ウクライナのゲーム開発スタジオFrogwaresは、本日、彼らが手掛けるクトゥルフ神話テーマの新作『The Sinking City 2』の発売日を2026年夏に延期すると発表しました。本作はPC、PlayStation 5、Xbox Series X|Sでのリリースを予定しています。同時に公開された新しいゲームプレイ予告映像では、開発チームが本作の方向性について詳細を語っており、前作とは一線を画す「徹底的なサバイバルホラー」へとジャンルを刷新したことが明らかになりました。
前作からの大転換! サバイバルホラーへと進化
ゲームディレクターのAlexander Gresko氏は、前作の核であった調査システムはもはや本作のメインループではなく、「追加レイヤー」として存在すると説明しています。代わりに、戦闘、サバイバル、そして探索がゲームプレイの重点となります。
資源枯渇と恐怖の戦闘
プレイヤーは、1920年代の銃器や近接武器を駆使し、「Slither」と呼ばれる異形の生物たちと戦うことになります。サバイバルホラーとしての本作は、資源の枯渇感や限られたバックパックの管理を極めて重視。常に物資不足に悩まされながら、恐怖に満ちた状況を生き抜かなければなりません。
絶望に満ちたアークハムの物語
物語の舞台は1920年代のアークハム。この街は超常的な洪水によってほとんどの住民が追放され、邪教、儀式、そして名状しがたい存在の温床と化しています。プレイヤーはオカルティストのCalvin Rafferty(カルヴィン・ラファティ)として、歩行やボートを使い、水没したアークハムの遺跡を巡ることになります。
ガールフレンドを救う旅
Calvinは、失敗した入夢儀式によってガールフレンドのFayeを神秘的な昏睡状態に陥らせてしまいます。プレイヤーの全ての行動は、彼女を救うための絶望的な旅を中心に展開されます。Frogwaresのトレードマークである「道徳的なグレーゾーン」は本作でも健在で、プレイヤーの選択一つ一つが複雑な結果を招くこととなるでしょう。
Kickstarterの成功と開発の困難
本作は以前、Kickstarterキャンペーンで55万ユーロ(約9200万円)を超える資金調達に成功。調査システムの拡張、新モンスター「ショゴス」、前作から続く秘密エリアといった全てのストレッチゴールを達成しています。
しかし、世界情勢の影響を受け、開発スタジオは困難な状況に直面。これが当初の2025年末リリース予定から、今回の2026年夏への延期へと繋がりました。開発チームは、困難な状況下でもプレイヤーに最高の体験を届けるため、尽力しているとのことです。
まとめ
『The Sinking City 2』は、クトゥルフ神話の世界観を深く掘り下げつつ、これまでの調査・推理アドベンチャーからサバイバルホラーへと大胆なジャンル転換を遂げます。絶望的な状況下での資源管理、不気味なクリーチャーとの戦闘、そして道徳的な選択が、プレイヤーをかつてない恐怖と興奮の世界へと誘うでしょう。開発延期は残念ですが、Frogwaresがこの困難を乗り越え、さらに洗練された作品を届けてくれることを期待して待ちましょう。日本でも根強い人気を誇るクトゥルフ神話ファンにとって、本作が新たな金字塔となることを願っています。
元記事: gamersky
Photo by Gustavo Martínez on Pexels












