近年、未確認生物(UMA)に関する話題は世界中で尽きることがありませんが、今回ご紹介するのは、イギリスの海岸で発見された巨大な海洋生物のニュースです。地元住民が「宇宙生物のようだ」とSNSに投稿したことをきっかけに、瞬く間に拡散され、大きな注目を集めました。体長3m近くにもなるその異様な姿は、多くの人々を驚かせましたが、果たしてその正体は何だったのでしょうか?専門家が解き明かした驚きの真実と、なぜ「海の怪物」に見えたのかを詳しく見ていきましょう。
イギリス海岸に突如現れた“海の怪物”
先日、イギリス南部の西サセックス州ワーシングの海岸で、愛犬の散歩をしていたカタリーナ・デルニーさん(43歳)が、信じられない光景を目にしました。砂浜に打ち上げられていたのは、体長約3mにも及ぶ、巨大な海洋生物の死骸だったのです。その姿は、特に頭部が大きく、体全体が灰青色をしており、まるで地球外生命体のような異様さを放っていました。
驚いたカタリーナさんは、すぐにその写真を撮影し、ソーシャルメディアに投稿。すると、その写真は瞬く間にネット上で拡散され、「宇宙生物に違いない」「深海から来た未知の生物か?」「巨大なヘビではないか」など、さまざまな憶測やコメントが飛び交い、一大騒動へと発展しました。
専門家が解き明かした“怪物”の真実
ネット上での盛り上がりがヒートアップする中、この謎の生物の正体を突き止めるべく、関連する専門家が現場調査に乗り出しました。そして、ついにその「海の怪物」の正体が明らかになったのです。
専門家による調査の結果、この生物は「コンガーイール(Conger eel)」であることが判明しました。コンガーイールとは、ウナギの一種で、ヌタウナギ目(無鱗魚類)に属します。体色は灰青色から深青色をしており、腹部にはわずかに金色の光沢を帯びています。細長く強靭な体を持ち、最大で体長2.75m、体重50kg以上に達することもある、世界最大級のウナギの一種です。
彼らは通常、イギリスの西岸や深海の岩礁に生息しており、夜行性の捕食動物として知られています。昼間は岩の隙間や砂地の穴に身を隠し、夜になると小魚、甲殻類、頭足類などを捕食します。
なぜ“怪物”に見えたのか?
コンガーイール自体はイギリス海域では決して珍しい存在ではありませんが、今回の個体のように体長が3m近くまで成長したものは非常に稀です。さらに、海岸に打ち上げられた死骸が、海水によって大きく膨張していたため、その姿はより一層異様に見えました。
海洋生物に詳しくない一般の人々にとっては、見慣れない巨大な姿が、まるで未知の「海の怪物」のように映ったとしても無理はありません。これが、SNS上で「宇宙生物」説が飛び交った大きな要因と言えるでしょう。
まとめ
イギリスの海岸を騒がせた「巨大な海の怪物」の正体は、実は巨大なウナギ、コンガーイールでした。未知の生物へのロマンと科学的な解明が交錯する今回のニュースは、私たちに日常の中に潜む驚きと、自然界の奥深さを改めて教えてくれます。深海には、まだまだ私たち人間が知らない多くの生物が存在していることでしょう。こうした発見が、海洋生物やその生態系への理解を深めるきっかけとなることを期待します。
元記事: gamersky
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