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中国人気茶ドリンク『覇王茶姫』で水銀混入か?消費者申告に当局が調査開始

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中国で急速に店舗数を拡大している人気茶飲料ブランド「覇王茶姫(バワンチャージ)」で、ドリンクから水銀のような液体金属が発見されたとの衝撃的な報告がありました。安徽省宿州市の女性客が購入した飲料に異物が見つかったと主張しており、当局が調査に乗り出しています。覇王茶姫側は製造過程での混入を否定していますが、同ブランドでは過去にも消費者からの苦情が報告されており、中国における食品安全と企業の品質管理体制に再び注目が集まっています。一体何があったのでしょうか。

中国の人気茶飲料ブランドで衝撃の「水銀」疑惑が浮上

この騒動は、4月28日に報じられたものです。安徽省宿州市に住む一人の女性が、新たにオープンした茶飲料ブランド「覇王茶姫」の店舗で購入したドリンクから、水銀のような液体金属物質を発見したと訴えました。

女性の証言によると、「最初は飲み物の中に異常な粒があると感じ、その後、カップの底に直径約2ミリの銀色の丸い粒が数個沈んでいるのを見つけました」とのこと。この粒は、光沢を放ち、液体である水銀とは異なる固体状に見えたといいます。店舗側で現場テストを行ったところ、これらの粒はテーブルの上を転がると金属光沢を示しましたが、水銀の液体的な特性とは異なっていたとされています。

女性は当初、店舗側が主張を認めなかったため、「警察に通報するように言われたので、すぐに警察に通報しました」と語っています。現在、警察への通報に加え、現地の市市場監督管理局にも苦情を申し立て、調査が進められています。

覇王茶姫側の反応と相次ぐ消費者からの苦情

今回の事件を受け、覇王茶姫の当該店舗は「製造過程で水銀が発生する可能性はありえない」と強く反論しています。「このような異物があるはずがありません。私たちもこの件を非常に重視しており、警察と市場監督管理局の調査に全面的に協力しています。全ての判断は、調査結果に基づいて行われるべきです」とコメントしました。

しかし、実は覇王茶姫が消費者関連の苦情に直面するのは今回が初めてではありません。

相次ぐ消費者からの苦情:紙ナプキンの色落ち問題

直近では、今年4月初めにも別の問題が発生しています。四川省のネットユーザーがSNSで、覇王茶姫の紙ナプキンで顔を拭いたところ着色したと訴えました。また、テーブルを拭いた際にもはっきりと色落ちの跡が見られたとのことです。これに対し、覇王茶姫のカスタマーサービスは、「通常の状況下では、製品の紙ナプキンは色落ちしません。おそらく、配送中に雨に濡れたか、湿気にさらされたことが原因と疑われます」と回答。さらに、紙ナプキンの原材料は安全基準を満たしていると強調しました。

中国の食品安全と今後の展望

今回の「水銀」疑惑は、中国で急速に拡大する新興茶飲料ブランドの品質管理体制に大きな疑問を投げかけるものです。覇王茶姫のような人気のブランドであっても、消費者の安全と信頼を確保するためには、より一層厳格な品質管理と透明性のある対応が求められます。

日本でも中国発の飲食ブランドへの関心が高まる中、このような食品安全に関するニュースは、遠い国の出来事として見過ごせません。日本の消費者や企業にとっても、サプライチェーン全体の安全性やブランドの信頼性を見極める上で重要な情報となるでしょう。今後の当局による正式な調査結果が待たれます。

元記事: gamersky

Photo by Anna Shvets on Pexels

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