中国を代表するインターネット企業、騰訊(テンセント)が2023年11月11日、めでたく創業27周年を迎えました。1998年の設立から四半世紀を超え、たった5人の創業者から始まった小さなスタートアップは、今や中国、そして世界をリードする巨大IT企業へと発展を遂げました。この記念すべき日に、テンセントは創業時の第一号オフィスを公開し、その壮大な歴史の原点に光を当てています。
テンセント、創業27周年の節目に原点回帰
テンセントは、馬化騰(ポニー・マー)氏をはじめとする5人の共同創業者によって、1998年11月11日に設立されました。以来、中国インターネット業界の成長を牽引し、今やその地位は揺るぎないものとなっています。
この度公開されたのは、深セン市福田区華強北にある「賽格科技園二棟東B402」の一室。テンセントの最初のオフィスがあった場所です。テンセントグループの行政部門に所属し、勤続25年のベテラン社員である花菲菲(ファ・フェイフェイ)氏(社員番号000038)が、社員たちを率いてこの歴史的な場所を訪れました。
当時のオフィスはビルの4階に位置しており、現在のコミュニケーションアプリの基礎となった「QQ」の最初のバージョンが1999年2月にここで誕生しました。華強北という地域は、設立当時から物流が盛んで、携帯電話や電子部品の取引が活発な市場であり、深センの起業家精神が息づく場所でもありました。現在でも多くの若者がこの地で夢を追い、奮闘を続けています。
5人から11万人へ!驚異の成長を数字で追う
創業当初、馬化騰氏を含めわずか5人だったテンセントの従業員は、驚くべき成長を遂げています。テンセントホールディングスの2025年第2四半期決算報告によると、2025年6月30日時点で、グループ全体の従業員数はなんと111,221人にまで拡大しました。
製品ラインナップもまた、設立当時から大きく変貌を遂げています。かつての主力製品であった「QQ」の月間アクティブユーザー数は、現在5.32億人となっています。
一方で、その後発ながら国民的アプリへと成長した「WeChat(微信)」と統合された「Weixin」の月間アクティブアカウント数は14.11億人に達し、中国国内で最大のユーザー規模を誇るソーシャルプラットフォームとしての地位を確立しています。これは、テンセントが時代の変化とともに、いかに製品戦略を進化させてきたかを示す明確な証拠と言えるでしょう。
まとめ
テンセントの創業27周年は、中国インターネット産業の発展そのものを象徴する節目です。深センの一室から始まり、わずか5人の情熱が、今や11万人を超える巨大な組織となり、14億人以上の生活に影響を与えるプラットフォームを築き上げました。QQからWeChatへの進化は、市場のニーズを捉え、革新を続けるテンセントの企業文化を物語っています。
これからもテンセントがどのような新しい技術やサービスを生み出し、グローバルなインターネット業界にどのような影響を与えていくのか、日本からもその動向に注目していきたいと思います。
元記事: mydrivers
Photo by Adrien Olichon on Pexels












