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最新テック速報:iPhone Air苦戦、DJI新機種、Siri進化、AI半導体高騰の波

DJI drone AI chip - 最新テック速報:iPhone Air苦戦、DJI新機種、Siri進化、AI半導体高騰の波

2024年1月25日、中国から届けられた最新のテクノロジーニュースは、激動するテック業界の現状を鮮明に映し出しています。Appleの新型スマートフォン「iPhone Air」が予想外の販売不振に直面し、大規模な値下げが行われる一方で、ドローンの世界的なリーダーであるDJIからは次世代手持ちジンバルカメラ「Osmo Pocket 4 Pro」の革新的なデザインがリークされ、ガジェットファンの期待を集めています。さらに、AppleのSiriがAIチャットボットへと大きく進化する計画が明らかになり、その根底にはAI需要によるNANDフラッシュメモリーの価格が100%以上も高騰するという、市場全体を揺るがす動きがあります。HuaweiのHarmonyOSエコシステムが拡大し、中国ブランドHonorのスマートフォンが好調な売上を見せるなど、多様な動きが同時進行している中国テック市場の「今」を深掘りします。

主要メーカーの動向と新製品情報

iPhone Air、まさかの苦戦で大幅値下げ

Appleが投入したと報じられる新型スマートフォン「iPhone Air」が、市場の期待を下回る販売状況に直面しているようです。デジタル系インフルエンサーの情報によると、iPhone Airの累計アクティベーション数は20万台にも満たず、これは同世代のiPhone 17シリーズ(480万~826万台)と比較してはるかに低い数字です。販売不振を受け、Appleは中国の主要ECプラットフォームである天猫(Tmall)や京東(JD.com)で大規模な販促キャンペーンを展開。元値7,999元(約16万円)から提供されていたiPhone Airは、セール期間中の優遇とクーポン適用により、最低5,499元(約11万円)まで値下げされました。京東プラットフォームでは、下取りとクーポンを組み合わせることで、さらに5,099元(約10万2千円)という価格で購入でき、分割払いも無利息で提供されています。この大幅値下げは、Appleが販売テコ入れに躍起になっていることを示しています。

DJI Osmo Pocket 4 Proの革新的なデザインがリーク

Redditのユーザーにより、DJIの未発表手持ちジンバルカメラ「Osmo Pocket 4 Pro」の実機レンダリング画像がリークされ、ガジェット界隈で話題となっています。リークされた画像からは、本体上部のカメラモジュールが横並びのデュアルカメラ設計になっていることが判明。2つ目のレンズは望遠レンズである可能性が示唆されており、撮影の幅が大きく広がるかもしれません。下半分は前モデルのOsmo Pocket 3と似ており、回転可能なディスプレイも引き続き採用されるようです。同時に、標準版の「Osmo Pocket 4」もリークされており、こちらはPocket 3から大きなデザイン変更はなく、ズームボタンとカスタム可能なCボタンが追加されるなど、操作性の向上が図られているとのことです。

Huawei HarmonyOS搭載デバイスが4000万台突破、エコシステム拡大

Huawei(ファーウェイ)の入力方式アプリ「Xiaoyi入力法」のインストール数が4,000万を突破しました。これは同時に、HarmonyOS 5または6を搭載する端末の台数も4,000万台の大台を超えたことを意味します。昨年年末に3,600万台と発表されてからわずか数ヶ月でこの数字に達したことは、Huaweiの純粋なHarmonyOS(「純血HarmonyOS」)エコシステムの普及が急速に進んでいることを示しており、今後の更なるユーザー基盤拡大に期待が寄せられています。

Honor Magic8シリーズがAppleを凌駕する売上を記録

中国のスマートフォンブランドHonor(オナー)が、その最新フラッグシップモデル「Magic8 RSR Porsche Design」の販売台数で、これまでのポルシェデザイン版の記録を更新したと発表しました。さらに、「Honor Magic8 Pro Air」の初日販売台数が、Appleの「iPhone Air」を上回ったことも明かされています。Magic8 RSR Porsche Designは、7,999元(約16万円)からの価格で、超結晶ナノセラミック製の背面とポルシェデザインの要素を取り入れています。第5世代Snapdragon 8 Gen 3プロセッサを搭載し、天通衛星通信にも対応。2億画素のペリスコープ望遠レンズを備えるなど、ハイエンド市場を狙った意欲作です。

AIがテック業界を再構築:Siri進化と半導体市場の激変

Siri、AIチャットボットへの大規模進化計画

AppleがパーソナルアシスタントSiriを今後1年以内に2回、大規模にアップグレードする計画があることが報じられました。最初の大きなアップデートはiOS 26.4で、大規模言語モデル(LLM)に基づくパーソナライズ機能が導入される予定です。そして続くiOS 27では、Siriが本格的なAIチャットボットへと変貌を遂げるとされています。これにより、Siriは生成、分析、インターネット検索といった主流のAI能力を備えることになります。著名なジャーナリストであるマーク・ガーマン氏のレポートによると、新しいSiriは独立したアプリケーションとしてではなく、Appleの様々な製品に深く統合され、既存の音声とテキストによる起動方法を維持するとのことです。iOS 27は、早ければ今年の6月に開催されるWWDC(世界開発者会議)で発表される見込みですが、具体的なインターフェースがどのような形になるのかが注目されます。

AI需要がNANDフラッシュ価格を100%以上高騰させる

AIアプリケーションの需要が爆発的に増加し、一方で供給増加が限定的であるため、世界のストレージチップ市場は深刻な需給不均衡に陥っています。韓国メディアの報道によると、業界最大手のSamsung Electronicsは、2025年第1四半期のNANDフラッシュメモリーの供給価格を100%以上引き上げると発表しました。これに先立ち、DRAMの契約価格も最大で約70%上昇しています。この価格高騰はSamsungに限ったことではなく、SK HynixやMicronなどの主要メーカーも大幅な値上げに追随すると予測されています。業界アナリストは、この「強気な値上げ」の根本的な原因は、AIインフラと「エッジAI」のトレンドがもたらす需要の急増であり、供給がそれに追いついていないためと指摘。これにより、スマートフォンやPCなどの最終製品の製造コストにも上昇圧力がかかり、第2四半期も価格高騰の傾向が続くと見られています。

中国市場ならではの進化:共有充電器の新モデル

中国、特に深センの共有充電器業界に、新しいモバイル運用モデルが登場しました。これは、従来の店舗との利益分配モデルにおける利益率の圧力(20%から30%への上昇)に対応するための動きです。代理店は、固定された店舗に依存するのではなく、充電キャビネットを搭載した電動自転車を利用し、地下鉄の入り口や娯楽施設など、人通りの多いエリアで柔軟に停車して運用を開始しています。これにより、店舗との利益分配が不要となり、運用効率の向上が期待されています。

まとめ

今回の中国テックニュース速報からは、世界のテクノロジー市場がAIを中心に大きな変革期を迎えていることが浮き彫りになりました。iPhone Airの販売苦戦やHonorの躍進に見られる激しいスマートフォン市場の競争、DJIの革新的なカメラ製品の開発は、ハードウェアの進化が止まらないことを示しています。中でもSiriのAIチャットボット化計画や、AI需要に牽引されるNANDフラッシュメモリーの価格高騰は、AIがハードウェアとソフトウェアの両面で業界全体に与える影響の大きさを物語っています。これらの動きは、日本のテック業界や消費者にも間接的、あるいは直接的な影響を与える可能性があります。特に半導体価格の高騰は、今後発売される様々なデバイスの価格上昇につながるかもしれません。中国市場特有の新しい共有充電器モデルのような柔軟なビジネスアプローチも、今後のサービス展開のヒントとなるでしょう。テクノロジーの進化が加速する中、これらのトレンドから目が離せません。

元記事: pconline

Photo by Esmerald Heqimaj on Pexels

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