ホーム / テクノロジー / AI・アルゴリズム / 中国AI「智譜」GLM-5.5が「史詩級plus」進化!米国トップモデルに迫る

中国AI「智譜」GLM-5.5が「史詩級plus」進化!米国トップモデルに迫る

Chinese AI brain Futuristic China AI - 中国AI「智譜」GLM-5.5が「史詩級plus」進化!米国トップモデルに迫る

中国のAI企業「智譜(Zhipu AI)」が開発する大規模言語モデル「GLM」シリーズの最新版「GLM-5.5」が、驚異的な進化を遂げたと報じられました。特に、創設者がその性能を「史詩級plus(エピック・プラス)」と表現し、既存のモデルを大きく上回る進歩があったことを示唆。これは、米国が先行するAI技術に対し、中国企業が一丸となってその差を縮め、あるいは追い越そうとする強い意志の表れと言えるでしょう。かつてGLM-5.2が限られたパラメータ数でOpus級の性能を達成した実績を鑑みても、GLM-5.5への期待は高まるばかりです。

中国AI大躍進:智譜「GLM-5.5」が米国トップモデルに挑戦

中国ではこのところ、自国開発の大規模AIモデルが目覚ましい進歩を遂げており、その性能はついに米国発のフラッグシップ級AIモデルに比肩するレベルにまで達しています。中でも、注目を集めているのがAIスタートアップの智譜(Zhipu AI)が手掛ける「GLM」シリーズです。

「史詩級plus」の進化とは?

今回の目玉は、最新版となる「GLM-5.5」の進化です。先日、智譜の創設者である唐傑氏が、インターネット上でのユーザーの質問に対し、このモデルが「史詩級plus(エピック・プラス)」の向上を遂げたと明言しました。これは、他社の著名な中国製モデルであるアリババの「千問(Qianwen)」やMoonshot AIの「Kimi」が「史詩級(エピック級)」の進化を遂げたと評される中で、それらをさらに凌駕するほどの大きな飛躍があったことを示唆しています。

具体的な数値はまだ公表されていませんが、この発言からGLM-5.5の性能への強い自信が窺えます。

限られたリソースでトップ性能を実現:GLMシリーズの強み

智譜AIのGLMシリーズが特に注目されるのは、その効率性の高さにあります。

既存モデル「GLM-5.2」の実績

過去には「Kimi K3」が登場する以前、GLM-5.2が中国国産大規模モデルとして初めて、AIのプログラミング能力においてAnthropic社のClaude 3 Opusに匹敵する「Opus級」の性能を達成しました。驚くべきは、その際のパラメータ数が約7400億程度で、Kimi K3の約4分の1という限られた規模であったことです。この事実から、智譜AIがいかに効率的かつ高性能なモデル開発を進めているかがわかります。

こうした実績があるからこそ、今回発表された「史詩級plus」のGLM-5.5への期待は、業界内外でますます高まっています。

まとめ:加速するAI開発競争と日本への示唆

中国のAI企業が次々と画期的な大規模モデルを発表し、米国がリードしてきたAI分野における国際競争は、ますます激化の一途を辿っています。智譜AIのGLM-5.5の「史詩級plus」という表現は、単なる性能向上以上の、中国全体のAI技術の底上げと、世界市場におけるプレゼンス確立への強い意欲を示しています。

日本企業にとっても、こうした中国発の急速な技術革新は無視できない動向です。AI活用の遅れが指摘される日本にとって、この競争の波にどう乗り、あるいは独自の強みを発揮していくかが、今後の経済成長における重要な鍵となるでしょう。

元記事: pconline

Photo by Google DeepMind on Pexels

タグ付け処理あり:

メーリングリストに登録

毎週のニュースレターで最新情報をキャッチアップ。今すぐ登録して、大切な情報を逃さずチェック!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です