2025年もいよいよ終わりを迎えようとする中、多くのゲーマーが待ち望んでいたXbox向け新作タイトル『Marvel’s Blade』がついに沈黙を破り、その最新情報が公開されました。開発を手がけるArkane Lyonのクリエイティブディレクター、Dinga Bakaba氏が年末の短いメッセージで開発の進捗を報告。残念ながらファンが切望する実機プレイ映像はまだありませんでしたが、長らく音沙汰がなく不安を抱えていたファンの皆様にとっては、ひとまず安心できる朗報となったことでしょう。
2023年のThe Game Awardsでの初お披露目以来、現代のパリを舞台にストーリーとキャラクターに焦点を当てたR指定アクションゲームとして注目を集めていた本作。これまで情報がほとんど公開されず、その動向が気になっていた方も多いはずです。今回は、Bakaba氏が明かした開発の核心に迫る詳細と、今後の展望についてお届けします。
沈黙を破った『Marvel’s Blade』:開発の核心に迫る
クリエイティブディレクターのDinga Bakaba氏によると、2025年の開発チームは、ゲームの核となる戦闘システムと移動システムの反復作業に没頭していたとのことです。ブレイドがパリの屋上を飛び回り、入り組んだ路地を駆け抜けながらヴァンパイアを掃討する、その高速かつダイナミックなアクション体験の構築に注力していると言います。
Arkane流「没入型シミュレーション」とマーベルIPの融合
Arkane Lyonは、「Dishonored」シリーズなどで知られる「没入型シミュレーション(Immersive Sim)」というゲームデザイン哲学を得意としています。Bakaba氏は、今回の『Marvel’s Blade』では、Marvel Gamesと緊密に連携し、「原作への敬意」とArkane独自の「没入型シミュレーション」のデザイン哲学との完璧なバランスを見つけることに取り組んでいると説明しています。プレイヤーの選択肢の自由度をさらに高める実験も行っているとのことですが、これは伝統的な「Dishonored」のような没入型シミュレーションとは異なり、ブレイド特有の戦闘リズムを持ったゲームになると強調しています。
プロジェクト遅延の噂を一蹴?
実機映像の不在や具体的な発売日の発表がないことから、ベセスダやマイクロソフト内部での再編がプロジェクトの遅延に影響しているのではないかという憶測が飛び交っていました。Bakaba氏の今回の進捗報告は、そうした憶測を払拭し、開発が順調に進んでいることをファンに伝える意図もあったと見られます。
今後の展望と日本からの期待
Arkane Lyonは、これまでも「発売直前に大規模なプロモーションを行う」という戦略を貫いてきました。そのため、『Marvel’s Blade』も、実際のプレイ画面や詳細な情報が公開されるのは、もう少し先になりそうです。現状、本作はPCとXbox Series X|S向けにリリースされることが確定しており、真の実機プレイ映像は2026年の主要なゲームイベントまで待つ必要があるかもしれません。
Arkaneが得意とする「没入型シミュレーション」と、「暴力的なヴァンパイアハンター」というブレイドのキャラクター性がどのように融合するのか、その組み合わせには世界中のゲーマーから大きな注目と好奇の目が向けられています。情報公開が遅いことにやきもきしながらも、Arkane Lyonが「マーベル」という巨大IPをどのように解釈し、彼らならではのゲーム体験へと昇華させるのか、引き続き期待が高まります。
まとめ
長らく待たされた『Marvel’s Blade』の進捗報告は、ファンの不安を和らげるとともに、その期待を一層高めるものとなりました。Arkane Lyon独自の開発スタイルとマーベルIPの融合が、どのような傑作を生み出すのか。パリを舞台にしたヴァンパイアハントという魅力的なコンセプトが、2026年の大型イベントでの実機映像公開によって、どのような形で披露されるのか。日本のゲーマーも、その動向から目が離せないでしょう。
元記事: gamersky
Photo by Mikhail Nilov on Pexels












