ゲーマーの皆さん、こんにちは!本日は、ゲーム業界を賑わす注目のニュースを3本まとめてお届けします。人気歴史ストラテジーゲーム『Crusader Kings III』から、待望の東方を舞台にした新DLCが登場。日本のファンにはたまらない内容となりそうです。一方で、Ubisoftが開発中と噂された『アサシンクリード』の南北戦争プロジェクトが、政治的配慮から中止されたという衝撃的な報道も。さらに、大手ZeniMax Online Studiosの元開発者たちが、クリエイティブな自由を求めて新たな独立系スタジオを設立しました。それぞれのニュースが示すゲーム業界の現在地を深掘りしていきましょう。
CK3新DLC「Lords of the East」で東洋の覇者を目指せ!
Paradox Interactiveが贈る人気歴史ストラテジーゲーム『Crusader Kings III(CK3)』に、全く新しいDLC「Lords of the East」(中国語タイトル「天下」、直訳すると「天の下」ですが、DLCの内容から「東方の覇者たち」のような意味合いでしょう)のプレビュー映像が公開されました。このDLCは10月28日に正式リリースされる予定です。
今回の舞台は、これまでのシリーズにはなかった日本や東南アジア。プレイヤーは日本の「九五之尊(天皇)」として四方を統べるか、あるいは摂政として動乱の時代を生き抜くことができます。また、武家として覇道を歩む選択肢も。東南アジアでは、密林の中に壮麗な寺院を築き上げ、周辺諸国を朝貢させることも可能になるとのこと。
万里の長城から壮大な寺院群、富士山の麓から三江源流まで、数えきれないほどの新しい冒険と伝説がプレイヤーを待っています。日本の文化や歴史がどのようにゲームに落とし込まれるのか、CK3ファンならずとも期待が高まりますね。
Ubisoft、『Assassin’s Creed』南北戦争プロジェクトを中止か?
ゲーム業界に衝撃が走ったのは、Ubisoftが開発を進めていたとされる『Assassin’s Creed』のプロジェクトが、2024年中に中止されていたという報道です。このプロジェクトは、アメリカ南北戦争から再建時代を背景に描かれる予定でした。
情報筋によると、中止の理由の一部は、現在の米国政治情勢におけるこのテーマの議論の多さへの懸念にあったとされています。また、以前の『Assassin’s Creed Shadows』で黒人武士・弥助(Yasuke)を主人公に据えたことに対する否定的な論争の影響も受けたとのこと。
このゲームはコンセプト段階にあり、解放された黒人奴隷が西部で新たな生活を始めた後、アサシン教団にリクルートされ、故郷の南部に戻ってK.K.K(クー・クラックス・クラン)などの白人至上主義組織と戦うというストーリーが計画されていたそうです。
Ubisoftの現役および元従業員は、開発チームがこのプロジェクトに「情熱を燃やしていた」と証言していますが、経営層は「国が不安定すぎて政治的すぎる」と判断。さらに、同社が財政的な低迷期にあるため、リスクを避ける傾向が強まっていることも影響したと伝えられています。人種問題や内戦といったデリケートなテーマを扱うことの難しさが浮き彫りになった形です。
ZeniMax元開発者が独立!新スタジオ「Sackbird Studios」設立の意図
ZeniMax Online Studiosの元従業員たちが、新たなゲーム開発スタジオ「Sackbird Studios」をメリーランド州ボルチモアに正式に設立しました。この新スタジオの主要メンバーは、『The Elder Scrolls Online(TESO)』や、惜しくも中止となったプロジェクト「Project Blackbird」の開発に携わった経験豊富なベテランたちです。
Sackbird StudiosのCOOであるデイビッド・ワーリー氏(David Worley)は、スタジオ設立の目的を「AAA大手企業の制約から脱却し、承認を待ったり四半期目標を追い求めたりすることなく、賢明なリスクを冒す自由を得るため」と説明しています。現在、スタジオは10人未満の小規模な体制ですが、全員が経験豊富な開発者とのこと。
CEOのリー・リダウト氏(Lee Ridout)は、Project Blackbirdの中止とそれに伴う多くの失業者の発生を受け、今回の新スタジオ設立を決意したと補足しています。「創造的な独立性を決して商業主義に譲らず、彼らのスキルとチームをより良く保護するため」と語り、開発者の情熱とクリエイティブな自由を守ることへの強い思いが伺えます。
Sackbird Studiosは現在、コンソールおよびPC向けのオリジナルゲームを開発中であり、今後の詳細発表が待たれます。大手とは異なるアプローチで、どのような革新的な作品を生み出すのか注目です。
まとめ
今回のニュースは、ゲーム業界の多角的な側面を示しています。『Crusader Kings III』の東方DLCは、日本のプレイヤーにとって待ち望まれたコンテンツであり、その文化や歴史がどのようにゲームに落とし込まれるのか非常に楽しみです。一方、Ubisoftによる『アサシンクリード』南北戦争プロジェクトの中止は、ゲームが扱うテーマの政治的・社会的な敏感さと、その商業的なリスクを改めて浮き彫りにしました。そして、ZeniMax元開発者によるSackbird Studiosの設立は、大手スタジオの制約から離れ、純粋な創造性を追求する独立系スタジオの可能性を示唆しています。それぞれの動向が、今後のゲーム業界にどのような影響を与えるのか、引き続き注目していきましょう。
元記事: gamersky
Photo by Yan Krukau on Pexels












