世界中のファンが熱狂するNetflixの人気SFホラードラマ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。その最終章(シーズン5)に、ファンから大きな不満の声が上がっています。特に最近配信された「第2部」の出来栄えに納得できない30万人以上のファンが、Change.orgで「未公開映像」の公開を求める署名活動を開始。過去には『ジャスティス・リーグ』の「ザック・スナイダーカット」のような成功例もありますが、果たして『ストレンジャー・シングス』にも幻のバージョンは存在するのでしょうか?
世界を熱狂させた『ストレンジャー・シングス』に何が?
Netflixで世界的な人気を博しているSFホラーシリーズ『ストレンジャー・シングス 未知の世界』。その最終章であるシーズン5には、配信前から大きな期待が寄せられていました。しかし、実際に配信が始まると、ファンや批評家からの評価は予想外に低迷しています。
特に専門家の評価は全5シーズンで最低を記録し、ファンの間でもユーザー評価が56%まで急落するなど、大きな波紋を呼んでいます。論争が特に激化したのは「チャプターセブン:ザ・ブリッジ」と題されたエピソードで、IMDbでは10万件以上の評価にもかかわらず、平均5.4点(うち4万人ものユーザーが1点を付けている)というシリーズ最低の評価となっています。あるレビューには「かつてこれほど傑出していたシリーズが、今日ここまで落ちぶれるのを見るのは本当に心が痛む」と、ファンの失望が綴られています。
30万人超のファンが求める「未公開版」とは
こうした状況を受け、30万人以上の『ストレンジャー・シングス』ファンが、オンライン請願サイトChange.orgで「未公開映像:ストレンジャー・シングス シーズン5 第2部」と題された署名活動を立ち上げました。彼らはNetflixと制作会社であるダファー兄弟に対し、後期で一時的に破棄されたとされる「未編集版」の公開を要求しています。
請願の発起人は、「10年にもわたる待ち時間の末、こんな結果しか得られないなんて。お気に入りのキャラクターに関するシーンが大量に削除されたに違いない。ファンとして立ち上がり、映像資料を要求し、自ら決定を下すべきだ」と主張。ハッシュタグの拡散や動画制作を通じて、Netflixとダファー兄弟にファンの声が届くよう呼びかけています。「私たちは答えを求めている!」というメッセージは、ファンの強い不満と期待を表しています。
制作陣の反応と「幻のバージョン」の真実
しかし、残念ながら、ファンの望むような「監督カット版」は存在しない可能性が高いようです。過去に『ジャスティス・リーグ』では、ファンの請願によって「ザック・スナイダーカット」が実現した事例がありますが、『ストレンジャー・シングス』のケースは異なるようです。
劇中でクラーク先生を演じる俳優ランディ・ヘイブンス氏は、自身のソーシャルメディアで「このドラマに監督カット版など一切存在しない」と明確に否定しました。これはつまり、現在視聴者が目にしているものが、Netflixとダファー兄弟が真正かつ完全に承認した最終的な作品であることを意味します。
最終章、そしてファンとの対話の行方
幸か不幸か、物語の結末を目にするのに、私たちはもう長く待つ必要はありません。最終章は、北米では12月31日、欧州では1月1日に公開が予定されています。特に注目すべきは、今回、劇場でも同時上映される点です。これにより、ファンの反応はさらに極端な形で表面化する可能性があります。
熱心なファンだからこそ生まれる期待と、それが裏切られたと感じた時の大きな反発。今回の『ストレンジャー・シングス』のケースは、現代のコンテンツ制作において、ファンコミュニティの声がいかに大きな影響力を持つかを示しています。制作側がどのようにこの声と向き合い、作品を完成させるのか、その動向に世界中の注目が集まっています。
元記事: gamersky
Photo by Vinícius Caricatte on Pexels












