韓国のエンターテイメント界に大きな足跡を残した国民的俳優、イ・スンジェ氏が25日、91歳でこの世を去りました。1935年に生まれ、60年以上にわたり第一線で活躍し続けた彼は、韓国ドラマや演劇界における真のレジェンドとして尊敬を集めてきました。『思いっきりハイキック!』でのコミカルかつ温かい祖父役をはじめ、数々の作品で世代を超えて愛された「国民のおじいちゃん」の訃報は、韓国のみならず、彼を愛した世界中のファンに深い悲しみをもたらしています。
韓国エンタメ界の巨星、その輝かしい軌跡
イ・スンジェ氏は、1960年代から映画やテレビ作品に登場し、その比類なき演技力で多くの人々を魅了しました。長年にわたる舞台での確固たる経験に裏打ちされた自然で繊細な演技と、どんな役柄も深く掘り下げて表現する卓越したキャラクター造形力は、ホームドラマ、コメディ、シリアスな作品まで、あらゆるジャンルで光を放ちました。
彼はシン・グ氏と並び、韓国芸能界の「二大山脈」と称され、その存在感はまさに圧倒的でした。多くの韓国国民から「国民のおじいちゃん」と親しみを込めて呼ばれ、その温かい笑顔と時に見せる厳しい眼差しは、韓国の家庭に欠かせない存在として記憶されています。
アジアを魅了した代表作と国際的な影響
イ・スンジェ氏の代表作は数多くありますが、特に日本や中国でも知られる作品があります。1992年に制作されたドラマ『愛が何だって』は、1997年に中国中央電視台(CCTV)で放送され、高視聴率を記録。これを機に、イ・スンジェ氏の存在は中国の視聴者にも広く認知されるようになりました。
そして、2006年に放送されたホームコメディ『思いっきりハイキック!』では、一家の祖父であるイ・スンジェ役を演じ、その独特なキャラクターで無数のファンを獲得しました。日本でも「ハイキックおじいちゃん」として親しまれ、多くのKドラマファンにとって忘れられない存在となっています。
まとめ:世代を超え、心に刻まれた遺産
イ・スンジェ氏は、その60年以上にわたるキャリアを通じて、韓国エンターテイメント界の礎を築き、多くの後進に影響を与え続けました。彼の演技は、単なる役柄の表現にとどまらず、韓国社会の変遷や家族の温かさ、人生の喜びや悲しみを深く映し出していました。
彼の逝去は寂しいニュースですが、その残した輝かしい功績と、数々の作品で演じた忘れられないキャラクターたちは、これからも世代を超えて人々の心に生き続けるでしょう。心よりご冥福をお祈りいたします。
元記事: gamersky
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