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中国ライブコマース界激震!辛巴、元幹部に「刑務所に送るぞ」と恫喝

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中国の巨大ライブコマース市場で絶大な影響力を持つ人気インフルエンサー、辛巴(シンバ)氏が、ライブ配信中に元幹部の郁涛涛(ユィ・タオタオ)氏を公然と脅迫し、「私を刑務所に送るな」とまで言い放つ前代未聞の騒動が発生しました。この衝撃的な発言は、中国のネット上で大きな話題となり、両者の泥沼の対立が露呈しています。元幹部の退職時の「裏切り行為」や、その後の会社への批判が背景にあるとされ、辛巴氏は全面戦争を宣言。中国のインフルエンサービジネスの裏側と、熾烈な競争を浮き彫りにするこの騒動の深層に迫ります。

「刑務所に送る」発言の背景にある泥沼の対立

今回の騒動の発端は、辛巴氏が自身の妻である初瑞雪(チョ・ルイシュエ)氏と共にライブ配信を行った際のことです。辛巴氏は配信中に、かつて自身の会社「辛選(シンシュエン)」で幹部を務めていた郁涛涛氏に対して、厳しい言葉で警告を発しました。

ライブ配信中に飛び出した衝撃的な警告

ライブ配信の映像には、辛巴氏が非常に強い口調で郁涛涛氏を非難し、「これ以上挑発を続けるなら、強硬な手段を取る」と警告する様子が映し出されていました。そして、極めつけは「私を刑務所に送るな」という恫喝とも取れる発言です。これは、郁涛涛氏とそのビジネスチームが、辛選に対するネガティブな発言や中傷を繰り返していることへの明確な報復措置を示唆するものでした。

元幹部郁涛涛が去る際の「裏切り行為」

辛巴氏のライブ配信での暴露によれば、郁涛涛氏が辛選を離れる際、年間数百億元(日本円で数千億円規模)の売上を誇る部門を放置し、会社に多大な損害を与えたとされています。さらに、退職後も協力企業の前で辛選を悪く言い、「辛選はもうダメだ、終わった」などと中傷を繰り返していたとのこと。これらの行為が、辛巴氏の怒りを爆発させた最大の要因と考えられます。

辛巴が仕掛ける全面戦争と“賞金”による情報募集

辛巴氏は、郁涛涛氏とそのチームが今後も辛選を中傷し続けるのであれば、全面戦争を仕掛け、共倒れになる覚悟だとまで言い放ちました。これは単なる口論に留まらず、法的な措置も視野に入れた徹底抗戦を示唆しています。

さらに驚くべきことに、辛巴氏は自身のビジネスエコシステム内の全業者に対し、郁涛涛氏の「罪」に関する証拠を公開募集しました。「証拠を出せば、年間100万元(約2,000万円)を支払う」とまで表明しており、この一件に対する辛巴氏の並々ならぬ執念が伺えます。

公開情報によると、郁涛涛氏はかつて辛選グループの商品センター主管を務め、サプライチェーン、選品、品質管理といった核心的な業務を担当していました。彼が統括していた事業の年間売上は200億元(約4,000億円)を超えていたとされており、その責任と影響力の大きさがうかがえます。

今年1月には、辛選グループが郁涛涛氏の退職と協力関係の終了を正式に発表。退職後、郁涛涛氏は辛選を離れ、辛巴氏と対立関係にあった別の人気ライバー「蛋蛋(ダンダン)」氏と提携し、蛋蛋氏が持つ700万人のフォロワーアカウントを引き継いで活動を開始していました。

まとめ

今回の辛巴氏と元幹部郁涛涛氏の対立は、中国ライブコマース業界の過熱ぶりと、そこで活躍するトップインフルエンサーたちのビジネスの裏側を垣間見せるものです。巨額の富とフォロワー数を背景に、インフルエンサー同士、あるいは企業内での権力闘争がここまで激化するとは、日本の感覚では想像しにくいかもしれません。

ライブ配信を通じた公然たる警告、巨額の懸賞金をかけた情報募集、そして全面戦争宣言。これらは、中国特有のビジネス環境と、ソーシャルメディアの影響力が融合した結果と言えるでしょう。この騒動が、今後の中国ライブコマース業界、ひいてはインフルエンサービジネス全体にどのような影響を与えるのか、そして両者の対立がどのような結末を迎えるのか、引き続き注目が集まります。

元記事: gamersky

Photo by RDNE Stock project on Pexels

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