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スターバックス、北米で大規模再編と人員削減 中国事業売却も検討

Starbucks store closure - スターバックス、北米で大規模再編と人員削減 中国事業売却も検討

世界中で愛されるコーヒーチェーン「スターバックス」が、グローバル戦略の大幅な見直しに乗り出しています。9月25日、同社は北米市場で大規模な店舗閉鎖と約900人もの人員削減を含む再編計画を発表しました。この動きは「リターン・トゥ・スターバックス」と銘打たれた計画の一環で、約10億ドル規模の費用が見込まれています。さらに注目すべきは、スターバックスが好調と見られていた中国事業の売却を検討しているという衝撃的なニュースです。その評価額は最大60億ドル(約9000億円)とも報じられており、コーヒー業界のみならず、ビジネス界全体に大きな波紋を広げています。

スターバックス、北米で大規模再編と人員削減へ

現地時間9月25日、スターバックス(NASDAQ:SBUX)は、会長兼CEOのブライアン・ニッコル氏が北米のパートナー(従業員)に向けて公開書簡を発表しました。この書簡の中で、同社は「リターン・トゥ・スターバックス」計画を支援するための大規模な再編計画を承認したことを明らかにしています。この計画には、一部店舗の閉鎖と約900職位の人員削減が含まれています。

「リターン・トゥ・スターバックス」計画の目的

ニッコルCEOは公開書簡の中で、「リターン・トゥ・スターバックス」計画の視点から、北米のコーヒーショップの製品ポートフォリオを徹底的に見直していると述べています。その結果、顧客が期待する環境を提供できない店舗や、財務実績の達成が見込めない店舗は閉鎖されることになりました。また、約900の職位が削減される予定です。

同日、スターバックスが米国証券取引委員会(SEC)に提出した書類によると、ほとんどの店舗閉鎖は今会計年度末までに完了する見込みです。会社は、店舗閉鎖、組織再編、その他の再編活動に関連する費用として、およそ10億ドル(約1,500億円)を計上すると見積もっています。この費用の約90%が北米事業に帰属します。さらに、再編費用の総額のうち、約1.5億ドル(約225億円)が従業員の退職給付に、約4億ドル(約600億円)が会社運営店舗の資産処分および減損に関連すると予測されています。

衝撃!中国事業売却の可能性が浮上

北米での大規模な再編と並行して、スターバックスは中国地域事業の売却も検討していることが明らかになりました。今年6月には、事情に詳しい関係者からの情報として、プライベートエクイティ大手の高瓴資本(Hillhouse Capital)が、スターバックス中国部門の経営陣による買収(MBO)のプレゼンテーションに参加したと報じられています。現時点では、取引構造はまだ確定していませんが、スターバックス中国事業の評価額は約50億ドルから60億ドル(約7,500億円から9,000億円)と見積もられています。

スターバックスの中国事業は、近年急速な成長を遂げてきた重要市場の一つとして知られていました。この売却検討は、同社のグローバル戦略における大きな方針転換を示すものとして、今後の動向が注目されます。

まとめ:グローバル戦略の転換点に立つスターバックス

今回のスターバックスによる北米事業の大規模再編と、それに伴う中国事業売却の検討は、同社が直面するグローバルな市場環境の変化と、それに対応するための抜本的な戦略転換を示唆しています。

北米市場では競争激化や消費者ニーズの変化に直面し、既存店舗の収益性を見直す必要に迫られています。一方、中国市場では依然として成長の潜在力は大きいものの、現地の競合の台頭や経済状況の変化が影響している可能性も考えられます。この戦略転換が、スターバックスのブランドと収益性にどのような影響を与えるのか、そして世界のコーヒー業界にどんな波紋を広げるのか、今後の発表から目が離せません。

元記事: gamersky

Photo by lil artsy on Pexels

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