中国のテクノロジー大手Xiaomiが、同社初のEVセダン「SU7」をベースとした超高性能モデルを開発しているとの情報が飛び込んできました。海外の自動車メディア「AutoEvolution」が、この新型高性能モデルのロードテスト車両のスクープ画像を公開し、自動車愛好家の間で大きな話題となっています。
この「SU7」プラットフォームを基に開発された究極のバージョンは、「SU7 Ultra Extreme」と名付けられる可能性があり、レーストラックでの使用を想定したハイパフォーマンスEVとして、限定販売される見込みです。空力デザインの徹底的な見直しにより、その外観はまさに「戦闘的」なオーラを放っています。Xiaomiが描くEVの未来、その片鱗を捉えたスクープの詳細を見ていきましょう。
「SU7 Ultra Extreme」の驚異的な進化
今回スクープされた新型車両は、既存のSU7をはるかに上回る空力性能を実現しています。特に目を引くのは、そのリアエンドのデザインです。巨大なカーボンファイバー製リアスポイラーが威風堂々とそびえ立ち、大型の「シャークフィン」型リアディフューザーと組み合わせることで、強大なダウンフォースを生成するシステムを形成しています。
フロント部分も抜かりありません。よりアグレッシブな造形が採用され、バンパー両サイドには新たな通気口が設けられています。さらに、ボンネット先端からは大型のカナード(整流板)が伸びており、これらすべての改良が、単に空気の流れを最適化するだけでなく、車両全体の「戦闘的なオーラ」を一層強固なものにしています。
2000馬力超えか!?クワッドモーター搭載の可能性
「SU7 Ultra Extreme」のパワートレインに関する噂もまた、注目に値します。本モデルは、クワッドモーター(4モーター)駆動システムを搭載し、その最高出力は驚異の2000馬力を突破する可能性があると報じられています。
この数値は、以前Xiaomiの研究開発チームが言及した2054馬力の高性能EVプロジェクトと高く合致しており、新型車両が動力性能において飛躍的な進化を遂げることを示唆しています。参考までに、現行のSU7 Ultraでもすでに強力な動力性能を発揮していますが、新モデルではモーター配置とエネルギー管理システムの最適化を通じて、加速性能やサーキットでのラップタイムにおいて新たな記録を打ち立てることが期待されています。
もう一つの謎!SU7ベースの2ドアクーペ型プロトタイプ
今回のテスト車両群の中には、「SU7」のデザイン言語を踏襲した2ドアのスーパークーペ型プロトタイプも確認されています。この謎の車両もまた、大型の空力パッケージやワイドボディのホイールアーチを備えており、よりワイドなトレッド(車輪間の距離)を持つことを示唆しています。
現場の関係者によると、このプロトタイプのダイナミックな性能は、Xiaomiの既存の量産モデルをはるかに凌駕し、そのシャシーチューニングや動力応答はプロフェッショナルなレーシングカーの特性を示しているとのことです。しかし、そのスタイリングは、Xiaomiが以前発表した「Vision GT」コンセプトカーとは明確な違いがあり、全く新しい製品ラインを代表する可能性も浮上しています。XiaomiがEV市場でどのようなサプライズを用意しているのか、今後の発表が待たれます。
まとめ
XiaomiがSU7 Ultraの「究極版」とされる「SU7 Ultra Extreme」の開発を進めているという今回のスクープは、同社がEV市場において、単なるスマート家電メーカーの域を超え、高性能スポーツカーメーカーとしての地位をも確立しようとしている本気度を物語っています。
2000馬力超えのクワッドモーター、徹底的に磨き上げられた空力性能、そして限定販売という戦略は、EV市場に新たなベンチマークをもたらす可能性を秘めています。さらに、SU7ベースの2ドアクーペ型プロトタイプの存在は、Xiaomiが多様な高性能EVラインナップの展開を視野に入れていることを示唆しており、未来のモビリティに対する彼らのビジョンを垣間見せています。
日本市場への直接的な影響はまだ不透明ですが、中国のEV技術の急速な進化は世界の自動車産業にとって無視できない動きです。今後もXiaomiのEV戦略から目が離せません。
元記事: pcd
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