中国の旧暦大晦日、多くの家庭が国民的番組「中央広播電視総台(CCTV)春節晩会」(通称:春晩)に釘付けになる中、中国EC大手「京東(JD.com)」が驚くべき物流の快挙を成し遂げました。春晩の独占インタラクションパートナーとして、番組中に配布された景品が、なんと番組放送中に最初の当選者に届けられたのです。日本で言えば、紅白歌合戦の最中に抽選で当たった賞品が、その日のうちに自宅に届くようなもの。春節という年間で最も物流が滞る時期に、京東が披露した「年越し物流」の全貌と、その裏にある先進技術、そして従業員への手厚い配慮について深掘りします。
中国の国民的祭典「春晩」と京東の独占提携
2022年1月31日の旧暦大晦日、夜10時6分、CCTVの2022年春晩が盛り上がりを見せる中、貴州省畢節市に住む李女士の自宅に、京東快递からインタラクション景品が届けられました。これは、総台の春晩インタラクション景品で最初に届けられた記念すべき一品となりました。新発展理念を貫く模範地域である畢節の消費者や産業は、このインフラの恩恵を享受しています。
京東は、2022年春晩の独占インタラクションパートナーとして、番組開始の夜8時から合計7回の紅包(お年玉)や商品を次々と配布。視聴者は司会者のアナウンスに従い、京東APPの「摇一摇(シェイク)」機能でインタラクションに参加しました。李女士が受け取った景品も、この「摇一摇」を通じて獲得した実物商品だったのです。
春節期間中も止まらない!京東物流の驚異的な「年越し」サプライチェーン
京東は視聴者に全く新しいインタラクション体験を提供する一方で、京東物流はサプライチェーンインフラと三位一体のサプライチェーン技術システムを最大限に活用し、10年連続で春節期間中の配送を継続しました。20万人を超える最前線の従業員が尽力し、全国300以上の都市、約1500の区県で、旧暦大晦日や旧暦元日でも消費者が通常通り商品を注文・受け取りできる体制を確保。京東快递はさらに、全国200以上の都市で年中無休の発送サービスを提供し、消費者の「年貨(旧正月の買い物)」発送ニーズに全面対応しました。
これに加えて、京東物流はシステムアルゴリズム、サプライチェーン計画、そして多層的な在庫前置(商品を消費者に最も近い場所に事前に配置する戦略)を通じて、春晩のインタラクション商品を最大限に消費者の手元に近い場所に配置。これにより、商品の移動回数を減らし、配送時間を大幅に短縮することで、春晩視聴者がインタラクション活動にスムーズに参加できるよう支えました。この春晩インタラクション活動は、旧暦1月15日(2月15日)まで続き、旧暦元日(2月1日)からは「击鼓迎春」イベントがオンラインで実施され、ユーザーは元宵節晩会の期間中も引き続き京東で商品や紅包を受け取ることができます。
同時に、京東物流は春節期間中に職務に留まる最前線の従業員が安心して年を越せるよう、4億元(日本円で約80億円以上、1元=20円換算)を超える資金を投じ、福利厚生や手当を大幅に増強。「健康で安心な年越し」を従業員に保障しました。
「数智化」が支える京東の強みと今後の展望
今回のCCTV春晩との独占インタラクション協力は、京東が18年にわたる努力で築き上げてきた「数智化社会サプライチェーン」(デジタル技術とインテリジェンスが融合した社会全体のサプライチェーン)のサービス能力が高く評価され、その真価が試された場となりました。京東はCCTVと協力し、新型実体企業(リアルとデジタルを融合させた企業)としての効能をさらに発揮し、「年貨春運」(旧正月の買い物や物流輸送ラッシュ)を通じて各地間の感情を伝える絆を築き、視聴者やユーザーに最もシンプルで、最も多様な、そして最も長く続く新しいインタラクション体験を提供していくとしています。
まとめ
中国の国民的祝祭である春節に、京東が果たした役割は、単なるEC企業の枠を超えています。最先端の物流技術と強固なサプライチェーンを駆使し、年中無休のサービスを提供。その裏には、莫大な投資による従業員の福利厚生がありました。これは、中国におけるデジタル経済の成熟度と、EC企業が社会インフラとして果たす役割の大きさを如実に示しています。日本のEC・物流業界にとっても、中国市場で進行している驚異的な進化は、今後の戦略を考える上で多くの示唆を与えてくれるでしょう。
元記事: kanshangjie
Photo by Aknarin Thika on Pexels






