AppleがOLED(有機EL)ディスプレイ技術を、より幅広い製品ラインナップに拡大する計画が浮上し、日本のAppleファンからも大きな注目を集めています。Bloombergの著名ジャーナリスト、マーク・ガーマン氏が最新コラム「Power On」で明らかにした情報によると、特に「iPad Air」と「MacBook Air」といったエントリーレベルの主力製品へのOLED導入が進められているとのこと。これにより、これらのデバイスのディスプレイ性能が飛躍的に向上する可能性があり、その動向に期待が高まっています。MacBook AirのOLED版は2028年、iPad AirのOLED版は2026年春以降の登場が見込まれており、今後のApple製品の進化から目が離せません。
エントリーモデルにもOLEDの波!Appleのディスプレイ戦略
マーク・ガーマン氏の報告によると、AppleはOLEDディスプレイ技術をより多くの製品ラインに浸透させるべく、開発を加速させています。これまで上位モデルや特定の製品に限られていたOLEDが、いよいよ「iPad Air」と「MacBook Air」といった、より多くのユーザーが手に取るエントリーレベル製品にも搭載される見込みです。
OLEDは、個々のピクセルが自ら発光するため、究極の黒表現、鮮やかな色彩、高いコントラスト比を実現します。この技術がこれらの製品に導入されれば、コンテンツ視聴やクリエイティブ作業の体験が大きく向上することでしょう。Appleはこれまで、2015年に初代Apple WatchでOLEDを採用し、2017年にはiPhone Xで初めてiPhoneにOLEDディスプレイを搭載するなど、段階的にOLEDの導入を進めてきました。
MacBook Air、OLED版は2028年か。2026年春にはM5チップ搭載モデルが登場
OLED版MacBook Airの市場投入は、2028年にずれ込む可能性があるとガーマン氏は指摘しています。それまでの間、MacBook Airは現在のLCD(液晶)ディスプレイを引き続き採用する見込みです。
一方で、その前に注目すべき発表があります。2026年春には、次世代の「M5チップ」を搭載した新しいMacBook Airが登場すると予測されています。このモデルは、現行のデザインを踏襲する形で刷新されるとみられており、Appleの通常の製品サイクルと一致します。つまり、OLED版を待つか、M5チップ搭載の新型を早期に手に入れるか、ユーザーは選択を迫られることになりそうです。
iPad AirもOLED化の可能性!差別化戦略の一環
MacBook Airと同様に、「iPad Air」もOLEDディスプレイへの移行が検討されています。2026年春に発表される次世代iPad Airは、現行のデザインを維持するとされていますが、Apple内部ではその後のモデルでOLEDディスプレイを搭載する可能性について評価が進められています。
このOLED化は、iPad Airと、より手頃な価格帯のベースモデルiPadとの差別化を強化する狙いがあるとみられています。これにより、消費者は自身のニーズに合った製品をより明確に選択できるようになるでしょう。
OLED化の道のり:Apple製品ラインナップの進化
Appleは、既に多くの主要製品でOLEDディスプレイの優位性を実証してきました。ガーマン氏の以前の情報によると、2025年には「iPad mini」と「MacBook Pro」の製品ラインもOLEDディスプレイにアップグレードされる計画があるとのことです。もしこの計画が順調に進めば、最終的にはベースモデルのiPadを除き、Appleの主要なモバイル製品ラインナップはすべてOLEDディスプレイ技術へと移行することになります。
ただし、ガーマン氏は、Apple社内のプロジェクト計画は頻繁に調整されるため、実際の製品発表時期は現在の予測よりも遅れる可能性があると強調しています。テクノロジー業界では、製品開発に長い期間を要するため、このような不確実性は珍しいことではありません。日本のユーザーにとっても、より高画質で魅力的なApple製品が手に入る日が来ることを期待しつつ、今後の正式発表を待ちたいところです。
元記事: pcd
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