先日、人気eスポーツタイトル『リーグ・オブ・レジェンド(LoL)』の最高峰イベント、2025年世界大会の準々決勝組み合わせが発表されました。しかし、この発表が思わぬ騒動を巻き起こしています。特に、世界的な人気を誇る韓国の強豪チームT1の試合が最終日に組まれたことに対し、Riot Gamesの公式メディアのコメント欄が瞬く間に「炎上」状態に陥ったのです。ファンからは「これはFaker選手への優遇か?」「それともトラフィック(視聴者数)を最大化するための策略か?」といった疑念の声が噴出しており、運営の公平性に対する厳しい目が向けられています。この異例の炎上騒動は、eスポーツ界における人気チームと運営のあり方について、新たな議論を呼んでいます。
LoL世界大会2025、激戦必至の準々決勝組み合わせ発表!
先日発表された2025年『リーグ・オブ・レジェンド』世界大会の準々決勝組み合わせと日程は以下の通りです。
- 10月28日 15:00 HLE vs GEN
- 10月29日 15:00 KT vs CFO
- 10月30日 15:00 G2 vs TES
- 10月31日 15:00 AL vs T1
各試合は現地の15:00(日本時間同日16:00)に開始される予定です。トッププロチーム同士の激戦が期待される中、特に注目を集めたのは、やはりT1の試合が準々決勝の最終日、10月31日に配置された点でした。
なぜT1だけが「最終日」に?Riot公式メディアに非難殺到
組み合わせ発表直後、Riot Gamesの公式アカウント(主に中国のSNSであるWeiboなど)のコメント欄は、文字通り「爆破」され、多くのユーザーからの批判コメントが殺到しました。中国のSNSでは「#T1を死守?Riot公式メディアが大炎上」というハッシュタグがトレンド入りするほど、この問題は大きな話題となっています。
ファンが最も疑問視しているのは、「なぜまたT1を最後に持ってきたのか?」という点です。コメント欄では、「これはT1に最大限の休息を与えるためなのか?」「それとも、Faker選手の絶大な人気と影響力を最大限に利用して、大会終盤の視聴者数を狂ったように稼ぐためなのか?」といった声が相次ぎました。
T1と「LoLの神」と称されるミッドレーナーFaker選手の人気は計り知れず、彼らが関わる試合は常に膨大な視聴者数を記録します。そのため、運営側が意図的にT1の試合を最終日に配置し、より多くの注目を集めようとしているのではないかという憶測が飛び交っているのです。
伝説的チームへの皮肉と不信感「5冠王ジョーダンもルール違反で…」
中国のネットユーザーからは、今回のスケジューリングに対し、皮肉を込めたコメントも寄せられています。「仕方がない、彼らは5回も世界チャンピオンになったチームだからな。5冠王(バスケットボールの神、マイケル・)ジョーダンですら、ルール違反をして人を突き飛ばしても許されたりするんだ。」
このコメントは、T1がこれまでにLoL世界大会で積み上げてきた5度の優勝という輝かしい実績を認めつつも、その圧倒的な地位ゆえに、運営側から「特別な扱い」を受けているのではないかというファンの不信感を如実に表しています。単なるスケジュール調整ではなく、運営の公平性そのものに対する疑問が、今回の炎上騒動の根底にあると言えるでしょう。
まとめ:eスポーツ界の課題と今後の注目点
今回のT1の試合日程を巡る炎上騒動は、eスポーツの巨大化と商業化が進む中で、運営の透明性と公平性がどれほど重要であるかを改めて浮き彫りにしました。T1とFaker選手の持つ計り知れない影響力は、大会の視聴者数を押し上げる大きな要因である一方で、その「優遇」とも取れる扱いがファンの不信感を招く原因にもなり得ます。
今後、Riot Gamesがこの騒動に対しどのような説明を行い、ファンからの信頼をどのように回復していくのかが注目されます。eスポーツが真に成熟した競技として発展していくためには、こうした課題に真摯に向き合い、すべてのチームと選手が公平な環境で競い合えるよう、一層の努力が求められるでしょう。日本からも、この一連の動きが今後のeスポーツ運営に与える影響について、注視していく必要があります。
元記事: gamersky
Photo by Yan Krukau on Pexels












