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「王者栄耀」10周年!寝ながら遊べる新感覚「脳力Moba」が登場

Neural interface gaming Gaming in bed - 「王者栄耀」10周年!寝ながら遊べる新感覚「脳力Moba」が登場

中国の国民的モバイルMobaゲーム「王者栄耀(Honor of Kings)」が、10周年という節目の年に、まったく新しい試みとして新作《王者万象棋》を発表しました。Moba特有の激しい操作やプレッシャーから解放され、「寝ながら遊べる」頭脳戦をコンセプトにしたこの戦略ゲームは、オフライン試遊会で大きな注目を集めています。IPの新たな可能性を追求する試みとして、日本のゲーマーにとっても見逃せない展開と言えるでしょう。

「王者栄耀」10周年、Mobaから広がる新たな世界へ

2025年、中国・成都で開催される「王者栄耀」10周年記念イベントは、単なる祝典に留まらない、IPの新たな可能性を示す場となりました。かつて“モバイルMoba新世代”として登場し、今や数億人規模のDAU(デイリーアクティブユーザー)を誇る国民的IPへと成長した「王者栄耀」。その記念すべき年に、Mobaの枠を超えたサプライズとして披露されたのが、新作《王者万象棋》です。

特に目を引いたのは、先行体験のために設置された「潮流棋牌館」という名のオフライン試遊会でした。未来的な内装と快適な座席が用意された会場では、プレイヤーがお茶を飲みながら、リラックスした雰囲気でゲームを楽しむ姿が見られました。ルールはすぐに習得でき、中には「一戦終えたら、もう一回やりたくなる」「友達とチームを組んで、あのヒーローをレベル999にしてみたい!」と、その奥深さにすっかり夢中になるプレイヤーも続出したようです。

操作不要で「脳力Moba」!戦略と爽快感の融合

「熱くならない」Moba体験への進化

《王者万象棋》は、従来のオートチェス(中国では「自走棋」と呼ばれます)のフレームワークに囚われることなく、ゲームシステムを根本から再構築しています。開発チームが目指したのは、操作スキルに依存せず、長時間プレイしても「熱くならない(高ストレスにならない)」ような、新たな「脳力Moba」。つまり、Mobaのような戦略性と英雄の多様性を持ちながらも、思考力だけで勝敗が決まる、まったく新しいタイプの英雄戦略対戦ゲームです。

制作人のDonny氏が語る開発の意図は明快です。「王者」IPと共に成長してきたプレイヤー層が、年齢やライフスタイルの変化に伴い、Mobaのような高強度な競技性だけでは満足できなくなる可能性を考慮し、より気軽で長く楽しめる戦略ゲームを提供すること。それは、従来のMoba体験を補完し、IPの多様なニーズに応えるための重要な一歩と言えるでしょう。

おなじみヒーローが「棋手」として登場

ゲームの世界観も一新されました。「王者栄耀」のヒーローたちは、現代的な「万象之都」を舞台に「棋手(チェスプレイヤー)」として活躍します。登場する棋手たちは、元のヒーローの特徴を残しつつも、現代的なファッションや設定で再構築されており、例えば「李白」をモチーフにした「白歌」は自由なライターに、「王昭君」をモチーフにした「昭君」はロボットを連れた極地研究者として登場。既存プレイヤーには親しみやすく、かつ新鮮な驚きを提供します。

各棋手は独自の能力を持ち、対局の展開に大きな影響を与えます。例えば、ビジネスエリート風の「武鳳」(武則天)はオークションで有利に立ち回ったり、クールな「香香」(孫尚香)は序盤から自ら戦闘に参加したりすることも可能。中国風の「長安舞榭」や可愛らしい「小鹿楽園」など、個性豊かな棋盤(ステージ)もプレイヤーの選択肢を広げます。

奥深くも敷居の低いプレイシステム

ゲームプレイはシンプルで、主な操作はカードをプレイして駒を配置するだけ。ほとんどの時間を片手で操作できるため、「寝ながら遊べる」というコンセプトが実現されています。勝利の鍵は、英雄の連携効果を最大限に引き出し、素早くレベルアップさせること。すべての英雄がレベルアップと共に強力になり、最終的には独自の戦闘メカニズムを解放するため、誰でも主役になれる可能性があります。

「呂布」を育てて全画面攻撃を放ったり、「嬴政」で魔法連鎖を起こしてクールタイムなしの大技を繰り出したりと、「王者栄耀」では夢物語だったような高光プレイが、ここでは簡単に実現できます。また、AIアシストや運要素を補完するスキルカードなど、初心者でも安心して楽しめる工夫が満載。ランク戦以外にもマッチングやエンターテイメントモードが用意されており、競技のプレッシャーを感じることなく、気軽に「王者」の世界観と戦略の奥深さを堪能できるでしょう。

日本のゲーム市場への示唆と今後の展望

中国の巨大な国民的IPがMobaというメインジャンルから派生し、カジュアルな戦略ゲームへと挑戦する今回の事例は、日本のゲーム市場にとっても多くの示唆を与えます。多忙な現代社会において、高スキルや長時間プレイを要求しない「寝ながら遊べる」というコンセプトは、新たなゲーマー層を開拓する可能性を秘めています。IPの多角的な展開は、既存ファンを繋ぎ止めつつ、新しい層を取り込む有効な戦略となり得るでしょう。

「王者万象棋」が今後、中国国内でどのような成功を収め、そして日本を含む国際市場へと展開されるのか、その動向に注目が集まります。日本のIPホルダーやゲーム開発者にとっても、自社IPをどのように進化させ、多様なユーザー体験を提供していくか考える上で、貴重なモデルケースとなるのではないでしょうか。

元記事: chuapp

Photo by Karola G on Pexels

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