ファーウェイの2025年売上予測が8800億元(約18兆円)を超える見込みで、過去2番目の高水準に達するとの速報が入りました。一方で、Appleの次期モデル「iPhone 18 Pro」のフロントカメラが大幅に強化されるとの噂も浮上。さらに、中国の宇樹科技(Unitree Technology)が画期的な四足歩行ロボット「Unitree As2」を発表し、同じく中国のAIユニコーン企業「月之暗面(Moonshot AI)」が驚異的なスピードで成長を続けています。その他、Honorの新型折りたたみスマートフォン登場や、シャープが北米・欧州のテレビ事業を中国企業に譲渡するという戦略的な動きも明らかになりました。2月24日に報じられたこれらの最新ニュースは、グローバルなテクノロジー業界の今と未来を占う上で非常に重要です。本記事では、これらのホットな話題を日本の読者向けに分かりやすく深掘りします。
巨大IT企業の動向と進化するモバイル技術
ファーウェイ、2025年売上予測が過去2番目の高水準へ
中国の通信機器大手ファーウェイは、2025年の年間売上収益が8800億元(約18兆円)を突破するとの見通しを発表しました。これは、過去最高を記録した2020年の売上高に次ぐ、同社史上2番目の高水準となります。ファーウェイの輪番会長である胡厚崑氏が広東省の会議で明らかにしたもので、同社は全体として堅調な事業運営を維持し、中核的な競争力を継続的に強化し、高品質な発展路線を堅持していくと述べています。
過去6年間の売上推移を見ると、2019年から2024年にかけてそれぞれ8588億元、8914億元、6368億元、6423億元、7042億元、8621億元と推移しており、2025年の予測値は、かつての困難な時期を乗り越え、力強いV字回復を示唆しています。
iPhone 18 Proのフロントカメラが大幅強化か
Appleの次期スマートフォン「iPhone 18 Pro」シリーズにおいて、フロントカメラが大幅にアップグレードされる可能性が浮上しました。情報源「Apple Club」によると、このモデルには2400万画素のフロントカメラが搭載され、FaceTimeのビデオ通話や暗所での自撮り性能が飛躍的に向上すると期待されています。もしこの情報が事実であれば、フロントカメラが「Pro」レベルの待遇を受けるのは初の試みとなり、ユーザーの自撮りやビデオ通話体験を大きく向上させるでしょう。
ただし、一部のユーザーからは、iPhone 17 Proのフロントカメラのハードウェアはすでに2400万画素に達しているものの、CMOS部品の制限により現在は1800万画素しか出力できていないとの指摘もあります。そのため、iPhone 18 Proのアップグレードがハードウェアの刷新によるものなのか、それともソフトウェアによるロック解除なのかは、今後の検証が待たれます。
Honorの最新折りたたみスマホ「Magic V6」新色が登場
Honorは、折りたたみスマートフォン「Magic V6」の新しいカラーバリエーション「霞黛紅(Xiadaihong)」を正式に発表しました。Honor端末事業部総裁の方飛氏によると、このモデルの背面素材には超繊維ナノスケールコーティングの環境保護レザーが採用されており、フレンチシックな質感と、きめ細やかで柔らかな手触りを実現しています。また、防水、耐汚、耐摩耗というトリプル効果も兼ね備えているとのことです。
リーク情報によれば、Honor Magic V6の7560mAhバッテリーと北斗衛星メッセージ機能は、16GB+1TBモデルだけでなく、12+256GBモデルでも選択可能になる予定です。特に、北斗衛星メッセージ版には7150mAhの青海湖ドットマトリックスバッテリーが搭載される一方、通常版は80W急速充電対応の6850mAh青海湖ドットマトリックスバッテリーを搭載するとされています。
AIとロボティクス、中国テックの躍進
宇樹科技が新型四足歩行ロボット「As2」を発表
中国の宇樹科技(Unitree Technology)は、Go2の約2倍の動力性能を持つ新型四足歩行ロボット「Unitree As2」を発表しました。同社は「小型のサイ、業界性能」と称し、専門分野向けに柔軟なインテリジェントソリューションを提供すると説明しています。Unitree As2の関節モジュールは最大90N·mのトルクピークを誇り、大容量バッテリーとの組み合わせにより、空荷状態で4時間以上の航続時間、積載65kgの運搬能力を実現。15kg積載時でも13km以上の走行距離を達成し、その強力な動力性能と航続性能を実証しています。
さらに、As2は最高速度5m/sに達し、IP54の防塵防水設計を採用。悪天候や湿気の多い環境での適応性をさらに高めています。特筆すべきは、Unitree As2が仿生躯体大モデルを搭載し、ISS 3.0スマートパートナーシステムにアップグレードされた点で、7軸ロボットアームなどのオプションも選択可能です。宇樹科技はAs2向けに二次開発エコシステムも開放しており、幅広い産業応用を可能にしています。
中国AIユニコーン「Kimi」が驚異的成長、収益目標を前倒し達成
中国のAI企業「月之暗面(Moonshot AI)」が提供する大規模言語モデル「Kimi」は、12億ドル以上の連続資金調達を経て、国内最速で評価額100億ドルを超える「デカコーン企業」へと成長を遂げました。創業からわずか2年余りで、評価額は30倍以上にも跳ね上がり、中国のAI企業として驚異的なスピードで躍進しています。
関係者によると、Kimiが発表した大規模モデル「K2.5」のリリースから1ヶ月足らずで、直近20日間の累計収益は2025年通年の総収益目標をすでに上回っています。さらに特筆すべきは、海外からの収益が国内を上回っている点です。Kimi K2.5はOpenRouterでのAPI呼び出し量で継続的にリードを保ち、春節期間中にリリースされた「Kimi Claw」はワンクリックデプロイ機能を実装し、ユーザー数の増加をさらに加速させています。
まとめ
今回の最新テックニュースからは、グローバルなテクノロジー業界の激しい競争と、目覚ましい進化のトレンドが浮かび上がってきます。ファーウェイの力強い業績回復は、米国からの制裁下でも技術革新を継続する中国テック企業の底力を示しており、日本企業を含むグローバルなサプライチェーンや競争環境にも影響を与えるでしょう。iPhoneのカメラ機能の進化は、スマートフォン市場の技術競争が今後も激化することを示唆し、高機能部品を提供する日本のメーカーにとっても重要な動向です。
また、宇樹科技の四足歩行ロボット「Unitree As2」や、AIユニコーン「Kimi」の急成長は、中国がAIとロボティクス分野で世界の先端を走り続けていることを明確に示しています。これらの技術が産業や社会に与える影響は計り知れず、日本企業は協力と競争の両面でその動向を注視する必要があるでしょう。シャープが北米・欧州のテレビ事業を中国企業に譲渡する決定は、グローバル市場における競争の厳しさと、日本企業が生き残るための戦略的再編の必要性を浮き彫りにしています。多様な技術革新と市場戦略が交錯する中で、今後のテクノロジー業界の動向から目が離せません。
元記事: pconline
Photo by Pavel Danilyuk on Pexels












