自作PC愛好家にとって悪夢としか言いようのない事態が報告されました。Redditユーザーの「notmember」氏が、ASRock製B850M PRO RS WiFiマザーボードを使用中に、AMDの高性能CPU「Ryzen 7 9800X3D」をわずか数ヶ月の間に**3個も連続で焼損**させてしまったのです。BIOSの最新化など対策を講じるも改善せず、最終的に同氏はマザーボードの交換を決断。高価なCPUが次々と故障するこの異常事態は、一体何が原因だったのでしょうか。
繰り返される悲劇:3度のCPU焼損
この不幸な出来事は、Redditユーザー「notmember」氏によって報告されました。同氏は2025年1月に自作PCを組み立てましたが、同年11月には最初のCPU(AMD Ryzen 7 9800X3D)が故障する事態に見舞われました。すぐにAMDのアフターサービスに連絡し、新しいCPUに交換してもらいました。
対策も虚しく、続く焼損
しかし、交換されたばかりのCPUも長くは持ちませんでした。約2ヶ月後、なんと2個目のCPUも焼損。そして3度目の交換で手に入れたRyzen 7 9800X3Dに至っては、1ヶ月も経たずにまたしても故障してしまいました。
ユーザーは、メンテナンスを怠っていたわけではありません。最初のCPUが故障した際はBIOSバージョン3.50、2個目のCPUの際はBIOS 4.03、そして3個目のCPUが故障した際は、なんとBIOS 4.07 Betaを使用していたとのこと。特筆すべきは、BIOS 4.07 BetaがASRockから「CPUの異常問題」を修正するためにリリースされたバージョンであり、AGESA 1.3.0.0aマイクロコードの更新が含まれていた点です。にもかかわらず、3個目のCPUも救われることはありませんでした。
3個のCPUがすべて、同一のASRock B850M PRO RS WiFiマザーボード上で焼損したことから、マザーボード自体に根本的な問題があった可能性が濃厚です。
忍耐の限界:他社製マザーボードへの乗り換え
高価なCPUを3度も交換し、その度に時間と労力を費やしたことは、いかなる自作PCユーザーにとっても受け入れがたい負担です。度重なる故障と改善しない状況に、ユーザーはついにASRock製マザーボードの使用を諦め、他ブランドのマザーボードへと乗り換える決断を下しました。
まとめ
今回のケースは、自作PCにおいてマザーボードとCPUの相性、あるいはマザーボード自体の品質が極めて重要であることを改めて浮き彫りにしました。ASRockが提供したBIOSアップデートも功を奏さなかったことは、単なるソフトウェアの問題を超えた、より根深い設計上の欠陥が存在する可能性を示唆しています。高価なCPUを次々と失ったユーザーの精神的・経済的負担は計り知れません。日本の自作PCユーザーにとっても、新製品の導入時には初期ロットの動向や他ユーザーのレビューを慎重に確認し、万が一の事態に備えることの重要性を教えてくれる事例と言えるでしょう。メーカー側には、このような事態が二度と起きないよう、徹底した原因究明と品質管理の強化が求められます。
元記事: gamersky












