Xiaomi(シャオミ)が、同社初のEVとなる「YU7」シリーズの最上位モデル「YU7 GT」を間もなく発表します。創業者兼CEOの雷軍(レイ・ジュン)氏が、その実車「車庫レッド」の画像を公開し、新車がすでに中国国内の店舗に到着していることを明らかにしました。圧倒的な1003馬力を誇り、最高速度300km/h、0-100km/h加速2.95秒という驚異的な性能を持つこの「レーシングカー級SUV」は、5月末の正式発表に向けて、全国82都市268店舗で順次展示が開始されます。特に目を引く「車庫レッド」のグラデーションカラーと、欧州R&Dの知見が詰まった走行性能に、早くも注目が集まっています。
シャオミ、初のEVフラッグシップSUV「YU7 GT」を店舗展開へ
中国のテクノロジー大手Xiaomi(シャオミ)が、自動車業界への本格参入を果たす初のEVシリーズ「YU7」から、その頂点に立つ高性能モデル「YU7 GT」の発売を間近に控えています。創業者兼CEOの雷軍(レイ・ジュン)氏は、自身のSNSを通じて、「YU7 GT」の「車庫レッド(Garage Red)」カラーの実車写真を公開。新車が中国国内のショールームに続々と到着していることを明らかにしました。
雷軍氏が「車庫レッド」実車を公開、まもなく全国へ
Xiaomi Autoの公式発表によると、「YU7 GT」は5月末に正式発表される予定です。すでに本日より実車の店舗への搬入が開始されており、5月中旬から下旬にかけて、中国全土の82都市にある268店舗で実車が展示される計画です。
特に注目を集めるのは、YU7 GTの「車庫レッド」という新色です。このボディカラーは、光の当たり方や見る角度によって、豊かで段階的なグラデーションを表現し、肉眼で見ると非常に鮮やかで目を引く美しさだといいます。この「車庫レッド」は、YU7 GTの主力カラーとして、その高性能なイメージをさらに際立たせることでしょう。
「レーシングカー級SUV」の圧倒的スペック
YU7 GTは、「YU7ファミリー」の中でも最上位に位置づけられ、シャオミが「レーシングカー級SUV」と銘打つ高性能モデルです。その性能を最大限に引き出すため、開発には欧州の研究開発センターが全工程で関与。さらに、ニューヨークのサーキットで数千キロメートルにも及ぶ走行テストと調整が繰り返され、より安定したシャーシと高級感あふれる走行フィールを実現したと伝えられています。
具体的なスペックは驚異的です。最高出力は1003馬力に達し、最高速度は300km/h。0-100km/h加速はわずか2.95秒という、まさにスーパーカー並みの加速性能を誇ります。それでいて、航続距離は705km(測定基準は不明ですが、中国のCLTCサイクルと推測されます)と、日常使いにも十分な実用性を兼ね備えています。
駆動システムは前後デュアルモーターで構成されており、前モーターは匯川動力製(288kW)、後モーターはシャオミ自社開発(450kW)です。車体サイズは全長5015mm、全幅2007mm、全高1597mm、ホイールベース3000mmの中大型SUVで、21インチの大径ホイールが標準装備され、複数のデザインから選択可能です。
専用デザインで差別化されたエクステリア
外観は通常のYU7モデルと似ていますが、GT版には細部にわたる大きな違いがあります。特徴的なロングノーズデザインや、より明確な「戦馬の姿勢(Warrior Horse Stance)」を表現したボディライン、そしてレーシングカーを彷彿とさせるワイドボディデザインは、力強く、よりスポーティな印象を与えます。専用カラーやGTエンブレムも、通常版との差別化を一層明確にしています。
まとめ:今後の展望と日本市場への期待
シャオミの「YU7 GT」は、その圧倒的な性能と洗練されたデザインで、世界のEV市場に新たな旋風を巻き起こす可能性を秘めています。特に、欧州の技術が投入された走行性能と、中国メーカーならではのコストパフォーマンスが両立されれば、既存の高級EVブランドにも大きな影響を与えるでしょう。
現時点では中国市場での展開が中心ですが、シャオミのスマートフォンが日本でも人気を集めていることを考えると、将来的にEV事業のグローバル展開、ひいては日本市場への参入も視野に入ってくるかもしれません。日本の消費者にとっても、高性能かつデザイン性の高いシャオミのEVがどのような影響を与えるのか、今後の動向が注目されます。
元記事: mydrivers
Photo by Jetour Georgia on Pexels












