最近、インドで前代未聞の結婚式が話題となっています。なんと、披露宴会場で「スイーツ不足」を巡ってゲストが大乱闘を繰り広げ、最終的に新婦が結婚式をキャンセルするという衝撃的な事態が発生したのです。しかし、この騒動の裏には、単なるスイーツの争奪戦では片付けられない、インド社会に根深く残るある深刻な問題が隠されていました。
甘くない結末:インドの結婚式を襲った“スイーツ暴動”
この事件は、インドの結婚式会場で突如として勃発しました。発端となったのは、招待客の間に人気のスイーツが十分に配られないという不満が広がったことです。特に「ラープクラー」と呼ばれる甘いお菓子(おそらくインドの定番スイーツ「ラッドゥー」の音訳)が原因だとされています。
人気スイーツ「ラッドゥー」が引き金に
目撃者の証言によると、スイーツの供給不足に激怒したゲストたちは、互いにプラスチック製の椅子や食器を投げつけ始め、中には肉体的な衝突に発展するゲストもいたといいます。祝宴の場は一瞬にして「投擲場」と化し、会場は阿鼻叫喚の渦に包まれました。新郎の父親であるマヘンドラ・プラサド氏は、この乱闘騒ぎによって新婦が最終的に結婚式をキャンセルしたと語っています。
乱闘騒ぎの裏に潜む深刻な真実:「持参金」問題
しかし、新婦の家族が明かしたところによると、この乱闘騒ぎはあくまで「導火線」に過ぎず、結婚式がキャンセルされた真の理由は別のところにあったといいます。それは、新郎側が新婦側に20万ルピー(日本円で約35万円相当)もの持参金(ダウリー)を要求したことでした。
新婦の父親は、彼らがこの要求を拒否した後、新郎の一家がスイーツの供給不足を口実に喧嘩を仕掛けてきたと主張しています。この暴力沙汰で数名が負傷し、新婦側は警察に被害届を提出したとのことです。一方で、新郎の父親であるマヘンドラ氏は、持参金要求の事実を否定しており、今も新婦を家に連れ戻したいと語っています。
まとめ
今回の一件は、一見すると奇妙な乱闘騒ぎとして片付けられがちですが、その背景にはインド社会に深く根ざした持参金というデリケートな問題が横たわっています。花嫁の家族が経済的負担を強いられるこの慣習は、時に結婚そのものを破談に追い込むだけでなく、悲劇的な事件につながることも少なくありません。
インドでは持参金制度は法律で禁止されているものの、依然として多くの地域で暗黙の了解として存在しています。この衝撃的なニュースは、遠く離れた日本の私たちにとっても、異なる文化や社会問題について深く考えるきっかけとなるでしょう。
元記事: gamersky
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