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レイトン教授新作『蒸気の新世界』、中国ゲーマーが語るシリーズ愛と期待

Steampunk detective - レイトン教授新作『蒸気の新世界』、中国ゲーマーが語るシリーズ愛と期待

人気アドベンチャーゲーム「レイトン教授」シリーズの新作『レイトン教授と蒸気の新世界』が、先日開催された東京ゲームショウ(TGS)で新たな情報を公開しました。発売は2026年へと延期されたものの、同時に発表されたプロモーション映像や実機プレイ動画は、シリーズファンにとって待望の期待を抱かせるものだったようです。中国のゲームメディア「触楽」のライターが、このニュースを受け、長年のシリーズへの深い愛と、かつての中国でのプレイ体験の苦労、そして待望の新作に寄せる熱い思いを綴っています。

レイトン教授シリーズとの出会い:熱烈なファンになるまで

中国の大型連休を実家で過ごしたという筆者。連休中は最新ゲームをプレイする機会に恵まれず、昔プレイした懐かしのタイトルを動画サイトで“雲プレイ”(動画視聴)して楽しんでいました。特に時間を費やしたのは、2008年の『レイトン教授と最後の時間旅行』と2012年の『レイトン教授VS逆転裁判』。これらの作品を再び“視聴”したきっかけこそ、新作『レイトン教授と蒸気の新世界』の最新情報でした。

筆者が「レイトン教授」シリーズに出会ったのは、友人からの熱烈な勧めがきっかけだったと言います。当時は自身を「ソニー派」と称しながらも、ニンテンドーDSを購入し、「任天堂好き」の友人たちと交流していた頃。友人が「頭の体操パズルを解きながらストーリーを進めるゲーム」として紹介してくれたのが、初代『レイトン教授と不思議な町』と『レイトン教授と悪魔の箱』でした。

そのレトロなアートスタイル、豆のような目でシルクハットを被った主人公レイトン教授の魅力に一瞬で引き込まれた筆者。当時はまだ日本語が不慣れでしたが、有志による中国語版(非公式ローカライズ)のおかげで、すぐに夢中になりました。その後、『最後の時間旅行』『魔神の笛』『奇跡の仮面』『超文明Aの遺産』、そして『レイトン教授VS逆転裁判』に至るまで、シリーズ作品は全てプレイ。特に初期の「三部作」には深い思い入れがあり、とりわけ『レイトン教授と最後の時間旅行』の感動的なストーリーと美しいエンディングCGは、今も心に強く残っているそうです。

新作の声優交代:ルークは今田美桜さんに

新作『レイトン教授と蒸気の新世界』では、レイトン教授の助手ルーク・トライトン役の声優が、堀北真希さんから今田美桜さんに交代することが発表されています。レイトン教授役の大泉洋さんは続投するとのことです。

中国ゲーマーが直面した「レイトン」の苦難と未来への期待

しかし、当時の中国で「レイトン教授」シリーズをじっくりとプレイするのは容易ではありませんでした。NDSの中国語対応タイトル自体が少なく、非公式の中国語版には技術的な制約がつきまといました。特に、ゲームプレイ中のセリフやパズルは翻訳されていても、重要なムービーシーンに字幕がなく、日本語が理解できないプレイヤーはストーリーを画面から推測するしかありませんでした。

さらに深刻だったのは、謎解きの問題です。ゲームには日本語の仮名や語彙、文化的な知識、さらには語呂合わせを必要とするパズルが多く、たとえ問題文が翻訳されていても、正解を導き出すことや、入力する日本語を書くことができないという状況でした。そのため、当時の中国の「レイトン」プレイヤーにとって、インターネットで“攻略法を調べる”ことは、ほとんど必須の過程だったと言います。幸い、パズルとメインストーリーは直接関係ないものが多く、ネタバレを気にせず攻略を見ることができたのは救いでした。

シリーズ開発元のレベルファイブが、長らく公式の中国語版をリリースしてこなかったことに対して、筆者は「がんこだった」と表現しつつも、もし公式対応があれば、シリーズはもっと大きな成功を収めていたはずだと惜しんでいます。それでも「レイトン教授」シリーズは2023年時点で全世界累計販売本数1800万本を突破するほどの人気を誇っており、その人気の高さは疑いようがありません。

スピンオフ作品『レイトン教授VS逆転裁判』の魅力

本編シリーズ以外では、スピンオフ作品である『レイトン教授VS逆転裁判』も高く評価されています。二つの異なるIPとメーカーのコラボレーションでありながら、カプコンの巧舟氏が脚本を手がけたことで、両シリーズの特色が見事に融合し、自然な演出で異質なキャラクターたちが共存する世界を作り上げています。主人公・成歩堂龍一が英国に渡って事件を解決するという設定は、『大逆転裁判』の原型だと見る向きもあるほどです。

まとめ:待ち望む新作と公式中国語対応の夜明け

過去作を“雲プレイ”しながら、筆者は何度も「ここに伏線があったのか!」「ここはまさかのイースターエッグ!」「なぜここを覚えていないんだろう?」と驚き、新鮮な気持ちでゲームを楽しんだと言います。こうした体験が、新作『レイトン教授と蒸気の新世界』への期待をさらに募らせています。

発売が2026年に延期されたとはいえ、レベルファイブは今回、これまでの慣習を破り、公式中国語版(簡体字・繁体字両方)をサポートするという、中国のゲーマーにとって素晴らしい決断を下しました。筆者は、この新作が中国のファンを失望させることはないだろうと確信し、多くのゲーマーと共に発売日を待ち望んでいます。日本の読者の皆様も、この新たな冒険の旅立ちを、中国のファンと同じく心待ちにされてはいかがでしょうか。

元記事: chuapp

Photo by cottonbro studio on Pexels

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