国民的アニメ『クレヨンしんちゃん』の人気キャラクター、野原ひろしを主人公にしたスピンオフアニメ『野原ひろし 昼メシの流儀』が、中国の視聴者の間で大きな話題を呼んでいます。しかし、その話題の中心は、ひろしの意外な“ビジュアル”に対する戸惑いや批判の声。「一体誰?」といった疑問符が飛び交い、「中年のおじさん臭い」といった辛辣なコメントも。中には、某有名漫画の悪役「吉良吉影」に似ていると指摘する声まで上がるなど、日本国内ではあまり見られない熱い議論が巻き起こっています。
あの野原ひろしに何が?中国の視聴者が抱いた衝撃
先日、中国の動画配信プラットフォームでは、『野原ひろし 昼メシの流儀』に登場する野原ひろしに対し、視聴者から多数のツッコミが寄せられました。普段、日本で親しまれている「ひろし」とは異なる、やや疲れたような、あるいは「中年のおじさん臭い(中年猥瑣)」と表現されるビジュアルが、多くの視聴者を困惑させたのです。弾幕コメント(動画上に流れるコメント)には「あなた誰?」という問いかけが頻出。さらに一部の視聴者は、人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』に登場するサイコパスな悪役、吉良吉影と見間違えるほどの変わりようだと指摘し、その話題は瞬く間にSNS上で拡散しました。
『野原ひろし 昼メシの流儀』とは?サラリーマンの共感を呼ぶ究極のランチ追求
この話題作は、臼井儀人先生原作の『クレヨンしんちゃん』から派生した作品です。塚原洋一氏が作画を手掛ける漫画を原作とし、アニメ版は西山司氏が監督、森迅史氏が総脚本、山部光太郎氏がキャラクターデザインを担当し、DLEがアニメーション制作を手掛けています。中国では2025年10月3日より放送が開始された(またはされると報じられている)とされており、日本の視聴者にとってはなじみ深い作品でしょう。
知られざる「ひろし」の顔:ランチに懸ける情熱
本作では、『クレヨンしんちゃん』本編ではあまり描かれることのなかった、サラリーマンとしてのひろしの一面にスポットが当てられています。限られたお小遣いと時間の中で、最高の昼食を追い求めるひろしの姿が描かれており、単なるグルメ批評にとどまらず、様々な料理の豆知識や作り方も紹介されています。さらに、「後輩にご馳走する煩わしさ」や「仕事の合間のファストフード」、「上司への愚痴」といった、働く世代が共感できる日常の“あるある”ネタが満載。そのため、20代から30代の男女を中心に幅広い層から支持を得ています。
『クレヨンしんちゃん』ならではのユーモアも健在
スピンオフ作品でありながら、『クレヨンしんちゃん』特有のユーモアセンスも随所に散りばめられています。ひろしが辛い料理や甘い料理を味わう際に披露する、豊かな“顔芸”も本作の見どころの一つ。コミカルな表情の変化は、本編ファンもきっと楽しめるはずです。
まとめ:キャラクターの多様性とファンの熱量
今回の中国での反響は、野原ひろしというキャラクターが国境を越えて愛されている証であると同時に、ファンが抱くキャラクターイメージの強さを浮き彫りにしました。日本のアニメ作品が海外で思わぬ形で注目を浴びる事例は珍しくありませんが、特に「吉良吉影似」という声は、日本国内のファンにとっても驚きをもって受け止められることでしょう。
この意外な話題をきっかけに、『野原ひろし 昼メシの流儀』、そして『クレヨンしんちゃん』シリーズへの新たな関心が高まるかもしれません。キャラクターデザインや表現の多様性に対する議論は、今後のアニメ制作においても重要な視点となるでしょう。
元記事: gamersky
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