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チョン・ジヒョン主演ドラマ、大連の描写が「香港風」と物議

Dalian cityscape Hong Kong street - チョン・ジヒョン主演ドラマ、大連の描写が「香港風」と物議

韓国の人気女優チョン・ジヒョン主演の最新ドラマ『暴風圏(原題)』が、放送開始早々に大きな議論を巻き起こしています。劇中に登場する中国の沿海都市「大連」の描写が、実際の街並みとは大きくかけ離れ、まるで香港の古い街区のようだとして、中国の視聴者やネットユーザーから疑問と不満の声が上がっているのです。現代的な港湾都市として知られる大連が、なぜ「東南アジア風」とも称される荒廃した街として描かれたのでしょうか。この国際的な制作におけるロケ地表現の問題について、詳しく見ていきましょう。

チョン・ジヒョン主演ドラマ『暴風圏』、中国・大連の描写に物議

中国のニュースサイトgamerskyによると、9月10日に配信が始まったチョン・ジヒョン主演の最新ドラマ『暴風圏(原題)』で、あるシーンの設定がきっかけで大きな波紋を呼んでいます。ドラマに登場する中国の都市「大連」の街並みが、実際の現代的な大連のイメージとはかけ離れた描写だったため、視聴者から疑問の声が続出しているのです。

「東南アジア風」の街並みが示すものとは

劇中の大連のシーンは、古い市場や街路が、まるで香港の荒廃した地区や「東南アジア風」とも思える雰囲気で描かれています。具体的には、繁体字で書かれた看板や古びた小型車が多数登場し、建物の質感も中国大陸の一般的な都市とは明らかに異なる様子でした。さらに、登場する商人は疲弊した表情を見せており、その描写は現代の発展した沿海都市である大連の姿とは大きく矛盾しています。

この描写に対し、中国のネットユーザーからは「国内の四級都市(※地方の比較的規模の小さな都市を指す)ですら、こんな場所はもう見つからない」といった批判的なコメントが多数寄せられています。実際の大連は、美しい海岸線と近代的な都市景観が特徴の国際都市であり、ドラマの描写とはかけ離れているため、制作側の意図に疑問の声が上がっています。

国際コンテンツにおける「場所の描写」の難しさ

今回の『暴風圏』のロケ地を巡る問題は、国際的な視野で制作されるドラマや映画において、特定の地域を描写する際の難しさやデリケートさを浮き彫りにしています。制作側が意図的に特定の時代や雰囲気を作り出すために、実際の場所とは異なるロケ地を選定することは珍しくありません。しかし、それが描かれる地域のアイデンティティやイメージと大きく乖離する場合、視聴者、特にその地域の住民からは強い反発を招く可能性があります。

中国のSNSでは、この問題が広く議論されており、エンターテインメントコンテンツが持つ文化的な影響力の大きさを改めて示す形となりました。制作側は、視聴者が抱くイメージと現実とのギャップを慎重に考慮し、描写の正確性や配慮が求められる時代になっていると言えるでしょう。

まとめ

チョン・ジヒョン主演ドラマ『暴風圏』における大連の描写問題は、単なるロケ地の選定ミスにとどまらず、国際的なコンテンツ制作における文化的描写の重要性を改めて示唆する出来事となりました。日本を含む多文化社会でコンテンツが共有される現代において、地域や文化の表現には一層の配慮と理解が求められます。

ドラマの魅力とリアリティの追求は重要ですが、それが特定の地域の誤解や偏見を生むことのないよう、制作側にはさらなる慎重なアプローチが期待されます。今後の展開や制作側のコメントにも注目が集まるでしょう。

元記事: gamersky

Photo by Aleksandar Pasaric on Pexels

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