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iPhone 17 Pro Max中国で1000万台突破!Meizuスマホ撤退、テンセントAI問題他

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2026年2月25日、中国テック業界から注目すべきニュースが続々と飛び込んできました。Appleの最新スマートフォン「iPhone 17 Pro Max」が中国市場で驚異的な販売記録を樹立する一方で、かつて「国産の光」と称されたMeizu(魅族)がスマートフォン事業からの撤退を発表。さらに、Tencent(騰訊)のAIチャットボットが不適切なコンテンツを出力する問題が発生するなど、業界の光と影が鮮明になりました。一方で、国民的メッセージアプリWeChat(微信)は画期的な新機能をリリースし、EVメーカーXPeng(小鵬汽車)は2026年に向けた野心的な目標を掲げています。今日の中国テックニュースを深掘りし、その背景と今後の展望を探ります。

中国スマホ市場の明暗:iPhoneの快進撃とMeizuの撤退

iPhone 17 Pro Max、中国で1000万台突破の快挙

Appleの最新スマートフォン「iPhone 17 Pro Max」が、中国市場で発売からわずか150日で販売台数1000万台を突破したことが報じられました。平均価格約10,800元(日本円で約23万円)と高価ながら、この売上はAppleの中国市場における全体的な巻き返しと密接に関連していると分析されています。昨年9月に発表された本モデルは、A19 Proチップ4800万画素のPro統合型カメラシステムを搭載。特に「スターライトカラー」が消費者の購買意欲を刺激し、買い替えサイクルの長期化や消費喚起策も相まって、「超買い替えサイクル」を牽引しているとのことです。

Meizu、スマホ事業からの全面撤退とGeelyとの新戦略

一方で、中国スマートフォンの老舗ブランド「Meizu(魅族)」は、スマートフォン事業の全面停止を発表しました。開発中だった「Meizu 23シリーズ」は実質的に開発中止となり、関連チームは大幅な人員削減に直面しています。MeizuはかつてMP3プレーヤーで名を馳せ、「国産の光」とまで呼ばれましたが、Geely(吉利汽車)による買収後もスマホ市場での存在感を維持できず、2025年の販売台数予測は100万台にも満たない状況でした。

今後は、「FlymeAuto」と呼ばれる車載システム事業に特化し、Geelyのスマートカー戦略に深く統合されます。Meizuブランド自体はGeelyの傘下で存続しますが、その主要な焦点は自動車関連技術へとシフトすることになります。この転換は、多くの古くからのMeizuファンに複雑な感情を抱かせているようです。

WeChat、画期的な対面ファイル転送機能を追加

中国の国民的メッセージアプリ「WeChat(微信)」は、「対面で写真・ファイルを送受信」する新機能をリリースしました。この機能は、データ通信量を消費せず、友達登録も不要で、近くのデバイス間で高速かつオリジナル画質で写真、動画、ファイルを転送できるというものです。使い方は簡単で、「スキャン」機能内の「マイQRコード」ページからアクセスし、相手のQRコードをスキャンするだけで利用できます。

この機能は、大人数での集まりで一時的にグループチャットを作る手間を省いたり、画質圧縮やデータ通信量消費の心配をなくしたりするだけでなく、iOSのAirDropとAndroid間のクロスプラットフォーム転送問題をも解決します。まさに、利便性を追求した革新的なアップデートと言えるでしょう。

AI利用における新たな課題とEVメーカーの未来戦略

Tencent Yuanbao AI、不適切コンテンツ出力で謝罪

Tencent(騰訊)が提供するAIチャットボット「Tencent Yuanbao(腾讯元宝)」が、不適切な性的コンテンツ(罵り言葉)を出力したとして、ユーザーの間で議論を巻き起こしました。ある市民が春節の祝い画像を生成しようとした際、AIが元の祝福の言葉を無関係な罵り言葉に置き換えてしまったとのことです。ユーザーは、不適切な指示を与えていないにもかかわらず、複数回の修正指示後に問題が発生したと証言しています。

これに対し、Tencent Yuanbaoの運営チームは「複数回の対話処理の際に異常な結果が出力された」として、ユーザーに深く謝罪。すでに問題の緊急修正とユーザー体験の最適化を進めていると発表しました。AI技術の進化とともに、倫理的かつ安全なコンテンツ生成の重要性が改めて浮き彫りになる事例となりました。

XPeng、2026年に向けたロボット・空飛ぶクルマ・Robotaxiの野心的な目標

中国の主要EVメーカー「XPeng(小鵬汽車)」のHe Xiaopeng(何小鵬)会長は、社内メッセージで2026年に向けた野心的な目標を明らかにしました。同社は2026年に量産型ロボットと空飛ぶクルマを投入し、さらにRobotaxiの試験運用を開始する計画です。

第2世代VLA(視覚言語動作モデル)は、複雑な状況下での制御と精密な意思決定を実現しており、今四半期には新バージョンのソフトウェアをリリースし、年内にも複数回のOTAアップデートを行う予定です。特に注目すべきは、フォルクスワーゲン(VW)がXPengの第2世代VLAモデルの最初の顧客となることです。He会長は2026年を「最強の製品攻勢」の年と位置づけ、第1四半期に3車種の超航続距離モデルを投入し、年内に少なくとも4車種の新型車を海外市場に展開する方針を示しました。既に「XPeng P7+」は欧州25カ国での納車が始まるなど、海外展開を加速させており、2030年までに海外販売100万台達成という壮大な目標を掲げています。

まとめ:中国テックの変革期と日本への示唆

今回のニュースは、中国テック業界が変革期にあることを鮮明に示しています。モバイル市場では、Appleが中国国内で記録的な成功を収める一方で、老舗ブランドMeizuがスマホ事業から撤退するという対照的な動きがありました。これは、競争激化と技術革新の波が、市場の淘汰を加速させている現状を浮き彫りにしています。

また、TencentのAI問題は、生成AIの急速な発展に伴う倫理的課題と安全性の確保がいかに重要であるかを再認識させました。一方、WeChatの新機能やXPengの未来志向のEV戦略は、中国企業が生活をより豊かにするサービスや革新的なモビリティソリューションへの投資を惜しまない姿勢を示しています。特にXPengがフォルクスワーゲンと提携し、海外市場へ積極的に進出する動向は、グローバルな競争における中国企業の存在感を一層高めるものとなるでしょう。

これらの動向は、日本のテック業界にとっても重要な示唆を与えます。技術革新のスピード、市場の移り変わりの速さ、そしてグローバルな視点での競争戦略の重要性を再認識し、変化に対応していくことの必要性を強く感じさせられる一日でした。

元記事: pconline

Photo by Solen Feyissa on Pexels

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