PS6の登場が待ち望まれる中、その仕様を巡る様々な憶測が飛び交っています。中でも注目を集めていたのが「物理ディスクドライブの廃止」の可能性でした。しかし、この度、元ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のグローバルスタジオ統括責任者ショーン・レイデン氏が、この憶測を一蹴する重要な発言を行いました。ソニーはPS6において100%のデジタル化は行わず、今後も物理ディスクを提供し続ける方針を明確にしています。その背景には、PlayStationが世界中で築き上げてきた盤石な地位と、グローバル企業としての社会的責任がありました。
PS6は物理ディスクドライブを維持へ!ソニー元幹部が明言
次世代ゲーム機「PlayStation 6(PS6)」については、その発表がまだ先であるにも関わらず、様々なリーク情報や推測がインターネット上で活発に議論されてきました。特に、ゲーム業界全体でデジタルダウンロードへの移行が進む中、PS6が完全に物理ディスクドライブを廃止し、デジタル専用機となるのではないかという憶測は、多くのゲーマーの関心を集めていました。
そんな中、元ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)のグローバルスタジオ統括責任者であるショーン・レイデン氏が、あるインタビュー番組の中でこの件に関する言及を行いました。レイデン氏は「ソニーはPS6において100%デジタル化を実行することはなく、ディスクを放棄することもないだろう」と明言し、物理ディスクドライブが次世代機でも存続する見通しを示しました。
グローバル戦略と地域格差への配慮が背景に
レイデン氏は、PS6で物理ディスクを維持する理由についても詳しく説明しています。その根底にあるのは、PlayStationが全世界で展開するプラットフォームとしての責任感です。
レイデン氏によると、「Xboxがわずか7つの英語圏の国々でしか市場をリードしていないのに対し、PlayStationは全世界170カ国で最大のゲームプラットフォームである」と指摘しました。そして、「ソニーは、インターネット接続が十分に整備されていない地域に対しても、その責任を負っている」と続けました。これは、インターネット回線が安定していない、あるいはそもそも利用できない環境にあるユーザーが、物理ディスク版のゲームを購入することで、最新のゲームを快適に楽しめるように配慮するという、ソニーの強い姿勢を示しています。
デジタル化の波と物理メディアの価値
近年、ゲーム市場ではデジタルダウンロード版が主流になりつつあり、PS5にもディスクドライブ非搭載のデジタル・エディションが存在します。しかし、物理ディスクには、ゲームを所有する喜びやコレクション性、友人との貸し借り、中古市場での売買が可能といった、デジタル版にはない独自の価値があります。特にインターネットインフラが未発達な地域においては、物理ディスクが唯一のゲーム購入手段となることも少なくありません。ソニーがこうした全世界のユーザー層を大切にする姿勢は、企業としての社会的責任を果たすと共に、PlayStationが長年培ってきたグローバルブランドとしての強さを象徴していると言えるでしょう。
まとめ
PS6での物理ディスクドライブ存続は、単なる技術的な選択に留まらず、ソニーがグローバル企業として、世界中の多様なユーザーのニーズと環境に寄り添おうとする姿勢の表れです。特に、デジタル化の恩恵を受けにくい地域の人々にとって、物理ディスクの選択肢が残ることは非常に重要な意味を持ちます。
今回の元幹部の発言は、世界中のゲーマー、特に物理メディアを愛する日本のユーザーにとっても朗報となったのではないでしょうか。今後のPS6に関するさらなる詳細な情報公開が、ますます楽しみになります。
元記事: gamersky












