『バルダーズ・ゲート3』で世界中のゲーマーを熱狂させたLarian Studios(ラリアン・スタジオ)が、新作ゲームの開発終盤に入っている可能性が浮上しました。同社が先日、簡体字中国語のローカライズ担当者を募集する求人情報を公開したのです。ゲーム業界では、ローカライズ担当者の募集は開発がかなり進行しているサインとされており、次の傑作発表への期待が日本を含む全世界で高まっています。
『バルダーズ・ゲート3』開発元が新作準備か?
近年、『バルダーズ・ゲート3』や『Divinity: Original Sin 2』といった、数々の名作RPGを生み出してきたLarian Studios。その彼らが突如、簡体字中国語のローカライズ担当者(言語スペシャリスト)の募集を開始しました。求人情報によると、勤務地はアイルランドのダブリンです。
この募集は、単なる既存タイトルの維持ではなく、新たなゲームプロジェクトが進行していることを強く示唆しています。特にローカライズ業務は、ゲーム本体のテキストや音声がほぼ完成している段階で本格化することが多いため、「新作開発の佳境」という見方が業界内で広がっています。
募集職務から読み解く新作ゲームの姿
今回募集されたローカライズ担当者の職務内容は、非常に広範かつ専門的です。主な責任事項は以下の通りです。
- 簡体字中国語翻訳の品質管理
- ゲーム内テキスト、音声スクリプト、マーケティング・PRコンテンツの翻訳
- 製品・サービスに関する開発からリリース、運用までの多岐にわたるサポート
- 翻訳メモリ(TM)、用語集、スタイルガイドの作成と維持
- ターゲット地域向けの文化・クリエイティブな側面からのローカライズサポート
- ターゲット市場のゲーム業界トレンドを常に把握し、関係者へ共有
- 社内外のステークホルダーと強固な関係を築き、用語、言語品質、ワークフローに関する問題解決に貢献
- ゲームテストを通じて、テキストが正確かつ適切な文脈で表示されているかを確認
- 外部ローカライズベンダーと連携し、言語品質の向上に努める
これらの内容からは、単なる翻訳作業に留まらず、ローカライズ全体のディレクションや品質保証、さらには文化的な側面まで深く関わる、非常に重要な役割であることが分かります。Larian Studiosが、いかにターゲット市場でのユーザー体験を重視しているかが伺えます。
求められるスキルと国際市場戦略
求人には、応募者に求めるスキルや経験も明記されています。
必須要件
- 2年以上のビデオゲームローカライズ経験
- 優れた簡体字中国語のライティングおよび編集能力
- 英語が流暢であること
- 期限付きのローカライズプロジェクト経験があること
- CATツール(Computer Assisted Translation tool)の使用経験。memoQに精通している場合は優遇
加点項目
- 少なくとも1つのAAA級ゲームタイトルの制作・発売に携わった経験
- 声優キャスティング経験
- ConfluenceおよびJIRAの使用経験
これらの要件からは、Larian Studiosが経験豊富なプロフェッショナルを求めていることが明らかです。特に中国語圏は巨大なゲーム市場であり、高品質なローカライズは成功の鍵となります。今回の募集は、同社が中国市場を含む国際展開を強化し、次期タイトルでさらなる飛躍を目指している強い意志の表れと言えるでしょう。
まとめ:期待高まるLarian Studiosの次なる一歩
今回の簡体字中国語ローカライズ担当者の募集は、Larian Studiosが新たなAAA級タイトルを開発しており、そのプロジェクトが終盤に差し掛かっていることを強く示唆しています。まだ具体的なゲームタイトルは発表されていませんが、『バルダーズ・ゲート3』で世界中のプレイヤーを魅了した彼らが次に何を生み出すのか、期待は高まるばかりです。
日本のゲームファンにとっても、Larian Studiosの新作は大きな関心事となるでしょう。高品質なローカライズによって、より多くのプレイヤーが彼らの描く壮大な世界に没入できることを願ってやみません。皆さんは、Larian Studiosの次なる作品が何だと思いますか?ぜひ予想をコメント欄でお聞かせください。
元記事: gamersky












