア面では、「独立版DeX」モードを初搭載。これにより、外部ディスプレイに接続することなく、Z TriFold本体の大型ディスプレイ上で、まるでPCのデスクトップのような操作体験が可能になります。最大4つのワークエリアを同時に開くことができ、マルチタスクの効率が大幅に向上します。
さらに、Samsung独自の「Galaxy AI」機能スイートが深く統合されており、写真アシスタント、生成AIによる編集、ライティングアシスタントといった便利なツールが利用できます。また、GoogleのマルチモーダルAIサービス「Gemini Live」との連携も実現しており、AIがユーザーの生活やビジネスを強力にサポートする、真のスマート体験を提供します。
まとめ
Samsung Z TriFoldは、単なる新しいスマートフォンというだけでなく、折りたたみデバイスの未来を形作る画期的な製品と言えるでしょう。特に中国市場での先行投入は、同市場におけるSamsungの技術力とブランドイメージを一層強化する狙いがあると考えられます。日本ではまだ正式な発表はありませんが、その革新的なデザインと最先端の機能は、世界中のモバイルテクノロジー愛好家、そして日本のユーザーからも熱い視線を集めることは間違いありません。
今後、このような「三つ折り」という新たなフォームファクターが、スマートフォン市場にどのような影響を与え、どのような進化を遂げていくのか、目が離せません。Z TriFoldの成功が、次世代モバイルデバイスの新たな標準を確立する可能性も秘めているでしょう。
元記事: pcd
Photo by SHVETS production on Pexels












