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RTX 5090、起動直後に炎上!中国で保証問題も浮上

burning GPU - RTX 5090、起動直後に炎上!中国で保証問題も浮上

NVIDIAの次世代フラッグシップGPUと目される「RTX 5090」が、中国のユーザーのPCで起動と同時に発火するという衝撃的な事故が発生しました。大容量電源への交換後、初の電源投入をカメラで記録していたところ、グラフィックカードからまさかの火花と炎が噴き出したのです。深刻な短絡によるものと見られていますが、さらにユーザーを悩ませるのが、中国本土ではRTX 5090が販売禁止製品であるため、公式ルートでの修理が絶望的という厳しい現実です。この稀に見るアクシデントと、それに伴う波紋を詳しく見ていきましょう。

衝撃!RTX 5090が起動と同時に炎上

数々のハイスペックなグラフィックカードの故障事例は報告されていますが、PCの電源投入と同時に炎が噴き出すという事態は極めて稀です。この恐ろしい瞬間は、中国の動画共有サイトBilibiliのユーザー「晚睡等于早死」氏が投稿した動画に記録されていました。彼の「RTX 5090」搭載PCは、起動した瞬間にグラフィックカードから勢いよく明火を噴き出したのです。

このユーザーは、当時1300Wの大容量電源ユニットに交換したばかりで、初めての起動の様子を「いつもの習慣」でカメラに収めていたとのこと。その映像には、電源がオンになった途端、グラフィックカードの複数箇所から同時に火花が散り、炎が立ち上る様子がはっきりと映っていました。ユーザーは驚きながらも素早く電源を切断しましたが、このNVIDIAのトップエンドGPUは、深刻な短絡によって残念ながら完全にお釈迦になってしまったようです。

発火原因とその他のパーツへの影響

この異例の多点発火現象について、ハードウェア情報サイト「unikoshardware」は、VRAM(ビデオメモリ)の電源モジュールで短絡が発生した可能性が極めて高いと分析しています。グラフィックカードのVRAMは高速なデータ処理を要求されるため、安定した電力供給が不可欠であり、そのモジュールに問題が生じれば、このような深刻な事態に発展する可能性は十分にあります。

しかし、不幸中の幸いとでも言うべきでしょうか。発火したグラフィックカードとその周辺に残された焦げ跡を除けば、このユーザーのPCのその他の主要なパーツは無事だったと報告されています。システムはその後も正常に動作しているとのことで、被害が最小限に食い止められたのは不幸中の幸いと言えるでしょう。

中国におけるRTX 5090の保証問題

この事故で最も頭を抱える問題が、購入後のサポート、特に保証修理の難しさです。なぜなら、NVIDIAのRTX 5090は、現在のところ中国本土では販売が禁止されている製品だからです。公式にはRTX 5090DやV2といった特定のバージョンのみが、公式保証の対象とされています。

これは、米国政府による高性能AIチップの対中輸出規制の影響を受けているためと考えられます。したがって、今回のRTX 5090がもし正規ルートではなく、並行輸入などで入手されたものだとすると、ユーザーはメーカーの公式サポートを受けることができず、修理費用を全額自己負担しなければならない、あるいは修理自体が不可能という、非常に厳しい状況に直面する可能性があります。

まとめ

今回のRTX 5090発火事故は、ハイエンドPCパーツを取り扱う上での潜在的なリスクを改めて浮き彫りにしました。特に、電源ユニットの交換や初回起動時には、予期せぬトラブルに備えて慎重な作業が求められます。

また、中国市場におけるNVIDIAのGPU製品の流通事情は複雑であり、高性能モデルの購入には保証やサポートに関する大きなリスクが伴うことを示唆しています。国際的な規制の動きがテクノロジー製品の市場に与える影響は大きく、日本国内のユーザーも、並行輸入品などを検討する際には、こうした海外の事情にも目を向ける必要があるでしょう。

元記事: mydrivers

Photo by Andrey Matveev on Pexels

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